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  1. 春日市議会 2019-08-21
    令和元年市民厚生委員会 本文 2019-08-21


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時02分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(内野明浩君) 委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に船久保信昭委員を指名いたします。  それでは、初めに、市民部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、議員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。渡辺市民部長。 2: ◯市民部長(渡辺厚子君) 市民部でございます。おはようございます。  本日の市民厚生委員会は、調査事件1件、報告事項1件、その他1件となっております。  では、調査事件、収納率の向上についてを大坪納税課長が説明いたします。 3: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 4: ◯納税課長(大坪寛治君) それでは、調査事件、収納率の向上についてでございます。  資料はA4の8ページの分でございます。よろしいでしょうか。  それでは御説明いたします。1ページをお願いいたします。  7月の閉会中委員会でも速報値として報告させていただいた収納率でございます。現年度分につきましては、税目にもよりますが、29年度よりポイントとしては増加傾向でございます。微減の税目につきましても、高どまりで推移しております。  2ページをお願いします。  市税、国民健康保険税滞納繰越額の推移でございます。現年度優先で徴収しておりますので、次年度への繰越額は、市税、国民健康保険税ともに減少傾向となっております。この収納率及び滞納繰越額の減を推進しております取り組みについて御説明いたします。  まず、現年度優先滞納処分の強化に関する取り組みについて御説明いたします。初動体制の強化ということで、現年度の初期段階の滞納を早期に解消させ、滞納繰越分を増大させないために、文書による一斉催告時期を9月初旬ごろにし、訪問、催告結果を早期財産調査、早期処分に反映させております。また、職員の配置におきましては階層性を取り入れ、滞納2カ年度程度の滞納者を担当する初動班に7名を、滞納複数年度の滞納者を担当する滞留班に2名を、高額・困難案件を担当する機動班2名の職員をそれぞれ配置し、初動体制の強化を図っております。  3ページをお願いいたします。  差押件数推移及び差押内訳でございます。平成30年度は、産休・育休等により、職員が3名減となったため、1,067件と減とはなりましたが、1,000件の大台は達成いたしております。  次に、内訳ですが、差し押さえ後すぐに税に充当できます預金、給与等の債権の件数は970件となっております。また、差し押さえ後に換価する必要がある捜索時に差し押さえした動産や自動車並びに不動産につきましては97件となっております。
     4ページをお願いいたします。  先ほど御説明いたしました換価する必要があるものにつきましては、表のとおり、期日入札6回、期間入札1回及びインターネット公売8回の計15回の公売にて換価し、約340万円ほどを税に充当しております。  5ページをお願いいたします。  県との連携による収納額推移でございます。福岡県筑紫県税事務所の筑紫地区特別対策班の4名の職員を6月から翌年2月まで春日市職員として併任し、事案の直接徴収を依頼したり、共同の事案として捜索や公売会での支援を受けております。  次に、執行停止額推移でございます。財産調査を行っても財産が判明しない場合、地方税法に基づき滞納処分の執行を停止するものでございます。こちらも減少傾向となっております。  次に、市民の利便性向上等の納税しやすくするための環境整備の取り組みについて御説明いたします。  6ページをお願いいたします。  納付方法には、口座振替、金融機関での納付、コンビニでの納付、地域口座への直接振り込みがございます。利率としましては、平成30年度におきましては、それぞれ43.08%、25.11%、31.25%、0.56%となっておりますが、特にコンビニでの納付につきましては、24時間365日の納付が可能ですので、平成30年度で言いますと、コンビニで納付された方の61.52%は時間外での納付となっております。  7ページをお願いいたします。  国民健康保険税口座振替受付について、専用端末にキャッシュカードを通して暗証番号を入力することで、口座振替登録が簡易にできるペイジー口座振替受付サービスでございます。市役所窓口での口座振替登録をされた方の約7割の方がペイジーでの口座振替受付をされております。なお、平成31年4月より、市県民税、固定資産税軽自動車税の市税につきましても、ペイジー口座振替受付サービスを開始しております。  次に、FP事業でございます。ファイナンシャルプランナーによる面談を通して、滞納原因の除去、軽減を図り、納付計画の見直し等を行った結果、滞納者の経済的自立や生活再建を視野に入れた滞納整理が進み、該当する相談者の減少へとつながっております。  8ページをお願いいたします。  納税環境の整備として研究を行っているものの一例でございます。クレジットカード収納は、パソコン、スマートフォンなどからインターネットを介して納税通知書に印字された確認番号を入力することで、税目及び税額等を確認でき、さらにクレジットカード番号及び暗証番号を入力することで、インターネット上で24時間納付手続が可能となるものでございます。  モバイルレジは、納付書に印刷されたバーコードを携帯電話等のカメラで読み取り、インターネットバンキングを利用して納付できるサービスのことでございます。  ペイジー収納サービスは、公共料金、税金などを金融機関の窓口のほか、ATMやインターネットバンキングを利用して支払いができるサービスのことでございます。  社会の動向としましては、キャッシュレス化を進めていこうとの現状がございます。そのため、本市におきましても、先進自治体や業者などへ問い合わせ等を行いながら研究しておるところでございます。御存じのとおり、IT等の技術革新が目覚ましいため、今後も市民の利便性向上、費用対効果及び優先順位をしっかりと精査して、事業化できるか見きわめながら研究してまいりたいと考えております。  収納率の向上についての説明は以上でございます。 5: ◯委員長(内野明浩君) どうも説明ありがとうございました。  それでは、今の説明について意見のある方はいらっしゃいますか。もう少しここを聞きたいとか、何かございますか。  北田委員。 6: ◯委員(北田 織君) 収納率向上のためにいろんな施策をして、御尽力をしていただいて、本当に、僕が感謝を申し上げるってのはおかしいかもしれないけど、本当にお疲れさまですと申し上げたいんですけど、これからの納税環境の整備ということで、今クレジットカード収納モバイルレジと、それからペイジー収納サービス、こういうことを今後取り組んでいきたいということですけど、これらにかかる手数料ですね、大体どれくらいかかるものなんですか。例えばクレジットカードを使ったときも、当然普通の民間の商店であるとか医療機関とか、そういったところも当然、私たちがクレジットカードを使った折には、そちらのほうが数%の手数料を払っておられると思うんですけれども、これはどれぐらいかかるものでしょうか。 7: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 8: ◯納税課長(大坪寛治君) クレジットカード収納につきましては、昨年の実施計画でも導入しようという形で上げたんですけど、導入経費がかなり高額というところで、必要性は認められたんですが、導入時期はちょっと見定めようというようなことになりまして、その際研究しましたときに、手数料につきましては1%ですかね。で、その他、モバイルレジペイジー収納サービスについては、ただいま研究中でございますので、ちょっとデータを持ち合わせていませんで、済みません。 9: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 10: ◯委員(北田 織君) そしたら、これらの環境整備については、今、手数料のことをお尋ねしましたけど、それとは全く別個に、導入費用というのがある程度の高額なものがかかるという認識でよろしんですかね。これ、大体どれぐらいというのがわかりましたら。 11: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 12: ◯納税課長(大坪寛治君) クレジットカード収納でいいますと、システム改修がございますので、導入に約800万ほどというちょっと高額になりまして、やはり費用対効果の面とか、導入してからどれだけの方が御利用していただけるのかというのも、ちょっと、まだ始まったばっかりな部分もございますので、そこら辺は見きわめていきたいというところで、本市の方針がなされております。 13: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 14: ◯委員(北田 織君) ほかのモバイルレジとかペイジー収納サービス、こういったものも導入経費もかかるわけですね。 15: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 16: ◯納税課長(大坪寛治君) モバイルレジにつきましてもですね、今、ヤフーとかのアプリを使ってできるんですけど、そのためには、基幹系の部分のシステム改修とかも必要になってまいりますので、何かしらのものをしようとしましたら、システムの経費はどうしてもかかってしまうというところはございます。 17: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 18: ◯委員(北田 織君) 大体これぐらいの導入費用がかかるというものはお持ちですかね。 19: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 20: ◯納税課長(大坪寛治君) 申しわけございません。今ちょっと研究中でございまして、申しわけございません。 21: ◯委員(北田 織君) わかりました。 22: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。 23: ◯委員(北田 織君) ぜひね、収納率を高めるためにこういったものをしっかりと。 24: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。 25: ◯副委員長(船久保信昭君) 今、北田委員からのお話の流れなんですけども、クレジットカード収納、この部分に先ほど言われていた電子決済系ですね、今はやりのPayPayとかLINE Payとか、そういうのを導入するというような方向性はあるんですか。 26: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 27: ◯納税課長(大坪寛治君) 導入する部分につきましては、あくまでも研究の一つの事例としては考えておりますので、選択肢としてはあると思います。ただ、それを今明確に導入するかどうかというところで言われますと、まだ未知数なところがございます。申しわけございません。 28: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。 29: ◯副委員長(船久保信昭君) 素人考えですけれども、仮にですね、クレジットの収納の体系を整える導入費、さらにその後追いで、そういう電子決済の別の枠のものの導入費をこう持ってくると、多分、費用的には膨らんでくんじゃないかなと。だから、やるんだったらもう同じタイミングでやったほうが導入費は安くなるのかなというような考えがございまして、そうなったときに、今こちらに上げられているクレジット収納だけで実際動いておられるのか、それとも先ほど申し上げた何とかペイとかいう、そういうのを同時に研究をされてるのかというところをちょっとお聞きしたいんですけれども。 30: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 31: ◯納税課長(大坪寛治君) 先ほど北田委員からも御質問がございましたように、クレジットカード収納につきましては、導入に向けた手続はとっていったんですけど、今のところまだ時期を見定めているということで、今後こういったほかのものについて研究していった中で、じゃあパッケージとしてやればどうだろうかとかいうのは一つのまた検討課題ではあろうかと思っておりますので、そこのところでは、またこんなことも考えていきたいというふうに思います。 32: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。原委員。 33: ◯委員(原 克巳君) この滞納される方っていうのは毎年一定数おられると思うんですが、滞納される方っていうのは大体固定された方々というふうに捉えていいんですか。それとも毎年違うような方というか。 34: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 35: ◯納税課長(大坪寛治君) 滞納される、まあ、もちろん長期にわたって滞納される方もいらっしゃれば、病気になって収入がなくなってとか、倒産してとか、退職されてとかいう形になりますので、固定されている方というのは長期になっていらっしゃる方ですけど、新規の方っていうのはもちろん、そういう原因があって滞納されていくというようなのは、もちろんございます。 36: ◯委員(原 克巳君) まあ、滞納されて支払いをされるという方はいいんでしょうが、長期の滞納の方に対するですね、徴収という面と、それから、そういった長期の方というのは生活困窮者の方とかが多いのかもしれませんけど、横からの何か助言とか、生活面の指導というのはされているんですか。 37: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 38: ◯納税課長(大坪寛治君) 生活面というよりは、ファイナンシャルプランナー事業等そういったもので見直しをしていただくとか、あとは、その方が本当に資力がないのかどうかというのは財産調査をいたします。私どもは基本的にはそういう高額な方、もしくは長い方とかいう部分で言いますと、最終的には究極の財産調査ですけど、捜索に行きます。御家庭もしくは事業所等ですね。そこで、本当に財産がないのかどうか、あれば換価できる動産があれば差し押さえもしていきますし、それを公売してそれを税に充当します。そのかわり、それ以上の財産がないということであれば、滞納処分の執行停止という形で処理をしていきます。 39: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。じゃあ、済みません、私いいですか。 40: ◯副委員長(船久保信昭君) ここで、委員長を交代します。内野委員。 41: ◯委員(内野明浩君) 先ほどの納税環境の整備ですけれども、実際、日本国内でどれぐらいの、既に導入しているような自治体というのは何かつかんでいらっしゃいますか。 42: ◯副委員長(船久保信昭君) 大坪納税課長。 43: ◯納税課長(大坪寛治君) クレジットカードなどで言いますと、全国の市区町村で196団体ほどでございます。 44: ◯副委員長(船久保信昭君) 内野委員。 45: ◯委員(内野明浩君) そのほかのモバイルレジとか、ペイジー収納サービスについてはどうでしょうか。 46: ◯副委員長(船久保信昭君) 大坪納税課長。 47: ◯納税課長(大坪寛治君) スマホアプリ等を使った納付は市区町村でいいますと183団体でございます。あとは、マルチペイメントネットワークというものでやってますのが、これはペイジーになりますが、67団体というところになります。 48: ◯副委員長(船久保信昭君) 内野委員。 49: ◯委員(内野明浩君) 福岡県内で導入しているところは何かあるんですか、そういうのは。 50: ◯副委員長(船久保信昭君) 大坪納税課長。 51: ◯納税課長(大坪寛治君) 福岡市と北九州市は導入されております。 52: ◯委員(内野明浩君) わかりました。結構です。 53: ◯副委員長(船久保信昭君) 委員長を交代いたします。 54: ◯委員長(内野明浩君) ほかにございませんでしょうか。原委員。 55: ◯委員(原 克巳君) ちょっともう一回確認でお伺いしたいんですが、初動体制の整備とかで担当制とかをしいていらっしゃって、徴収に力を入れていくということなんですが、県の職員を併任してという話は、この県の職員を入れる理由というのをもう一度ちょっと教えていただけますか。 56: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 57: ◯納税課長(大坪寛治君) まず、併任をすることによりまして、事案を直接県の方にお渡しする事案もございます。県のほうが今度はその期間徴収していただくというような形。それと、捜索ですけど、その際も県職員の方とチームを組んで捜索に当たる。あと、先ほど言いましたように、公売会等にも支援をいただいているというところでございます。  併任が可能なのは、市県民税、県民税が含まれてますので、それで併任という形をとっています。 58: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。いいですか。米丸委員。 59: ◯委員(米丸貴浩君) 今、ちょっといろんな分野で質疑が出たかと思うんですけれども、収納率向上については収納率向上特別対策会議というのが、たしか庁内で設けられているかと思っております。その中では、滞納整理強化対策の三つの柱が上げられておって、違ったかな、たしかそうだったと思います。  一つは、納期内納付、自主納付の促進、これが先ほどいろんな、FPもそうでしょうね、そういう取り組みをやってあるし、コンビニ収納の導入もこの一つだろうと思っています。それから、滞納処分の強化というのは、これは冒頭で課長から説明があったとおりだと思うし、あとは時効管理の強化、不良債権処理の強化がこれに当てはまるのかなと。この三つが今回の滞納整理強化の三つの柱。これで収納率を上げていこうというのが、会議の中心的な役割なのかなと思っておりました。  これまでの質疑を聞いているとですね、まず一つは、地方税の徴収の流れ、これを先ほどは口頭であったので、できたらフロー図というんですかね、そういうのがあると、原委員の質問も、あ、今ここの部分を説明されてこういう方で、そして県がこういうところで関連してというのが、もうちょっと理解ができるのかなと思って聞いていたんですけれども。  もう一つは、資料をいただくかどうかは別として、口頭でお話をされると、すっと流れてしまうけれども、冒頭で私ちょっと言いましたけれども、納税課の皆さんが先ほどの財産調査に至るまで、差し押さえ──本当は差し押さえなんかしたくはないですよね。でも、残念ながらやらざるを得ない場合も出てくる。そういうところのですね、流れをですね、もう一度、ホワイトボードもありますし、できたら図解で説明していただくと、委員の皆さんの理解も深まるんじゃないかと思っていますが、いかがでしょうか。 60: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 61: ◯納税課長(大坪寛治君) ことし当選なさった議員の方には、新人研修の際に、発送から消滅までのフロー図はお渡しして、お話をさせてはいただいておるんですけど。そちらではないんですけど、別のものでですね。こういった流れでございますというところでは、説明させていただいております。 62: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 63: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。じゃあ、それはもうそれで理解されたものとして、質疑を続けていいですかね、委員長。 64: ◯委員長(内野明浩君) はい。 65: ◯委員(米丸貴浩君) いろんな取り組みをずっとされてきておるわけですけれども、この中で非常に有効だなと思っていたのはFP、ファイナンシャルプランナーの取り組み。これは先ほどのいただいた資料の中でも、何ページでしたかね、7ページかな、これが一つ。  それから、もう一つは委員会でも過去に執行部のほうに視察に行って提言をしたかと思うんですけれども、コンビニ収納。この二つだろうと思っておるんですね。当然あれでしょ、収納率の向上には、血のにじむような納税課の皆さんのたゆまぬ努力があってというのが前提ですからね、課長。  その中で、まずFPの取り組みというのは、これずっとやってこられて、今回30年度が、残念ながら今のところは新規の相談分が3,000万。残念ながらと言っていいのかな、本当はないほうがいいのかもしれませんけどもね、これ落ちた理由というのは、職員さんの産休によって、どこかな、そういう説明がちょっとあったような気がしましたが、差し押さえ件数の推移のところでそう言われましたかね。この影響がこれにもやはり、ここにも出ているというふうな理解でよろしいんでしょうか。 66: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 67: ◯納税課長(大坪寛治君) それは原因としてではなくてですね、そういった問題を抱えてらっしゃる方がいい方向に向かってますので、この対象者、該当する方々が減っていってるというところにつながってるというところでございます。 68: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 69: ◯委員(米丸貴浩君) そうであれば、ほかの資料にもありますけれども、例えば5ページに執行停止額が30年度は確かにこれはどんと落ちていますよね、これも今答弁があったような背景から、いい傾向に進んでいるというふうな理解で、これもよろしいんでしょうか。 70: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 71: ◯納税課長(大坪寛治君) 厳格に財産調査をして執行停止を行っていっている結果がですね、やはりこういう形になりますし、やはり、現年優先でやっていますので、次年度での滞納繰り越しを減少させるというのが私どもの任務でございますので、それを突き詰めてやっていってるというところでございます。 72: ◯委員(米丸貴浩君) 続けていいですか。 73: ◯委員長(内野明浩君) どうぞ。 74: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。非常にうれしい答弁だなと思って聞いておるんですけど、もう一つ確認をさせてください。2ページの滞納繰越額の推移のところで初動体制の強化のお話があったかと思います。滞納額、滞納されてまだ間もない方に対する初動班等々言われましたけど、もう一回教えていただけませんか。何班かありましたね。 75: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 76: ◯納税課長(大坪寛治君) 滞納約2カ年度程度の滞納者を担当する初動班が7名ですね。滞納複数年度の滞納者を担当する滞留班が2名でございます。あとは、高額・困難案件を担当する機動班が2名というところで、11名の職員でやっております。 77: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。 78: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。米丸委員、ありますか。 79: ◯委員(米丸貴浩君) あ、先にどうぞ。
    80: ◯委員長(内野明浩君) ないですね。じゃあ、米丸委員どうぞ。 81: ◯委員(米丸貴浩君) もう一つ、コンビニ収納、これについてお聞きしたいんですが、6ページですね。コンビニ収納もですね、これ非常にありがたいお話で、冒頭で北田委員からも費用対効果の話がちょっと出ましたんですが、これ1件当たりの手数料はやはり従前と変わらぬ57円だったっけ、59円だったっけ、これは変わっていないんでしょうか。 82: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 83: ◯納税課長(大坪寛治君) 当委員会でもこの手数料につきましてはかなりお話をいただいていましたので、今年度から57円という形で交渉を終わらせております。 84: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 85: ◯委員(米丸貴浩君) 交渉……、決まったんですかね。 86: ◯納税課長(大坪寛治君) 決まっております。5月分からは57円です。 87: ◯委員(米丸貴浩君) 前が59円ですかね。 88: ◯納税課長(大坪寛治君) 59円です。 89: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 90: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。これ、せっかくいい制度で、先ほどもコンビニ利用者の方の62%近くの方が時間外の納付ということで、これは非常に市民の方の利便性の向上だけではなくて、収納率の向上にこれは大変寄与しているものだと私も理解しておりますので。手数料も減ったということは非常に喜ばしいなと思っております。感謝申し上げます、ありがとうございます。引き続きどうかよろしくお願いいたします。  私からは以上です。 91: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92: ◯委員長(内野明浩君) ないようですので、それでは、続きまして報告事項に移ります。  説明員の説明を求めます。柚木人権男女共同参画課長。 93: ◯人権男女共同参画課長(柚木智子君) 春日市男女共同参画に関する市民の意識調査についてということで、A4の資料を1枚お手元にお配りしております。そちらをごらんください。  この調査は、第3次春日市男女共同参画プランの見直しを令和2年度に行うに当たりまして、市民の男女共同参画に関する意識と実態を把握し、今後の施策検討の基礎資料として活用をするものでございます。  調査の概要ですが、対象者は18歳以上の市民2,000人とし、住民基本台帳から性別、年齢により無作為抽出とし、調査方法は郵送法で行います。調査期間は8月30日ごろ発送した後、回収期限の9月20日までの3週間としております。調査内容は記載のとおり7項目16問です。調査の実施に当たり、事前に市報かすが8月15日号、ウエブサイト、総合情報メール、男女共同参画センター「じょなさん」フェイスブックにより、市民に周知を図ってまいります。調査の結果の分析につきましては、特定非営利活動法人福岡ジェンダー研究所に委託をし、令和2年3月に報告書作成の予定でございます。  市民意識調査につきましては以上でございますが、男女共同参画の取り組みの御案内をあわせてさせていただきます。  既に議員の皆様には御案内が届いているかと思いますが、9月1日に大谷小学校体育館におきまして、ネットワークフェスタ2019を開催をいたします。「被災疑似体験をしてみませんか」をテーマにさまざまな体験がございますので、お忙しいとは思いますが、お誘い合わせの上、ぜひお越しいただきたいと思います。  説明は以上でございます。 94: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございます。今の説明に対して質問はございませんでしょうか。原委員。 95: ◯委員(原 克巳君) ちょっと1点確認ですけど、この第3次のプランというのは、正式の策定というのは、発出はいつになりますか。 96: ◯委員長(内野明浩君) 柚木課長。 97: ◯人権男女共同参画課長(柚木智子君) 令和2年度に策定見直しを行いますので、令和3年度からになります。 98: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 99: ◯委員(原 克巳君) 令和3年度の4月ということでいいんですか。 100: ◯委員長(内野明浩君) 柚木課長。 101: ◯人権男女共同参画課長(柚木智子君) そうですね、時期的には、現プランが……。 102: ◯委員(原 克巳君) 済みません、自分で調べればよかったですよね。 103: ◯委員長(内野明浩君) 柚木課長。 104: ◯人権男女共同参画課長(柚木智子君) 令和3年度の4月からということで、計画策定を予定しております。 105: ◯委員(原 克巳君) わかりました。 106: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。それでは、続きまして、その他に移ります。  説明員の説明をお願いします。渡辺市民部長。 108: ◯市民部長(渡辺厚子君) では、その他で9月定例議会等の予定の議案について説明させていただきます。各関係所管の課長から説明をいたします。 109: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 110: ◯納税課長(大坪寛治君) 専決処分、訴えの提起についてでございます。差し押さえ債権、取り立て請求の訴えの提起でございます。詳細につきましては、9月議会にて御説明させていただきます。  以上でございます。 111: ◯委員長(内野明浩君) それでは、五島市民課長。 112: ◯市民課長(五島弘和君) 続いて、春日市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が、令和元年11月5日に施行されること等に伴い、住民票に旧氏、旧姓ですね、の併記が可能となります。そこで、本市では印鑑証明書についても旧氏の併記ができるよう春日市印鑑条例の一部を改正するもので、9月定例議会において本議案を上程する予定でございます。  以上でございます。 113: ◯委員長(内野明浩君) 今の説明について質問ありませんか。あ、最後に。  柚木課長。 114: ◯人権男女共同参画課長(柚木智子君) 続きまして、春日市一般補正予算についてでございます。人権男女共同参画課において増額補正予算が1件、平成30年度生活困窮者自立支援事業等国庫負担金等の返還金がございます。詳しくは9月議会で説明をいたします。 115: ◯委員長(内野明浩君) 柚木人権男女共同参画課長。 116: ◯人権男女共同参画課長(柚木智子君) 続きまして、人権擁護委員の候補者の推薦についてでございます。人権擁護委員の任期満了に伴い、候補者の推薦が1件ございます。詳しくは9月議会で説明をいたします。 117: ◯委員長(内野明浩君) 以上、説明が終わりました。市民部全般を通して、何か皆さん御質問があれば承ります。御審議お願いします。  米丸委員。 118: ◯委員(米丸貴浩君) 市民課長にお願いというか、窓口業務で、いろんな申請書、証明書を取りに来られるじゃないですか。最初にタッチパネルではなくて申請用紙を書いてくださいと。で、書いたらタッチパネルを押すんですかね。たしかそういうふうな手順じゃなかったかなと思うんだけど、これでいいかなと思ってタッチパネルを押したら全然違うところを押して、御本人はこれでいいと思われて窓口に行ったら「これじゃありません」と言われたというケースを複数の方から私、聞いてるんですね。たしか、あそこに係の方が一人いらっしゃるんだけど、つきっきりというわけにはいかないので、多分その方がいらっしゃらないとき、ほかの方に行かれたときに、これでいいのかなと思ってされたんじゃないかなと思ってるんですけどね。そのあたりは私が聞いている以外で、そのようなお叱り事とか困ったよという声はありませんか。 119: ◯委員長(内野明浩君) 五島市民課長。 120: ◯市民課長(五島弘和君) 待ち時間の関係はですね、ちょっと苦情をいただいている部分はあるんですけれども、例えばそういった申請書に係るトラブルというのは、現状ではお聞きしておりません。  一応、証明書発行窓口と、あと基本的に異動とか印鑑登録関係の窓口にはフロアマネージャーお二人を配置していますんで、基本的にそちらの二人の方にですね、申請書、来庁される方の御要望をお聞きして申請書を御記入いただいてるんですけど、確かに米丸委員が言われるようにですね、一部混雑してると行き届かない部分もあろうかとは思います。ただ、現状ではうちのほうでは苦情というのはお聞きをしておりません。  以上です。 121: ◯委員(米丸貴浩君) 続けていいですか。 122: ◯委員長(内野明浩君) はい。米丸委員。 123: ◯委員(米丸貴浩君) この事業が、窓口改修がことしですよね、ことしから始まったと思うんですよ。当然最初はいろんな、トラブルとは言いませんけれども、もうちょっとこうしとったがいいな、ああしとったがいいなというのが出てくるかと思ってるんですけどね。もう既に8月ですから、半年以上が過ぎたわけですけれども、市民課のほうでは、そういう課として捉えている、または部として捉えている、これが課題だねと、これを今後こうしていこうかというものが何かあるんですか。 124: ◯委員長(内野明浩君) 五島市民課長。 125: ◯市民課長(五島弘和君) もう半年ですね、経過はしているんで、現状のですね、問題点、課題ですね、こういったところを今ちょっと抽出作業というか、市民からの苦情も含めたところで、現在洗い出しをやっている段階です。ですので、1年をめどに、1年を経過する前にですね、できれば現状の、現在のですね、窓口体制とかそういった課題とかの洗い出しと、またあわせてそれに対する取り組み、方向性あたりをですね、また委員会の場でもですね、御報告をさせていただきたいなというふうには考えております。 126: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 127: ◯委員(米丸貴浩君) まあ、いずれ報告は出てくるのかなと思ってますけれども、そうすれば、閉会中の調査事件で上げなくてもいいのかなと、一つは確認をしたかったんですけどね。  もう一点は、奴国の丘歴史資料館で今ポストカードをつくってあるんですよね。これは所管外のカードなんだけれども、今、あれは買えるんですよね、窓口でも。せっかくなら、窓口もリニューアルされたし、あれも売れたほうが市としてはいろんなPRになるので、どっちにとってもいいと思う。そうであればですね、どこかにこういうはがきを置いて、実際窓口に置いて、これ売ってますよということを、もうちょっと来られた市民の方にわかるようにされたらいいと思うんですけども、今のところは、玄関入ってきてすぐ右側かな、大きなコーナーがありますよね。あそこにちょっと書いてあるんですよね。あれは窓口で売っているんだったら、そういうこともやっていこうということは、市民課としては、もしくは部長としてはお考えはありませんか。 128: ◯委員長(内野明浩君) 渡辺市民部長。 129: ◯市民部長(渡辺厚子君) そういう点も考えまして、情報公開コーナー等にですね、そういうのが置けないかなとか。場所とかですね、あと、どういうふうな置き方をするのがいいのか、そのまま置いたとして抜かれたらと、そういうのもありますから、どういった方法がいいのかということで、今、総務課のほうが情報公開コーナーを担当しておりますので、そちらのほうと、あと総合受付もありますのでそこに置いたほうがいいのかとか、そちらは管財課のほうになりますので、今ちょっと市民課長のほうにも投げかけをして、どういった方法がいいのか、また、できるのかどうかも含めてですね、スペースの問題もありますし、管理の問題もありますので、今後検討していきたいと思っております。 130: ◯委員(米丸貴浩君) よろしくお願いします。 131: ◯委員長(内野明浩君) いいですか、ほかにありませんか。原委員。 132: ◯委員(原 克巳君) これは市民課だけじゃないんですけど、今、窓口の問題点を洗い出しているというふうに伺ったんですが、聴覚障がい者の方々が来られて、恐らく今は筆談でやりとりをされていると思いますが、柚木課長なんかは非常に手話がお上手なんですけど、職員の方が、例えば手話を講習で覚えてもらって、ある程度、手話でやりとりができるようなこととかは検討はされていないんでしょうか。 133: ◯委員長(内野明浩君) 五島市民課長。 134: ◯市民課長(五島弘和君) 必要であれば相談員さんをお呼びして対応はさせていただいてますけど、内部で具体的に、例えば職員でそういうふうに配置をするというところまでは、まだ検討いたしておりません。 135: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 136: ◯委員(原 克巳君) じゃあ、市民課の中にそういった、市民課というか庁舎の中に手話ができる職員の方がおられるということでよろしいですか。 137: ◯委員長(内野明浩君) 五島市民課長。 138: ◯市民課長(五島弘和君) 福祉支援課のほうにですね、障がい担当のほうに聴覚障がい、その相談員さんがいらっしゃいますんで、必要であればそちらをお呼びをしたりとかですね、筆談で厳しいのであればですね、そういった対応はさせていただいているところです。 139: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。 140: ◯委員(原 克巳君) はい。 141: ◯委員長(内野明浩君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 142: ◯委員長(内野明浩君) ないようですので、市民部の調査事件及び報告事項等を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時45分                 再開 午前10時49分                ──── ─ ──── ─ ──── 143: ◯委員長(内野明浩君) それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、健康推進部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。佐々木健康推進部長。 144: ◯健康推進部長(佐々木康広君) おはようございます。健康推進部でございます。  本日は調査事件2件、報告事項2件及びその他の報告を予定しております。  説明は、それぞれ担当課長がいたします。よろしくお願いいたします。 145: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 146: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは御説明したいと思います。まず、1番の総合スポーツセンターの運営についてでございます。  本日お手元にお配りしております市民厚生委員会資料健康スポーツ課と記載されている資料をごらんください。  まず、1枚めくっていただいて、総合スポーツセンターへの要望及び対応状況について御説明いたします。1ページ目でございます。こちらに開館以来寄せられました御要望の主なもの及び対応状況を記載しております。  まず、1番目が受付に関することでございます。施設予約の際の待ち時間が長く、待ち時間の短縮の御要望でございます。毎月1日がその翌月分の施設利用申し込みの受付開始日となっておりますので、申し込みが集中すること。それと、施設開館当初は受付スタッフがふなれな面もあり、かなり長い時間お待たせすることがあったようです。現在は、スタッフが受付手順になれたこと及び定期利用団体の予約受付開始を毎月2日にずらしたことにより、待ち時間を以前よりも短縮することができております。  2番目の施設の利用料金に関することは、アリーナの空調料金やトレーニング室の高齢者料金に関する要望でございます。こちらの対応状況については、後ほど御説明したいと思います。  3番目、こちらがグラウンドの管理に関することで、施設予約が入っていないときはグラウンドを自由に使わせてほしいという御要望でございます。体育館建てかえ前のグラウンドは、大谷小側にフェンスがなかったため、占用使用がない場合は自由に使用することができ、いわば公園のような使い方もされておりました。一方で、施設が閉館した後は目が行き届かないため、夜中に立ち入って遊んだと思われる花火の跡や、ごみが散乱していたり、翌日の大会を控えた団体が準備したものを荒らされたりしないように夜遅くまで巡回を行っていたなどの状況もございました。総合スポーツセンターを整備する際には、屋外グラウンドでの試合や練習に支障を来さないよう適切に出入りの管理ができるようにするとともに、ボールの飛び出しなどに気兼ねなく安心して活動できるよう、十分な高さのフェンスで囲み、現在の形の管理運営を行っているものでございます。
     利用される団体には、事前に予約の上、利用料金を御負担いただくとともに、使用後はグラウンド整備をしていただいております。一般開放をしますと、その後のグラウンド整備が不十分なまま貸し出すことになることや、部分利用ということで利用料金を負担しないケースが想定されること、さまざまな利用者が混在し、事故の危険性が高まるなど、安全面も懸念されることから一般開放を行っていないものでございます。現在のところ、指定管理者が適切な管理を行うもとで、年に6回無料開放を実施しているところでございます。  次の4番目は、施設の開館時間に関することでございます。  1)は、大会開催のときは準備のために通常開館時間である9時よりも早く入場させてほしいというものでございます。こちらにつきましては、大会時は主催者と指定管理者による事前打ち合わせを行っておりますので、その際に調整させていただき、必要性がある場合は入場時間の前倒しを行うこととしております。  2)は、夏季期間は気温が上がるため、屋外グラウンドを早朝から利用したいというものでございます。春日市スポーツセンター条例及び春日市スポーツセンター条例施行規則において、屋外グラウンドはあらかじめ使用の許可を受けた場合は、午前6時から使用することができることとなっております。先ほど御説明いたしましたとおり、以前のグラウンドであれば大谷小側にはフェンスなどがありませんでしたので、鍵の貸し出しもしくは開錠などの業務は発生していませんでしたが、現在のグラウンドは適切な管理を行うためにフェンスで囲われ、出入り口が施錠されているため、必ず施設職員が立ち会う必要がございます。このため、大会などでの早朝解除には対応できているものの、定期的な御利用に関しては対応することが難しい状況です。しかしながら、御要望の趣旨も理解できますので、何か工夫することができないか指定管理者と協議をさせていただいているところでございます。  次の5番目は駐車場に関することで、隣の文化施設ふれあい文化センターと駐車場指定の調整に関することでございます。必要に応じて双方の指定管理者は調整会議を行っております。どちらの施設もアリーナやグラウンド、スプリングホールなどを使用したイベントの場合は、必ず主催者から事前に来場者数や駐車台数の見込みを聞き取り、打ち合わせを行うこととしております。どうしてもスポーツイベントのほうが来場が早い傾向がございますので、駐車場所を指定させていただいたり、主催者のほうに駐車券の発行や車両誘導をしていただいたり、文化施設や図書館の利用者の来場になるべく支障を来さないよう運営をお願いしております。ただし、こちらの対応状況にも書いておりますとおり、駐車台数の見込みというのが、あくまで主催者の申告や、毎年行われるイベントであれば管理者の経験から出しておりますので、場合によっては見込みと大きくずれてしまうこともございます。  次に、アリーナ観覧席の手すりに関することで、アリーナ観覧席の手すりが低いというものでございます。この件に関しては、これまでも一般質問や委員会でも安全上の問題から御意見をいただいているところであり、それを真剣に受けとめながら関係所管との協議や現地調査を重ねてきましたが、結果として見直しの方向には至っておりません。市としては、観覧席本来の機能及び目的に沿って使用していただければ安全面の問題はないと捉えており、手すりから身を乗り出さないよう、また、最前列は着席していただくよう、大会主催者との事前打ち合わせなどの注意喚起、指定管理者による巡回などで安全対策を行っているものでございます。  次の7番は、喫煙場所に関することでございます。開館当時の喫煙場所はグラウンドと体育館の間にあり、来場者の動線や建物、遊歩道に近い位置にあったことから出された意見でございます。現在、喫煙場所については、人の動線や建物、遊歩道から距離を置いた場所に位置を変更しております。  次に、資料の2ページをお願いいたします。  こちらには、令和元年度からの新しい取り組みについての一覧表となっております。御要望に対応したものや指定管理者として利益が出ている部分の利用者還元について、昨年協議を重ねた結果に基づくものなどでございます。  まず、1番目が屋外グラウンドの無料開放日を2日から6日に拡大しております。  2番目は、温水プールの中学生料金でございます。部活動で多く利用する中学生に配慮し、中学生の料金2時間320円を2時間210円に値下げしております。  次に、トレーニング室を65歳以上の方が利用される場合、平日の午前中にチケットを購入された場合、通常430円が210円と割引料金が適用されておりましたが、これを平日の午前中だけではなく営業日終日に拡大いたしております。これは、先ほど御紹介しました御要望に応える形となっております。  次に、フィットネスプログラムの利用料金でございます。フィットネスには30分、45分、60分のプログラムがございますが、こちらにトレーニング室とのセット料金を導入いたしております。これにより、フィットネスプログラムが200円から400円お得に受けることができるようになりました。また、フィットネススタジオでは高齢者向けプログラムを二つ新設しております。これは高齢課が行っております総合スポーツセンターでの元気な高齢者向けの運動教室が大変人気ですぐに定員が埋まってしまうことを受け、その受け皿として新設したものでございます。  次に、メーンアリーナとサブアリーナの空調使用料でございます。こちらも今まで金額について御要望や御意見を多くいただいたものでございます。指定管理者と協議を重ねた結果、今年度の6月から9月の期間の空調使用料については半額といたしております。このことにより、昨年度よりもアリーナでの空調使用がかなりふえているとの報告を受けております。  最後に、その他の取り組みですが、これまでの取り組みである転入者へのウェルカムチケットの配付、施設が1回無料で使える券ですが、こちらに加えて、今年度はいきいきプラザで行っております集団健診で、特定健康診査を受けた人に対しても、温水プールやフィットネスプログラム、トレーニング施設で使える無料お試し券を配付いたしております。  また、本市を拠点としVリーグ入りを目指す福岡春日シーキャッツ支援のための自動販売機を設置しております。これらの取り組みにつきましては、あくまで現在の指定管理料や利用料金収入などの枠組みの中で可能なもので、これにより市から支払う指定管理料が増額となるものではございません。今後とも、利用者の利便性向上や利用者増につながる取り組みについて協議を重ねてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 147: ◯委員長(内野明浩君) 今の説明について質問はございませんか。いいですか。ございませんか。船久保委員。 148: ◯副委員長(船久保信昭君) 1ページのほうで御説明いただいた観覧席の手すりの件なんですけども、これ実際、事故とかいうのは今まで起こったことがあるのでしょうか。 149: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 150: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今のところ事故というのは起こっておりません。 151: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。 152: ◯副委員長(船久保信昭君) あそこ、非常に低いところで、ある意味ちょっと幅もあったような気がするんですね。あそこから物が落ちたり何だりという、そういうこともございませんか。 153: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 154: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 来られている方がお持ちの、例えば紙とかそういったものが落ちたことはひょっとしたらあるかもしれないんですけれども、大きな事故につながるような落下とかいうことは、報告は受けておりません。 155: ◯副委員長(船久保信昭君) わかりました。 156: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。ほかにありませんか。原委員。 157: ◯委員(原 克巳君) このグラウンドの早朝利用ということについて、私個人としても、地元のシニアクラブの方から御要望をいただいてて、夏季についてはグラウンドゴルフをやるに当たって午前9時ではもう既に太陽が上がって非常に暑いと。そういったことで夏季期間についてはですね、シニアクラブによっては休みにしているとかいうところもあって。暑いからといって健康増進のための活動をあえてやめているという状況もありますので、もしスタッフの方の超過勤務とか、そういったことに絡んでくるとは思うんですけれど、その辺の課題も解決しながらですね、ぜひ実現していただければというふうに思っています。これはちょっと要望ですけど、済みません。 158: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 159: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) おっしゃるとおりですね。何とかその夏季期間とかそういう気温が高い時期についてだけでも何とかできないかなということで、ちょっと今話はさせていただいております。 160: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。船久保委員。 161: ◯副委員長(船久保信昭君) スポーツセンターのですね、アリーナの空調関係なんですけれども、私が以前、市民の方からいただいていたのが、結局、ここ1団体で全ての面積を使われるときはいいんだけども、2団体に分かれたり何だりというときの空調代の負担の仕方というのを、以前私のほうに市民から、どうすればいいのかということで声をいただいています。今、逆に使用料と空調料を別に設定をされているというところがあるんですけれども、これを一体化して、ある意味、気温何度以上であれば健康上の問題からということで、使用料と空調料と合体させて料金として請求するというようなお考えはございませんですか。 162: ◯委員長(内野明浩君) 貴島スポーツ健康課長。 163: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 昨年ずっと指定管理者のほうと私どもと協議をさせていただいた中で、意見の一つとしては実際に出た意見ではございます。なかなか難しいのが、全体としては使用料の増額に見えてしまうという部分も多少ございますので、ちょっとそこは慎重になったところではございますが、その話をしていく中で、指定管理者のほうから、ここまでなら今の状況でできますよという御提案を受けたのが、今の6月から9月の夏季期間半額ということでございますので、今御提案いただきました使用料と空調使用料の一体化。なおかつ気温が何度以上はもう自動的につけていくという方向も確かにあると思いますので、それは今後とも指定管理者と協議をしていきたいと思っております。 164: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。米丸委員。 165: ◯委員(米丸貴浩君) 空調使用料の話が出たんで、ここから行きたいと思います。これまで空調使用料については部長も課長も御存じのとおり、いろんな議論があってここに至って、非常に前委員会の意見もかなり入れていただいたのかなと思って、それは感謝しております。  先ほど船久保委員が言われたような意見も、たしか出たような気がしております。もう部屋代の中に込みにしてしまえばいいじゃないかという意見もたしかあったかと思います。それはまた検討の余地があるのかなというので、また今後の検討に期待したいわけですけれども。空調ですので、例えば11時から部屋を使いたいと思います。で、11時から空調を入れたってきかないんですよね。そのあたりはどのように、これに対しては措置をされているんですか。 166: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 167: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 現在、施設予約で事前に空調のお申し込があった場合は、30分前から空調運転は開始しております。ただ30分前に運転を開始しているということは、それなりに冷えるのに時間がかかるということでございますので、なかなか急なお申し込みには対応できていないところではございます。今、現状としては30分前からの運転開始にしております。  以上です。 168: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 169: ◯委員(米丸貴浩君) 事前予約があればということですけど、これ予約をされるときには、予約の申し込みがあったときには、空調に関する取り扱い、このようにしますけれども空調はいかがですかということはちゃんとお知らせをした上で予約をとる、そういう状況になっていますか。ただ部屋の予約だけをお願いされると、あ、わかりました。で、来てみたらこれは暑くてたまらんなあ、空調を頼めばよかったというのもあるんやないか。そう考えればですね、やっぱり事前予約があっても30分前からであればですね、ちゃんと一言アナウンスして、こうですけどいかがでしょうかというのはどうなんですか、あっているんですか。 170: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 171: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 施設予約の際に、具体的に空調の使用について御案内しているかどうかというのは、申しわけございません、今把握はしておりませんけれども、確かにおっしゃるとおり、そちらでの御案内がなければ運転をしてない可能性が高いと思いますので、そちらは施設予約の受け付けの際にしっかり御案内をするように、指定管理者のほうに指導したいと思います。ありがとうございます。 172: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 173: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。ぜひそれは確認と、そしてお願いしますね、徹底をですね。  空調はこれでよしとして、アリーナの観覧席が出ましたので、観覧席のお話をさせていただきたいと思いますが、30年の2月だったかな、当委員会から調査報告を出させていただいての今に至っているのかなと思っています。  船久保委員からも、事故はありませんかと。で、事故はないと。物が落ちたとかはありませんかというのは、全て把握はしないけれども報告はないということでしたが、今ですね、注意喚起を行うことで安全性の確保をしておりますということでした。それではですね、危ない事例というのがあって指定管理者が注意をされた件数というのはどのぐらいあるんですか。それもないんですか。全く危なくない。どうなんでしょうか。 174: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 175: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 申しわけありませんけれども、件数というのは把握しておりませんが、例えば、巡回中に身を乗り出すような行為を発見した場合は、そこで注意をさせていただくといった対応をしております。 176: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 177: ◯委員(米丸貴浩君) 注意をすることは実際あっているという認識でいいんですかね。ということは、それ、黙ってたらやっぱり危ないということですよね、注意をしなかったら。続けていいですか。 178: ◯委員長(内野明浩君) 続いてますよ。 179: ◯委員(米丸貴浩君) 危ない状況下があってる状況、おかしいな、危ない状況が発生しているということは、そういう状況があってるということですよね、注意をしているということは。全ての管理者がそういう状況に出くわせばいいけれども、では、そうでないときには落下等々の危険性があるという認識でいいですか。 180: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 181: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 不適切な使用をされての観覧だったら、その可能性はやはりあると。 182: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 183: ◯委員(米丸貴浩君) ということはですね、全ての観覧者、利用者さんが悪意を持ってはいらっしゃらないけれども、やはり下でやっているゲーム、大会等々の競技にね、熱中して身を乗り出すことがないとは言えない。で、これをもって、悪いじゃないかあなたたちはって言われれば、それは利用上の問題だからだめですよということを超えているのかもしれないけれども、そういう状況はあり得るということでしょ。それをやはり未然に防ぐ何らかの手段というのは必要ではないのかなと私は思うし、過去に出した調査報告にもそのような提言がなされたと思うんですけれども、今の状況下で危険性は、今ソフト面で対応しているので危険性はないという認識でよろしいんですか。 184: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 185: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 注意をしているから非常に危ない状況があっているんじゃないかということだと思いますけれども、基本的には危なくないようにできるだけ事前に注意喚起をしていると。ですから、もう身を乗り出して落ちそうだから注意をしているんじゃなくて、そうならないように注意しているということで、まず御理解をいただきたいと思います。  1点は、これまで御説明してきましたように、建築基準法上の法定の高さ以上の高さにしているということは、法的にはそこで説明しておりますように、適切な利用がされれば安全に御利用いただける高さであると。その上で、なおかつ、さまざまな形で事前に注意喚起をしている。気がついたら注意をするということですので、まさに落ちようとしている状態だから注意しているということではございませんので、そこのところは御理解をいただけばというふうに考えています。 186: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 187: ◯委員(米丸貴浩君) これはまた、これまでの議論で部長と我々との見解の相違になってしまうんだけど、先ほど、私が「注意はあってるんですか」と聞いたときに、課長が「注意はあってます」と。注意があってるのは危険な状態ではなくて、「身を乗り出さないでくださいね」と言ってるのはあるけれども、危険な状態、要するにこうなってる、「危ないですよ、やめてください」と言ってるのはないんですか、それはあるんですか。 188: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 189: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 実際にですね、寄りかかったりですね、身を乗り出したり、ただそれが今まさに落ちようとしているから注意しているわけではございませんので、もう身を乗り出せば「危ないですからやめてください」と、そういう注意は当然しておりますので、今まさに落ちようとしているような状態でそこで注意するとかえって危ないからですからね。そういう場合もあるでしょうけど。事前にできるだけ、危なくない状態になるようにということで、身を乗り出したり、あるいはそこで立ってみたり、いろんな形で危ないなと想定されるときにはなるべく、私たちも注意するときがございます。当然、指定管理者だけじゃなくて、私たちが中にいて、スポーツフェスタとかあってるときに、「危ないですよ、ちょっと下がってください」ということは、当然注意をしますので、どの程度が危険かということはあると思いますけれども、危ないと感じたときには注意していると。それが今まさに落ちようとしているかと言いますと、そこまでは多分ないというふうには思っております。それは、それだけの高さが確保されているということだと思います。  委員がおっしゃった、委員と私たちの間に見解の相違があるかというと、見解の相違は私は基本的にはないと思っております。基本的には、やはり安全に利用していただく、そういった高さを確保すべきだということは全く一緒ですし、私たちもそういうふうにすべきだと思っておりますので、何回も何回も現場に足を運んで、関係所管を集めて現場で検証しながら、これについては現時点では手すりの高さを高くするということまではいかないということで、庁内で今議論が集約されているということですので、基本的にはお考えになっていることは十分にわかっておりますし、そういった委員会での議論、また御報告を受けて、私たちも真剣に対応してきたということについては御理解いただきたいというふうに思います。基本的な考え方は一緒だと思います。 190: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 191: ◯委員(米丸貴浩君) 今、私、部長の答弁の中で私は初めて聞いたんですけど。委員会から出しました調査報告については真摯に受けとめて、庁内でも、現場にも何度も足を運んで確認をしてどうしようかというのはちゃんと考えておりますよというのは、確かにこれまで聞いてまいりましたが、手すりは上げない、これ以上は上げないという結論に至ったわけですね。今そういうふうにおっしゃいましたので、決まったのかなと思ったんですが。 192: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 193: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 先ほど申しました、今の段階では手すりを上げるというような結論には至っていないということでございます。 194: ◯委員(米丸貴浩君) 今の段階ですか。 195: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今の段階で手すりを上げましょうという結論には至っていないという。上げないという結論になりましたとは言っておりませんので、今の段階で手すりを上げるという結論には至っておりませんということです。 196: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 197: ◯委員(米丸貴浩君) ということは、今の段階では、現時点ではまだ手すりを、このままもう上げませんというところには至っていないんですよね、今の段階では。上げるかもしれないし、上げないかもしれないと。 198: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 199: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今の段階では手すりを上げますというところには至っておりませんということで、上げないとかですね、いうことも当然決定したということではございませんし、上げるという結論には至っておりませんということでございます。  当然ながら、いろんな状況の中でこれは厳しいだろうということがあれば、またそのあたりはですね、検討していくことがあると思いますけれども、一緒に、所管だけじゃなくていろんな市民厚生委員会の御意見をお伺いして、所管だけじゃなくて全庁的に現場で確認をした段階で、今の時点では、手すりを上げましょうという結論には至っておりませんということです。 200: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。大丈夫ですか。 201: ◯委員(米丸貴浩君) はい。 202: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 203: ◯委員(原 克巳君) 要望、こちらに載っていない要望なんですけれども、スポーツセンターじゃなくて小学校とかの施設、こちらを利用する定期団体が料金を支払うのに毎月1回ですかね、スポーツセンターのほうに出向いて料金を支払っています。ここをある意味コンビニで支払うような、そういうシステムを検討はされていないんでしょうか。そういう要望が逆にないのかなと。 204: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 205: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今のお話を私は初めてお伺いしたので。でも、言われてみれば今そういう時代ではございますので、ちょっと研究はしてもいいのかなと、今率直に感じましたので。ちょっと指定管理者のほうとは、そういった取り組み、よその施設とかでもないのかというのはちょっと確認させていただきたいと思います。ありがとうございます。 206: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。北田委員。 207: ◯委員(北田 織君) 先ほどのアリーナ観覧席の手すりの関係だけれども、これ部長、基本的な考え方としてですよ、建築基準法にはこれは違反してない、それも十分理解しています。ただ高さ的に見ると、対応されているのが注意を喚起している、まあ、いろんなこと。注意を喚起するということは、ある面においては、危ないというある一定の認識というか、そういうものがないと注意喚起はする必要が僕はないんじゃないかなという気がするんですよね。だから、そういったこと等から考えれば、注意喚起をしなくてもいい安全な状況をつくり出すというのが、僕は行政の責務じゃないかと思うんですよね。一つ一つそういうことを管理しなくてもいい、注意しなくてもいい。だから、部長が今言われるように、現時点ではということは、これから先どうなるかちょっとわかりませんけれども、やっぱりそういうことをしないでもいいような環境をつくっていくという考え方は、今後ですよ、僕はそうあるべきだと思うんですけど、安全の確保という意味から。そこら辺をちょっと。 208: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 209: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 北田委員がおっしゃるとおりだと思うんですね。当然、注意喚起しなくていい状況に持っていくべきだと思っております。これは考え方が少し違うかもしれませんけれども、どこまでやるかと。例えば、ため池であっても、じゃあ全部に、例えば白水大池公園とかでもそうですけど、全部に本当は1メートル、2メートルのフェンスをしないとこれは危険なんですね。今でもコンクリートの柵がありますけど、その間からも抜けられる、いつでも落ちる状態。でも、じゃあそこに、それだけのものをするかと言えば、しないと思います。景観上の問題もありますし。それはため池だけじゃなくて通常の例えば水路ですとか、海ですとか、じゃあどこまでそれをやっていくのか。そこはやはり普通の一般の方の意識の中で、そこにやっぱり近づいたらいけないんだと。子どもたちも近づけさせない。だから、そういった意識があるからそれ以上のものはしないということで、ある程度、共通認識ができていると思います。  ですから、基本的には建築基準法上の一定の要件を満たした高さを確保した上で、だから、きちんとしたものがあるので、それ以上のものはやはり市民の意識の中で、みんなで注意し合って、だめよと。それは指定管理者とか行政が注意するんじゃなくて、やっぱり利用者の方、団体の方々がお互いに注意し合うと。その辺がないと、幾ら高くしても登ってしまえば一緒になりますので。基本的には注意喚起をしなくていいというのは、ハード面とソフト面と両方あると思いますので、まずはハード面では一つはクリアしていると思っています。ただ、ソフトの面で、そういったところまでもし認識が至っていないとすれば、それは行政としてももう少し注意喚起をして、みんながお互いに注意し合うと。それがないと、やっぱり切りがないのかなと思っております。  ただ一つには、その高さがそれでいいのかと、いろんな議論があります、確かに。私たちもそれを受けて、皆さんが御心配なさってますので、ソフト面ではもっともっと注意喚起しようとしてますけれども、それは本来であれば、行政とか指定管理者だけじゃなくて、お互いに利用されている方々が注意をし合うことで、スポーツセンターを利用される方はきちんと座って見ましょうねと、そうなってくれるのが本当は一番いいかなと思っておりますけど。 210: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 211: ◯委員(北田 織君) 部長が言わんとされることはわかるんですけど、ただ、池の周りのフェンスがどうのこうのと、ちょっと論外なのかなと思うけれども。ただですね、他市はもう既に、建築基準法で要件は確かに満たしてるかもわからないけれども、ほかのところはもっと高くしてあるわけですね。  部長が言われるように、それは高くしてもよじ登ったら──よじ登るってこれまた論外ですけれども、やっぱり私個人的にもですね、私はどちらかというと高所恐怖症なので余り近くに行きませんけど。やっぱりね、僕みたいな高所恐怖症の人にとっては何と言ったらいいのかな、本当危ないなという気がします。  建築基準法上の要件を満たしているかもわからん、先ほどからいろんな、「現時点では」と言われてますけど、過去にも、これは体育館じゃないですよ、別のところで、窓ガラス関係で落ちて死亡事故が生じたということもありますよね。だから、そういったこと等から考えれば、注意喚起は必要かもしれませんけど、ほかのところがそこまでやってるか、他市がですよ、ちょっと現場は見てませんけれども、そういうのをしなくてもいいような形のものをぜひ、これは環境整備をやっていただきたいなと思っています。  これはこれ以上話をしても、またいろんな行き違いがあるかもわかりません。ぜひこれは市民の方からも多くの要望が出ているわけですので、これは住民のニーズとして真摯に受けとめていただきたいと、こういうふうに思います。 212: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 213: ◯健康推進部長(佐々木康広君) これは市の組織全体としてですね、回答しなければなりませんので、私たちが、所管がどうこう思ってるということは、ここでは当然言う立場にはございません。当然私たちは市民厚生委員会の御意見を真摯に受けとめて、先ほど申しましたように、だからこそ何回も足を運んで、担当所管だけじゃなくて全庁的な体制の中で検証して、その検証の中でやっぱり今の段階で上げるという結論に至っていない、これは正直なところでございます。それ以上のことは言えませんので。  ただ、先ほど申しました、そういったところで事故を起こさないというのは、これはもう私たちと議会と、そして利用者の皆さん一緒の認識ですので。まずは今の条件の中で何ができるかとなったら、皆さんで協力して、危ないという状態があればお互いに注意喚起をしていくと。今の段階でできることはそれかなというふうに思っておりますので、そういうことで御理解いただければと思います。 214: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 215: ◯委員(原 克巳君) 今の手すりのお話なんですけどね、もちろん米丸委員、北田委員がおっしゃるのも重々私も理解できます。ただ、私も地域の子どもをあそこに連れて行って見てたところによると、結局、子どもたちが一番前の席に座ってその視線の高さで見たときに、やっぱりあそこ以上の高さにすると、多分視界が悪くなるというのを実際感じます。子どもですので、どうしても前に行きたがる。後ろのほうでは見たくない、前に行きたがる。だから、手すりのところまで行ってしまう。ただそこに座ると、やはりあれ以上の手すりの高さに持っていくと視界が悪くなるっていうのは、実際あると思います。  そこでちょっと一つお聞きしたいんですけれども、注意書きで喚起されているというような、その注意書き自体は、低学年の子ども、幼稚園の子どもが理解できるような内容になっているのかということをお聞きしたいです。
    216: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 217: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 通常時はですね、大会とかが入ってないときは、もうカラーコーンとかで最前列に行けないようにしているんですけれども、大会時はそういった張り紙で注意喚起をしておりますけれども、済みません、正確な文言というのを私はちょっと今ぱっと言うことができませんので、そういう、確かにお子さんが前に行きたがるというのも十分わかりますし、もっとよく見たいよという気持ちで身を乗り出してしまうとかいったことは多々あると思いますので、誰にでもわかりやすいような表現にすることというのは、もう一回現場を見直してみたいと思います。ありがとうございます。 218: ◯委員長(内野明浩君) 飯田委員。 219: ◯委員(飯田浩昭君) 一応、今観覧中の手すりの高さということで、身を乗り出さないとか注意喚起をしていますということでのお話だったんですけれども、故意の事故はそういう注意喚起でありますとかもあるんでしょうけれども、不意の事故というのも結構あるんじゃないかと。例えば、満員御礼の中ですね、移動したりとかいうときに、ぼんとされてうっとなったときに、手すりがなくてすとんと行ってしまうとか、そういう可能性もなきにしもあらずということですので、そういった部分も含めてですね、手すりの件に関しては、またもう一度お考えいただきたいなというふうに思っています。  以上です。 220: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 221: ◯健康推進部長(佐々木康広君) これは以前からの課題ということでですね、市民厚生委員会だけじゃなくて一般質問でもいただいています。議会全体からいただいていることですので、私たちも今の段階では当然できることはきちんとやっていきながら、今後の課題として研究はしていきたいというふうに思っています。  で、あそこは一つですね、現場に行って私たちも思うことは、災害時の避難所としてですね、臨時的に寝ることができるようにしておりまして、後ろに背もたれとかがないんですね、ベンチに。そういったものも、物すごくすっぽんぽんで非常に見通しがいいもんですから、何となく見た感じ、ちょっと手すりが低いなとか、ちょっと高いなとかいう感じもですね、あるんではないかという気も現場ではしております。そういったところも含めてですね、どういう形が、先ほど北田議員もおっしゃったように、余り注意喚起をしなくてもできるようにしていくにはどうしたらいいかということをハードもソフトも含めてですね、今後とも時間をかけて検討していきたいと思います。御意見ありがとうございます。 222: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。北田委員。 223: ◯委員(北田 織君) もう1件いいですか。先ほどの説明の中の駐車場に関することなんですけど、ここではイベント時などに駐車場の調整なんかを実施していると。これはスポーツ施設と文化施設を使われる方たちでしょうけど、お互い協議をいろいろされてるんでしょうけど、スポーツ施設のほうに、紅葉ヶ丘のほうから来たら左に上がっていきますよね。当然テニスコートの手前にあるあの駐車場は、スポーツ施設の利用者ということで理解していいんですか。あの大きい広いところじゃなくして、上に上がったところね。 224: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 225: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) あの周辺の駐車場というのは、基本的にはどちら専用という考え方は持っておりません。どうしてもスポーツセンターの地下であるとか、ふれあい文化センターの地下駐車場というのは、どうしてもそれぞれの利用者が多いかと思いますけれども、そちらはお互いのイベントの状況次第では、もうどちらにとめてもいいよと。文化施設のお客さんだからスポーツセンターにとめてはだめであるとかですね、そういった考え方は持っておりません。なので、今、北田委員がおっしゃられたテニスコートの前の一番市民図書館に近い、あそこはどちらの利用者がとめられても大丈夫です。 226: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 227: ◯委員(北田 織君) 結局、ふれあい文化センターの大駐車場であれ、上であれ、誰でも、誰でもというか、両方の施設を利用される方が使えるわけですよね。だから、こういったここに書いてあるようなことが生じてくるのかなという思いがしますので、むしろ、スポーツ施設の利用者は上の段ですよ、テニスコートの手前のほう、そういったところをきちっとスポーツ施設の利用者はこちらというような、何か特にイベントなんかがあるときについては、利用の対象者というか、そういったものを明確にしたほうが、むしろこれはいいんじゃないかなという気がするんですけれども、そこら辺はどうでしょうかね。そうすれば、こういうこと、たびたび調整会議をやったりとか、券を発行するとかいうことをする必要がなくなってくるんじゃないかという気がしますけど。 228: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 229: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 両施設の駐車場としましては、合計でたしか700台を少し超えるような台数があるんですけれども、皆さんが全部乗り合わせで来てくれればいいんですけど、どうしてもスポーツ施設と文化施設と両方が、例えば満員になるようなイベントでありますと、どうしても、もう絶対に足りない台数ではあろうかと思ってます。  今やっているのがですね、施設がオープンする時間の前については、先ほども申しましたが、スポーツのイベントのほうがどうしても早く来られて、どちらかというと文化施設のほうは午前中はリハーサルがあって午後から開演というパターンが多いですので、どうしても文化施設のお客様が負けてしまうという状況がございますので、お願いしているのは、先ほどちょっと御案内しました、主催者の方にですね、スポーツ団体の人はこちらにとめてくださいという区画を指定させていただいて、そちらに御案内をしていただくという取り組みをしております。ただ、どうしても施設がオープンしてしまってからだとですね、なかなかそういった対応が難しい、ほかの一般のお客様も来られますので。開館時間前についてはそういった対応をしています。なるべく関係者の方はその時間に車を入庫させてくださいという御案内をしていただいて、調整を図っているところです。  ただ、どうしても想定外に観客の方が多いですとかですね、関係者以外の方が多数来られるとやっぱりどうしても混雑をしてしまうというような状況がございますので、そこら辺はなるべく双方の調整会議においてですね、聞き取った駐車台数を照らし合わせて、例えばですね、やり方としては、ホールはもうこれだけ入ってしまっているので、片方のホールはもう予約を受けるのはやめておくとかですね、そういった調整を図っているところでございます。 230: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 231: ◯委員(北田 織君) イベントのときは、当然スポーツ施設と文化施設との参加者数によって駐車場の確保だとかが必要になる。これ日常的にですよ、上の段はスポーツ施設の利用者であるとか、そういうような対象者をですね、絞るような形での駐車場の運営っちゅうのはできないんでしょうかね。 232: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 233: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) そうですね、日常の使用において、そういった駐車場所を指定するという考えはちょっと今持っていなかったのでですね、今多分、北田委員がおっしゃっている駐車場というのが、スポーツ施設にも近いし、図書館にも近いんで、多分一番とめてある場所なのかなという気はしております。そうですね、ちょっとそこは研究させていただきたいと思います。 234: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 235: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 北田委員がおっしゃるように、最初から指定しておけば混乱が少ないのではないのか、それはそのとおりだと思います。一方では、数少ない駐車場、まあ700台あれば大きいかもしれませんけれども、ただ、どうしてもイベントが重なりますと、昨日も平日でもいっぱいだったんですね。そういった数少ない駐車場を有効に使うためには、やはり一緒に使っていくほうが、調整しながら使っていくほうが一番いいだろうと。例えば、スポーツのほうはもう埋まってしまったのに文化のほうにとめられないとかなるとですね、せっかくある駐車場を有効に使えないということですので、現時点では、まず調整という中である程度様子を見させていただきたいなというふうに思っています。本当でしたらあそこを一体的に、少なくとも駐車場だけでも一体的に管理運営できればという考え方も持っていたんですけど、今のところは指定管理者が分かれてますので、分かれている中でより有効に、お互いの施設も有効に使う、駐車場も有効に使うという形で、まず今のところはさせていただければというふうに思っています。 236: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 237: ◯委員(北田 織君) なぜこういうことを申し上げるかというと、あそこがちょっと、近くですので時々見たりしてると、やはり上に上がっていかれるんですよね、近いので。ところが、その人たちはまた戻ってくるんです。というのが、上の駐車場はほとんどが満杯な状況が多いんですよね。だから、そういうことを考えれば、1回上がっていってまたおりてきてる人たちが多くいらっしゃるので、そういうこと等から考えたらこれは、一度御検討いただければと思いますけど、そういうことが極力ないような状況をつくるためには、むしろ分けたほうがいいのかなという思いがいたしました。1回上がっていって、大体ほとんど満車じゃないですか。そしたらまたおりてくる……。 238: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 239: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ありがとうございます。御指摘の趣旨はよくわかりました。要は、あそこから上がってしまえば、要はもう温水プールの駐車場と体育館の地下駐車場と、あそこの前ももうスポーツというふうにしてしまえば、文化の人たちは、あそこにあえて行かないからいいだろうという御趣旨だったと思いますので、そのあたりはですね、先ほど申しましたように、下のほうが詰まっていれば、今度はスポーツセンターのほうに文化の方がとめられているという実態もあると思いますので、そのあたりを少し調整会議等の中で話を聞いてみたいと思います。ありがとうございます。 240: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 241: ◯委員長(内野明浩君) それでは、次の調査事件をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 242: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、医療費適正化の取り組みについて説明いたします。  健康スポーツ課配付資料の3ページをお開きください。3ページです。  まず、資料の構成ですが、医療費適正化の取り組みを二つに分類しております。3ページから7ページまでは被保険者の健康の保持増進として、健康スポーツ課の取り組み。8ページから9ページまでは保険給付の適正な実施として、国保医療課の取り組みを記載しております。  次に、資料の見方ですが、左側に個別の事業名などを記載しております。右側には、平成26年度からの実績及び令和元年度における取り組みなどを記載しております。  それでは、3ページの内容でございます。  1、被保険者の健康の保持増進についてでございます。(1)保健事業実施計画(データヘルス)計画は、第1期が平成27年度から平成29年度までの3カ年計画であり、29年度末に策定いたしました第2期は、国の医療費適正化計画に合わせた平成30年度から令和5年度までの6カ年計画となっております。  次に、(2)の特定健康診査等実施計画も29年度末に第3期の計画を策定し、同じく平成30年度から令和5年度まで6カ年の計画となっております。  次に、(3)に特定健康診査の実施率、(4)に特定保健指導の実施率を記載いたしております。平成30年度の実績でございますが、こちらはまだ暫定値でございます。特定健診受診率が27.1%で、前年度から2.2%上昇。特定保健指導実施率が48%で、前年度から18.2%上昇しております。特定保健指導の実施率が大幅に上昇したのは、平成30年度からは集団健診を行った際に、腹囲や血圧の測定結果のみで、保健指導の対象となる見込みが高い方を、健診当日に健診会場で初回面接を行う取り組みを開始したこと、また、特定保健指導におけるフォロー期間が6カ月以上から3カ月以上に緩和されたことが大きな要因と考えております。  次に、開きまして4ページをお願いいたします。  (5)の特定健診受診率向上の取り組みについて、実施項目ごとに説明いたします。まず、1)の未受診者への受診勧奨は圧着はがきを用いて受診勧奨を行うもので、平成29年度までは白黒のはがきサイズのものをお送りいたしておりましたが、平成30年度はカラーのA4サイズで送付する人の受診や通院状況に応じて三つのパターンを用意してお送りいたしました。  2)のがん検診申込者への受診勧奨は、がん検診のみの申込者、こちらは集団健診の申込者で特定健診の対象となっていらっしゃる方に対しては、電話によって受診勧奨を行いました。  3)の特定保健指導など実施者への受診勧奨は、従来は電話による保健指導時に、次回以降の特定健診の受診勧奨を行ったものですが、30年度は継続的な受診を高めることを目的に、前年度に受診された方でまだ健診を受診されていない方や予約をされていない方を抽出し、個別に電話で受診勧奨を行ったもので、4)に書いております電話378人という部分がそれに当たります。これらの事業につきましては、令和元年度も継続して取り組んでおるところでございます。  次に、5ページをごらんください。  5)の特定健診情報提供事業でございます。こちらは治療中または職場などで健診を受ける機会があり、特定健診同等の血液検査データをお持ちの方に、いきいきプラザで不足する項目を測定し、特定健診受診者とみなすものでございます。これは定期的な情報提供会のほか常時受け付けを行っており、提供いただいた方には粗品を進呈させていただいております。平成30年度は139人の方に御協力いただいております。  29年度まで行っておりました商工会からのデータ提供ですが、30年度については、一部の健診事業者から今後はデータ提供料が発生するという旨の通知があったため、30年度からは大野城市商工会及び太宰府市商工会からの提供のみで11件にとどまりました。この11件というのは有効だったデータ数で、実際に提供いただいたデータ件数は97件でございました。  6)の特定健診未受診者の医療情報収集事業でございます。これは平成30年度の新規事業で、医療機関で治療中の被保険者の健診項目に係る検査データなどを、御本人の同意を得て医療機関から収集する事業で、国保連合会への委託事業になります。対象の方に対して1月に御協力をお願いする文書を発送し、88人の方に御協力いただきました。  次の周知広報でございますが、市報につきましては、30年度につきましては6月と10月に記事掲載を行っております。また、新しい試みとしまして、毎年発行しております「健康づくり」という冊子を市報の中にセットして、市報から取り外して保存していただく形で配布を行っております。  次のポスター掲示でございますが、特定健診啓発事業の県交付金というものを活用しまして、懸垂幕やのぼりを作成しております。懸垂幕はいきいきプラザに設置しております。のぼりにつきましては、いきいきプラザのほか、筑紫薬剤師会の御協力を得て、市内の薬局にも設置をしていただいております。  次に、6ページをお願いいたします。6ページは重症化予防の取り組みでございます。  1)です。29年度は慢性腎臓病等重症化対策事業として委託事業で実施しており、平成30年度からは重症化予防保健指導事業として直営で実施しております。放置すると重症化のおそれがある国保被保険者に対し、特定健診の結果やレセプト情報などを活用し、個々の身体状況や生活習慣に応じた保健指導や健康指導を実施するものでございます。  2)の糖尿病成人症重症化予防事業は、30年度からの新規事業でございます。血糖値が高く、腎機能の低下が見られる人で、生活習慣の改善により、重症化、人工透析導入を免れることが期待できる人を対象とし、医療機関と連携して保健指導を実施するものでございます。  3)の訪問健康相談事業は、月に12日以上、2カ月以上連続して受診している頻回受診、同一月に3以上の医療機関を受診している重複受診の被保険者に、保健師などが助言や生活指導を行い、受診行動の改善や重症化予防、医療費適正化を目指すもので、こちらも国保連合会への委託事業となっております。  7ページをお願いいたします。  4)の重複服薬指導事業は、これも30年度からの新規事業で、同一月に2カ所以上の医療機関から同一薬品の処方を2カ月連続して受けている方を対象とし、適正服薬に関するパンフレットなどの送付を行うもので、筑紫薬剤師会と連携をとりながら実施するものでございます。ただし、筑紫薬剤師会の先生方にこの抽出条件などを相談しながら毎月抽出を行っておりましたが、平成30年度は対象者がゼロ人、令和元年度も4月に1名という状況でしたので、こちらにつきましては内容の見直しを行いまして、8月からは8剤以上のお薬を処方されております多剤服用の方を対象として残薬の確認や服薬指導を、先ほどの訪問健康相談事業の一環として行うようにしております。  5)の血糖値を下げる教室でございます。血糖値が高目の方を対象とした教室で、保健師や管理栄養士、健康運動指導士により、座学や運動、調理実習、グループワークなどを行う教室でございます。  6)のその他生活習慣病予防の健康教室は、これまで地区などからの依頼に応じて単発の健康教室など行っていたものを、30年度は脂質予防教室、生活習慣病予防教室など、いきいきプラザで開催いたしました。本年度につきましては、5)の血糖値を下げる教室も統合しまして、全体的に生活習慣病予防教室として実施する予定としております。  次に、7)の歯周病健診、歯周疾患健診も、30年度からの新規事業でございます。歯周病と糖尿病などの生活習慣病とは密接な関係があり、歯科疾患の予防行動というのは行動変容が比較的容易であることから、筑紫歯科医師会と連携し、歯周病健診、口腔ケア個別指導、集団教育を実施しております。  先ほど御説明しました重症化予防事業でフォロー中の人であるとか、特定健康指導でフォロー中の人、市報掲載などで参加の呼びかけを行いまして、平成30年度は50名の方に参加していただきました。  こちらにつきましては、本年度も継続して取り組みますが、本年度は位相差顕微鏡という歯周病菌などの動きが見える顕微鏡を活用した指導もプログラムの中に組み込んでおります。  以上が、被保険者の健康保持増進についての説明でございます。  2の保険給付の適正な実施につきましては、国保医療課長からの説明となります。 243: ◯委員長(内野明浩君) 高尾国保医療課長。 244: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、引き続き国保医療課で行っております医療費適正化の取り組みについて御説明いたします。  資料は8ページになります。よろしくお願いします。  まず項目といたしましては上からですね、レセプト点検で、これにつきましては業者に委託をしております。内容点検をした結果、再審査請求が認められたもので、委託料から見ましても成果が出ていると言えるかと思います。  なお、このレセプト点検は、審査支払い機関の国保連合会の審査を一時パスしたレセプトを再度内容点検し、国保連合会に再審査の申し立てを行い、減額査定がされたものになります。  次が過誤調整になります。この過誤調整は、資格誤り等により、レセプトを返戻するなどの処理を行ったものになります。  その次が第三者行為求償で、これは相手方から過失分について返納していただいた分になります。この事務では通常、被保険者または保険会社等から届け出をお願いしているところですけれども、平成30年度からは、春日・大野城・那珂川消防本部にお願いをしまして、救急出動報告のデータをいただき、把握に努めているところでございます。  次が返納金で、レセプトでの調整ができず、本人などから返納していただいた分になります。  次に、9ページになりますけれども、医療費通知。これは2カ月に1回、被保険者に医療費のお知らせをしているものでございます。  その下がジェネリック差額通知。これは毎月、効果額が100円以上の人、上限300人に対して通知を行っており、年々その効果額はふえてきておりますけども、毎月の通知人数は最近はですね、300人を下回ってきているという状況にあります。  次は、ジェネリック希望カードの配布。これは平成25年度に全世帯に対して一度配布をしまして、その後は、新規加入者及び窓口での希望の方にお配りをしているという形になります。  説明は以上でございます。 245: ◯委員長(内野明浩君) 以上の説明に対して、質問はありますでしょうか。  米丸委員。 246: ◯委員(米丸貴浩君) いや、すごいなと思いました。何ページだったっけ、受診率が、3ページですよね。これまで委員会でもいろんな提言等も進め、そして執行部ともいろんな議論をしながら、微増という形で受診率が上がってきて、私は25%、今回で超えたかなと思っていたんですけれども、暫定値ながら27.1%。そして、保健指導のほうも48%ということで、国が示す目標値にはまだ遠いものの、すごい改善だなと思ったんですよ。その理由が今、下に書いてありますよね。集団健診の会場で初回面接のときにお腹回りをはかったりしたりした人に呼びかけると、これが主たる理由ですか。これ以外にも、つらつらほかでもね、いろんな理由、施策を説明していただいたんですけれども、これがほとんどだと認識してよろしいですか。 247: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 248: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 特定保健指導の実施率の向上につきましては、この初回面接を同日に行うというのがかなり大きいと。結局、今までが健診結果が出て、こちらにデータが届いたのを見て、またその人を呼び出さないといけないという作業があったんですけれども、今回、この腹囲と血圧はその場で結果がわかりますので、そのデータのみで来ていただいて保健指導を行うというのが認められることとなりましたので、これがかなり大きいと思います。確かにパーセントは上がったんですけれども、この取り組みを開始したのが春日市だけではございませんので、ほかの自治体も皆さん上がってらっしゃると思います。  以上です。 249: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 250: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、今のは保健指導のほうのポイントアップの話だと思ったんですけど、特定健診のほうのポイントアップは、理由は何なんでしょうかね。 251: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 252: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) こちら、受診された方になかなかアンケートとかをとっているわけではないので、はっきりとした明確な回答が難しいところではありますけれども、いろいろな受診勧奨を行いました保健師とかの話を聞きますと、感触として一番大きかったのが、個別の受診勧奨通知の御案内をですね、A4のカラー版にしたことでかなり反応が多かったというのは聞いております。今までが白黒のはがきサイズの味気ないものだったのが、カラーのA4サイズのものでかなり目立つ形になっておりますのと、御本人の受診状況とかを鑑みた3種類のパターンに分けてそれぞれの方にお送りしておりますので、それを見られて、まず電話をいただいて。通常、集団健診というのははがきでの申し込みになるんですけど、これを送った方に対しては、その電話で受診の申し込みを受け付けることにしましたので、その辺もかなり大きかったのかなというふうに感じております。 253: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 254: ◯委員(米丸貴浩君) 何かそれを聞くと、これまでいろいろ議論しておったのは何だったのかなとは思ったんですけど、でもありがたい話ですよね。これが今後ね、大事なことは重症化に直結しないためにこれをやっているわけですからね。これを受けられた方が受けてよかったよということを周りの方にまた「こんなの知ってる」って、「こんなの来たでしょ」っていうのを言っていただくのが、また受診率がさらに上がっていくのかなとは思っております。ありがとうございます。  続けていいですか。 255: ◯委員長(内野明浩君) はい、どうぞ。 256: ◯委員(米丸貴浩君) もう一つですね、これは何ページ、5ページに情報提供事業がございまして、これは理由は聞いておるんですけれども、データの提供料が発生するということで、春日市の商工会さんの分、たしか1,500人ぐらいいらっしゃったと思います、対象者が。受けた方が1,500人だったかな。これを何とかこっちに持ってくることができると、ばっと上がるよねという話をしたかと思いまして、これについては部長も課長も、それについてはいろいろ考えさせてくださいということでしたが、これについてはまだ進展はありませんか。商工会さんからは色よい返事はありませんか。 257: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 258: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 実際、情報提供料の話というのは、商工会からってわけじゃなくて健診事業者からなんですよね。で、実際やっぱり費用がかかりますよと言われてためらうところだったのがですね、これまでの実績として、委員おっしゃるとおり対象者としては1,500人とか1,400人とかいらっしゃるんですけど、その中の有効となるデータ数が1割にも満たないんですね。  実際27年度で言いますと、1,546件のデータをいただいた中で活用できたのが61件なんで、この数値を見ますと、ちょっと我々もためらわざるを得ないような状況がございますので、ちょっとそこについては使用の話が出た、ちょっと今難しい状況なのかなと感じております。 259: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 260: ◯委員(米丸貴浩君) 残念ながら項目が足らないんでしょうね。そういう方がいらっしゃるんであれば、提供料を払ってまでというところにはどうしても行き着きますね。わかりました。この件については、そうですね、項目をふやしてくださいというわけにもいかないしですね。これはもうあくまで向こうがやっている分に関して、利用ができればという話ですからね。この程度かなという気はしております。ありがとうございます。  それからもう一点はですね、教えていただきたいのは、次は6ページ目のCKD事業。これは、これまでですね、最終保健指導での結果、聞き取りはKDBシステムで評価するっていうふうに従前お聞きしていたように感じておりましたが、保健事業等評価分析システム等で今後は最終評価を行うと。これは変わったんですかね。 261: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 262: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 実際、保健指導であるとか、特定健診であるとかに係るツールっていうのがいろいろ国保連合会で用意されておりまして、今おっしゃられたKDBシステムであるとかですね、そういったものを活用してレセプトの確認をしたりして、対象者の状況を確認、受診状況の確認とかをさせていただいていて。最終的な評価につきましてはですね、こちらに書いております保健事業等の評価分析システム等で改善状況の最終評価をするんですけれども、当然こちらに入力されたその評価内容につきましては、やっぱりKDBとも連携して活用していくことになりますので、言い方としてはどちらも使ってますよという言い方になるのかなとは思います。 263: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。とりあえずは以上かな。 264: ◯委員長(内野明浩君) いいですか。 265: ◯委員(米丸貴浩君) もう1点いいですか。
    266: ◯委員長(内野明浩君) どうぞ。 267: ◯委員(米丸貴浩君) 次は9ページですけど、ジェネリックの差額通知。最近は月300人を下回っている状況が続いてますよというこの背景、要因は、これまで通知が行く方が大体固定された方ばかりだったということも聞いておりましたが、そこにはそのことを考慮した結果が、こういうふうな300人を下回る結果になったということですか。 268: ◯委員長(内野明浩君) 高尾国保医療課長。 269: ◯国保医療課長(高尾徳久君) そうですね、同じ方に何度も通知を出すっていうのもですね、やはりちょっと余りやり過ぎてもいけないというところもありますし、ジェネリックを使われている方がふえてきているということで、もともとその効果が100円以上あるというのを前提にしていますので、それに対象となる人が減ってきているという形になります。 270: ◯委員(米丸貴浩君) ということは、対象者が毎回毎回重複するからではなくて、効果が出てきたので、いわゆる費用対効果が100円っていう枠があって、もう十分成果が出てきたので、300人までいかなくてもいいよと。いい傾向にあるので、こういう数字になってきましたというふうな理解でよろしいんですか。 271: ◯委員長(内野明浩君) 高尾国保医療課長。 272: ◯国保医療課長(高尾徳久君) はい。そのように考えていただいていいです。 273: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。 274: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 275: ◯委員長(内野明浩君) ないようです。ちょうど時間がですね、12時になりました。ここで切りのいいところでですね、休憩をしたいと思います。よろしいでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 276: ◯委員長(内野明浩君) 再開を1時からにしたいと思いますが、どうでしょうか。よろしいですか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯委員長(内野明浩君) ここで、暫時、休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時03分                 再開 午後0時59分                ──── ─ ──── ─ ──── 278: ◯委員長(内野明浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。   それでは、続きまして、報告事項に移ります。  説明員の説明をお願いいたします。武末高齢課長。 279: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、健康トレーニング事業等の実施状況について説明させていただきます。  高齢課の資料の春日市健康トレーニング事業のあゆみをごらんください。A3の大きな紙になっています。これは、委託事業により実施している介護予防事業、春日市健康トレーニング事業の業務報告書から抜粋したものです。  表の1行目をごらんください。一番右側の平成30年度の利用者数は、延べ2万6,594人です。これは、平成29年に続きまして減少傾向でございます。この理由としては、平成28年度の総合スポーツセンターの開館に伴い、総合スポーツセンターのトレーニング室などといきいきルームのすみ分けを行い、若い方にはできるだけ総合スポーツセンターを利用していただくようにして、いきいきルームの利用対象者を20歳以上から介護保険の被保険者である40歳以上に引き上げるとともに、平日の利用時間を午後7時までを午後5時までに短縮したことなどによるものです。  表の2行目をごらんください。65歳未満の比較的若い利用者は平成26年度の8,938人を境に減少し、平成30年度には3,803人と半数以下となっております。また、平成29年度は総合スポーツセンターで比較的運動強度の高い高齢者向けの介護予防教室を開設し、委託業者の協力にもよりまして総合スポーツセンターに利用者を移しているところです。  そのような中でも、3行目の65歳以上75歳未満の利用者は平成30年度は1万2,243人と、前年と比べ94人増加しております。  また、4行目の75歳以上の後期高齢者の利用もふえており、平成30年度は1万548人と前年度から143人ふえております。75歳以上の後期高齢者となると前期高齢者に比べ要介護認定率が急激に伸びる年代ですが、その年代の利用に関しましては一番左側の平成23年度の利用者3,523人に比べますとほぼ3倍と大きく伸びており、いきいきルームを含むこの健康トレーニング事業が要介護等認定率を抑制することに貢献しているものと捉えております。  次に、高齢課の資料3、平成30年度転ばん塾・おたっしゃ塾実績をごらんください。いきいきプラザで行っております、希望者には送迎つきの介護予防教室、転ばん塾・おたっしゃ塾の実績でございます。裏面が、総合スポーツセンターで行っております高齢者運動教室の実績でございます。  先ほど触れました、比較的運動強度の高い高齢者向けの介護予防教室です。平成30年度には昨年に引き続き2種類の教室で80回行われ、延べ2,335人、実人数142人の参加となっています。総合スポーツセンターでの運動教室は大変好評であり、元気な高齢者のニーズがあるということで、今年度は2教室から3教室にふやしております。総合スポーツセンターの運動教室の受講者が自主的なトレーニング室やフィットネスの利用につながった事例も聞き及ぶようになってきました。また、今年度から、総合スポーツセンターでのトレーニング室の高齢者料金を平日午前中の半額から開館日は全て半額に変更し、指定管理者の自主事業として高齢者向けのフィットネスプログラムを始めていただいております。  このように、高齢者がいきいきルームである程度体力をつけ、総合スポーツセンターの運動教室やトレーニング室へつながるよう、健康づくりと介護予防の裾野が広がっていくように努めてまいります。今後とも、いきいきルームや総合スポーツセンターでの事業に加え、身近な公民館への講師派遣やシニアクラブ、ナギの木苑などでのグラウンドゴルフや体操、介護予防に関する運動ボランティアの養成など、気軽に健康づくりに取り組むきっかけづくりや仲間づくり、生きがいづくりの推進にさらに力を入れていきたいと考えております。  報告は以上です。 280: ◯委員長(内野明浩君) それでは、質問はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 281: ◯委員長(内野明浩君) それでは、ないようですので、次に行きましょう。  介護サービス、お願いします。武末高齢課長。 282: ◯高齢課長(武末竜久君) 続きまして、介護サービス基盤整備の進捗状況について御報告させていただきます。高齢課の資料の4ページをごらんください。この資料は、3月の第1回定例会において配付したものと同様の資料をお配りさせていただいております。  (2)の平成31年度、令和元年度中に市が公募により整備事業者を決定するもの、以下のサービスにつきましては4月1日から7月31日までを期間として地域密着型サービスを提供する事業所を公募しておりましたが、結果としましては資料3)にございます在宅系サービスの定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所のみ応募がありました。この定期巡回随時対応型訪問介護看護事業所の整備につきましては、9月19日に行われます介護保険運営協議会に報告できるよう、選考の準備を進めてまいります。地域密着型特別養護老人ホームと小規模多機能型居宅介護事業所につきましては、早急に再公募を行う予定です。再公募に関しましては、公募説明会に参加した事業所等に応募を断念した理由を調査し、応募の条件について見直しを行う予定でございます。県からの補助金につきましても内示をいただいておりまして、9月議会にお諮りする予定ですが、補助金の交付額も見直され増額されております。市としましては、まず第一に地域密着型特別養護老人ホームの整備を考えておりますので、御理解いただきたいと考えております。  続きまして、資料の上の段の(1)にございます広域型の特別養護老人ホームの進捗状況について報告いたします。整備事業者は社会福祉法人あすか福祉会でございます。建設予定地は星見ヶ丘2丁目55番地1、フォレストシティ内にありますくろつち福岡春日リハビリテーションクリニックと、マンションですがパークアソシア春日フォレストシティの間の土地でございます。8月6日には松ヶ丘地区公民館において住民説明会も行われております。11月の着工に向けて進めているところです。工期は令和元年11月から令和2年の12月の予定です。特別養護老人ホーム80床とショートステイ20床が整備される予定です。開設の予定の時期は令和3年2月の予定です。  報告は以上です。 283: ◯委員長(内野明浩君) 以上の報告につきまして、質問はありますか。米丸委員。 284: ◯委員(米丸貴浩君) どこまで聞いていいか、9月15日に選定会議があるんだったら。定期巡回、応募が1社あったということですけれども、これ、計画で今現在1カ所を2カ所にする。で、1カ所で足りないのは、やっぱり今あるのが徳洲会さんが拠点ですので、市の北のほうにあります。なかなか南部のほうで真ん中から南のほうは手薄になるのでということも一つあったかと思っているんですけども、その辺のことはクリアされそうなのかなと。答えられますか。 285: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 286: ◯高齢課長(武末竜久君) そこに関しては、その事業者がどこの場所かというと、その事業者自体がまだちょっと非公表の状況なので、なかなかお答えすることが、済みません、難しいので、済みません、御了承ください。 287: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。当初の設置の目的が、さっき言ったようにちゃんと満遍なくなるようにというこの考えは、このまま堅持されて選定されるということでいいですよね。 288: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 289: ◯高齢課長(武末竜久君) それはもう、米丸委員おっしゃるとおり考えております。 290: ◯委員(米丸貴浩君) よろしくお願いします。楽しみにしております。 291: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。北田委員。 292: ◯委員(北田 織君) 地域密着型特別養護老人ホームと、それから小規模多機能型居宅介護事業所、これは公募で、説明会には見えられたけれども最終的には応募がなかったということの説明かと思うんですけれども、当然これは事業はそのまま恐らく継続して進められるかと思うんですけど、説明会に参加して応募されなかった方に、応募されなかった理由をお聞きするということですけれども、なおかつまた補助金も増額になるということですが、これは何か、ちょっと僕も意外だなと思ったんですね。今まではそれこそ私も幾つか知っていますけど、春日の、それはもうかなりの方が応募されて、競争が非常に激しかったことがずっと記憶にあるわけですけど、説明会に来られた事業者の方に聞く前に、何か心当たりと言ったらおかしいけど、こういうことでなかったのではないのかなというもので何かありますか。今まではたくさんの方がね、応募されていたと思うので。 293: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 294: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 私たちといたしましては、当初から地域密着型の特別養護老人ホーム29床と小規模多機能型の居宅介護事業所、これは併設ということで今回公募いたしました。地域密着型の特別養護老人ホームは春日市民だけですけれども、入所の施設になりますので、入所ですね。その地域の方々にとってはやっぱり入所施設だけじゃなくてその地域の方々も利用しやすいような、例えばショートステイの機能を持ったりとか、あるいは通いとか訪問とかそういう多機能の機能のものも併設をしたほうがいいだろうと。これは南部のほうに余りないということで、そういったことで考えまして公募したんですけれども、どうもやっぱり事情を聞きますと、両方の事業所とも採算が、もともととるのが難しいと。特別養護老人ホームにつきましては、広域型の80床とか100床ぐらいになりますと、ある程度採算が見込めるんですけれども。 295: ◯委員(北田 織君) なるほど、採算ね。 296: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 地域密着型はもともと難しいと。そこに小規模多機能型の居宅介護事業所も難しいと。難しいものと難しいものが合わさりますと、なかなかそれが厳しいということと、もう一つはそこに別に事業者の皆さんが自主的にいろんな事業を加えてもいいですよとしているんですが、あそこが都市計画上、用途地域上、建蔽率、容積率の関係で余り面積を膨らませないと、建物の。そうなりますと、小規模多機能の事業所と地域密着型の特別養護老人ホーム以外にそこに採算性のとれるようなものを持ってくることもちょっと難しいということがわかってまいりまして、それで優先するとすれば、どうしても地域密着型の特別養護老人ホームを優先したいということで、それを優先しまして、今回分けまして、そちらのほうに事業者さんが別に御自分のところで、例えばショートステイですとかあるいはデイサービスですとか、そういったものをつけ加えてつくっていただくということが一つの方法ではないかということで、今回そういうふうなやり方で再公募するということでございます。  もう一つは、やはり地域密着型の特別養護老人ホームは、どうしてもこれは社会福祉法人に限定されます。現在、社会福祉法人かまたはそれを機に社会福祉法人を立ち上げられるとなりますと、どうしても社会福祉法人ですから事業資金の関係でなかなか土地を取得する資金を一度に用意することが難しいということもございまして、例えば関連会社等が土地を取得して、その事業所に貸し付けたりということであれば可能性もあると。そういったことがいろいろ見えてまいりましたので、今回はそこの部分も条件を緩和いたしまして、ただしこれは市の土地を提供するものですから、きちんとした担保といいますか、契約上ですね、そこがきちんとそういう目的に使われるように契約の条件等を整理して、そしてやってみようということで再公募に持っていこうということでございます。 297: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 298: ◯委員(北田 織君) そうしたら済みません、ちょっと整理してですよ。今までは地域密着型特別養護老人ホームと小規模多機能型居宅介護事業所、その施設を併設して事業者を応募されたわけですけど、今回はそれを分離するということですか。そして分離して、特別養護老人ホームは特別養護老人ホームで社会福祉法人が運営をして、小規模多機能型居宅介護事業、これはこれでまた募集、それともこれはもうなしにしてしまうわけですか。 299: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 300: ◯高齢課長(武末竜久君) それは分けて公募して、小規模多機能は小規模多機能で御自分で土地を探す、建物を探すというのもできるし、事業者の希望によりもともとあった地域密着型特別養護老人ホームと併設してもいいですよというような条件で公募することにしています。前どおりでもいいですし、もう密着だけにする、別の事業者が小規模だけするというのも可能というような形で考えております。 301: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 302: ◯委員(北田 織君) というのは、住民説明会がなされてきたのでちょっと僕もこれはお尋ねしたいんですけど、今土地を探すというようなお話があったので、あそこの土地の中に地域密着型の特別養護老人ホームと、それと小規模多機能型の居宅介護事業の施設と別々、あの土地の中に二つの施設が建設されない可能性もあるということですかね。ちょっと僕の言い方が悪いかもしれないけど。 303: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 304: ◯高齢課長(武末竜久君) そうですね。併設ということで最初公募したんですけど、それで応募がなかったので、やっぱり条件の緩和ということで、特別養護老人ホームだけの可能性もありますし、それに付随してショートステイなり何なりほかのサービスを事業者が提案してきたところで選ぶという形になります。 305: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 306: ◯委員(北田 織君) それと、部長がおっしゃるように、実際、社会福祉法人が、僕もこれをちょっと懸念していたんですけれども、土地を購入してそして建物も建ててということ等で考えれば、実際に事業が成り立つのかなという思いはちょっと説明会に行ったときにそういう気はしていたんですね。最初の投資額が大き過ぎるのでどうかなという思いはしてたんですけど、今回は当然、売却は変わらないんでしょうけど、だから言われるように、運営する社会福祉法人が直接そこは買わなくても、ほかのところが買って、その社会福祉法人に貸与するというか貸すという、そういうような条件等も、今度は今までの条件とは違って緩和されるということになるわけですかね。 307: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 308: ◯高齢課長(武末竜久君) おっしゃるとおりです。 309: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 310: ◯委員(北田 織君) それともう一点。それから今まで住民説明会をね、ずっとしてこられたので、どこかで方向性がきちっと決まったら、また住民説明会がなされるのかなとも思いますし、また実際に着工であるとか開設の時期が、まだ業者が決まらない限りは開設の時期なんかも決定できないのかなと思うんですけど、そういったことに対して地域の説明会というのはありますかね。私も地元のほうに。 311: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 312: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 非常にそこは私たちも気になっているところでありますけれども、果たして今回も来てくれるのかというのもありまして、何回も住民説明会をして結果的に期待をですね、地域の方にちょっと期待していただく形になりますので、基本は地域密着型の特別養護老人ホームを誘致するという方向性は変わっておりません。それに、そういう在宅系のそういうサービス、ショートステイとかですね、何らかそういったものが来てくれればという方向で、実は今回ショートステイをそこに併設をいたしますと、ショートステイに補助金、これはソフトの補助金ですけど、それがつくということで県が新たな制度をつくってくれましたので、そういったこともきちんと事業者のほうには周知をしまして、できれば地域密着型の特別養護老人ホームだけじゃなくて、何らかショートステイなりそういったものも誘導するような形でですね、進めていきたいと思っています。当然、ある程度のまた目鼻がついてきましたらですね、何らかお知らせしたいと思います。済みません。 313: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 314: ◯委員(北田 織君) 済みません、僕の聞き方が悪かったんですけど、今の時点で説明会ということではなくして、業者がきちっとした方向性が定まったときに、こういう理由で変更になったけれどもこういうことで事業の変更といいますか、そういったものがなされるということについての説明会をしていただければなと思います。方向性がきちっと定まってですね。 315: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 316: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 実は今回、市の用地を提供するんですけれども、これが市の用地を提供するんじゃなくて、事前に御自分たちで土地を探してくださいというのが、実は広域型の特別養護老人ホームはそういう形です。そうなりますと、あらかじめ事業者の皆さんが地域に説明した後に市のほうに応募すると。そして決まった後、また説明ということで、この間実は広域型についてはあったところですけれども、今回は市の土地を提供するということで、市が先に説明会をやったと。今度、実際応募していただいて事業者が決まりましたら、当然建てる前にどういった建物になるかとかですね、そういったことで地域の方に説明して、いろいろ御意見もお伺いする機会が必ず出てまいりますので、そういった形でしっかりやっていきたいと思っています。ありがとうございます。 317: ◯委員(北田 織君) お願いします。 318: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。船久保委員。 319: ◯副委員長(船久保信昭君) 今、公募の条件が緩和されたということで、そうなったときにこの利用定員の変更はあるんですか。 320: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 321: ◯高齢課長(武末竜久君) 利用定員というのは、地域密着型の特別養護老人ホームの最大が29なので、29よりふえることはないですね。低くなるとまた採算性の面がありますので、恐らくぎりぎりの29でされると思います。 322: ◯委員長(内野明浩君) ほかにはありませんか。米丸委員。 323: ◯委員(米丸貴浩君) いろんな諸事情があるのはわかりました。公募内容を変えてということで、部長からも、できれば地域密着型特別養護老人ホームにプライオリティーを高く置いて、これにショートステイなどの付加をつけてできればこっちをということでした。そうなってくるとますます小規模多機能型、こちらへの応募というのは少なくなるのかなと。今の公募内容よりも、これも何らかの形で変えるんですか。併設はしなくてもいいよという条件の緩和はあったのはお聞きしましたが、それ以外に、特別養護老人ホームのように新たな県の補助制度とかがありますよとかいうのは、こちらには公募の条件に何か付加されるものはあるんですか。 324: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 325: ◯高齢課長(武末竜久君) 県の補助要項の改正で増額になったのは小規模多機能型も一緒ですので、その件に関してはきちっとお知らせはしていきたいと思います。 326: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 327: ◯委員(米丸貴浩君) というと、補助金が多少なりともまだふえますよということ以外は、今のところ別にはないということでいいんですかね。  続けていいですか。 328: ◯委員長(内野明浩君) どうぞ、いいですよ。 329: ◯委員(米丸貴浩君) もしですね、老人ホームのほうは何らかで手を挙げていただきました、小規模多機能は残念ながら今回もありませんでしたになると、今の土地、あの広い土地の中に老人ホームはある一定区間、区画で建つだけになるんですかね。それともこの小規模多機能の、ちょっと私は理解ができんかったんだけど、今ある土地の中で老人ホームはこっちで建ちます、こっちに併設ではないけれども小規模多機能の分は残すんですか。どうなるんですか。土地はどうなるんですか。 330: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 331: ◯高齢課長(武末竜久君) あくまで今の白水ヶ丘の土地に関しては、密着型の特別養護老人ホームを建てるのを優先しますので、そこで土地を全部使ってしまえばもうその建物だけということになります。ただ、併設は可能ですというところです。 332: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。 333: ◯委員長(内野明浩君) いいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 334: ◯委員長(内野明浩君) それでは、ないようですので、次に行きます。その他の説明をお願いいたします。  佐々木健康推進部長。 335: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、次第の3のその他(1)9月定例会に係る議案等予定について御説明いたします。  なお、ウの決算認定につきましては、本日は項目を記載させていただいておりますが、内容の説明は省略をさせていただきます。アの指定管理者の指定について、及びイの9月補正予算の概要について、各課長から説明をさせていただきます。 336: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 337: ◯高齢課長(武末竜久君) 指定管理者の指定についてですが、7月の市民厚生委員会におきまして御説明いたしましたとおり、春日市老人福祉センターナギの木苑の指定管理について、公募により選考を行いました。選考の結果、社会福祉法人春日市社会福祉協議会が指定管理者候補となりましたので、9月の議会に議案として上程させていただきます。
     以上です。 338: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 339: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 健康スポーツ課から9月議会に提案を予定しておりますのは、春日市スポーツセンターの指定管理者の指定についてでございます。春日市総合スポーツセンター及び春日西野球場の指定期間が令和2年3月31日までとなっておりますので、次期の指定期間の指定管理者の指定について議決を求めるものでございます。指定管理者の候補者は春日まちづくりパートナーズ、代表企業はコナミスポーツ株式会社、現在の指定管理者でございます。今回の指定は非公募による再指定の1回目であり、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間でございます。  説明は以上です。 340: ◯委員長(内野明浩君) 高尾国保医療課長。 341: ◯国保医療課長(高尾徳久君) では、9月補正について国保医療課分から御説明をさせていただきます。  まず、一般会計の歳入では、養育医療費県負担金の実績報告に伴い、追加交付を計上いたします。次に、平成30年度決算に伴い、後期高齢者医療事業特別会計繰入金を増額補正いたします。続きまして、一般会計の歳出のほうでは、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の実績報告に伴う返還金を計上いたします。一般会計は以上でございます。  次に、国民健康保険事業特別会計の歳入のほうでは、平成30年度決算に伴い繰越金が発生しておりまして、当初予算で計上しておりました国民健康保険事業費納付金等支払準備基金からの繰入金を減額しております。次に、30年度決算に伴い繰越金を補正増しております。次に、特定健康診査等県負担金の実績報告に伴い、追加交付分を計上しております。国保の歳入については以上でございます。  次に、国保の歳出のほうですけれども、国民健康保険事業費納付金を補正しております。次に、平成30年度決算に伴い繰越金で受け入れた金額から、先に御説明いたしました補正の残りを基金に積み立てるため、基金積立金を計上しております。国保特会は以上でございます。  最後に、後期高齢者医療特別会計になりますけれども、歳入では後期高齢者医療の保険料の本算定に基づく現年分保険料を補正しております。あわせて、滞納繰越分も出納閉鎖に伴い調定額が確定いたしましたので、減額補正しております。また、平成30年度決算に伴い、繰越金を増額補正しております。歳入は以上でございます。  最後に、後期特会の歳出ですけども、後期高齢者医療広域連合納付金の保険料負担金を増額補正しております。保険料の本算定に伴うものと平成30年度出納閉鎖期間中の保険料に係るものでございます。次に、平成30年度決算に伴い一般会計繰出金を増額補正しております。後期特会は以上でございます。  国保医療課分は以上でございます。 342: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 343: ◯高齢課長(武末竜久君) 続きまして、高齢課分を説明させていただきます。  一般会計補正予算の高齢課分につきましては、地域密着型施設等整備県補助金、先ほどお話ししました分ですが、につきまして、県の補助要項の改正に伴いまして、地域密着型補助の単価等が見直されております。歳入歳出及び繰越明許費が増額となる予定です。また、住みよか事業県補助金が見込みの金額を超えて内示があったため、歳入歳出ともに増額する予定です。一般会計は以上です。  続きまして、介護保険事業特別会計補正予算ですが、前年度の繰越金と特定財源の精算に伴うものが主な内容となっております。  高齢課分については以上です。 344: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 345: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、健康スポーツ課所管の補正予算の説明をさせていただきます。  歳出予算については、一般会計2件を予定いたしております。西野球場管理費の委託料で1件の増額、1件の減額補正を計上させていただいております。また、春日運動広場管理費の委託料で1件の増額補正を計上させていただいております。いずれも西野球場隣接地と春日運動広場の等価交換の動きに伴うものでございます。西野球場管理費では西野球場及び隣接地を一体とした活用プランの策定についての業務委託料を増額し、西野球場借地解消に向けた用地測量費について用地購入が令和2年度以降になる見込みであることから減額としております。2件合わせますと、西野球場管理費の委託料は減額補正となります。春日運動広場管理費につきましては、西野球場隣接地と等価となる面積の測量及び分筆の委託料の増額でございます。  健康スポーツ課所管の9月補正の説明は以上でございます。  今、申し上げました土地の交換について、その後の進捗について後ほど御説明したいと思います。  その他の(1)につきましては以上でございます。 346: ◯委員長(内野明浩君) それでは、質問はございますか。 347: ◯委員(米丸貴浩君) また、9月の議会でお聞きします。 348: ◯委員長(内野明浩君) はい、お願いします。  北田委員。 349: ◯委員(北田 織君) 先ほどの等価交換の件は、進捗状況は今からですね。 350: ◯委員長(内野明浩君) 健康推進部長。 351: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、(2)のその他につきまして6件ございますので、それぞれ担当課長のほうから説明をさせていただきます。 352: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈健康スポーツ課主幹。 353: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) お手元にお配りしています事業スケジュール、ラグビーワールドカップの関係でございます。事業スケジュールとチラシを配付させていただいております。よろしゅうございますか。  まずA4のスケジュール表でございます。春日市分と春日市の実行委員会がしていることについての進捗の状況説明をさせていただきます。  上段が春日市が行っているところでございまして、施設改修仮設設置につきましては、ほぼ予定どおり終わります。ラグビーワールドカップの開幕まで実は本日で30日ということで、いよいよ迫ってまいりました。シティドレッシング、都市装飾についても今月末から行う予定でございます。のぼり旗、懸垂幕、横断幕を市庁舎、市の施設、これはスポーツ施設は除くことになります、公民館、学校に掲出いたします。また、キャンプ実施中は滞在国の国旗あるいは協会旗を市庁舎及び練習会場に掲揚する予定でございます。  地域交流のイベント、これはキャンプ実施国の関係国との交流ということで実施したものと予定されているものを御報告いたします。  まず7月25日、おかげさまで議場を使わせていただきましたアイルランド大使の表敬訪問とセミナーのほうを実施させていただきました。142人、そして中学生が33名御出席いただきまして、かなりいい交流になったなというふうに感じております。また、キャンプ実施中ですけれども、9月25日はカナダチームがスポーツセンターのほうに来ていただいて、これは一般公開事業でして、タイトルはヒーローズウェルカムですが、選手とともに子どもたちが交流するイベントとなっております。同じく10月11日、アイルランドチームが東小を訪問することとなっております。こちらについてはですね、限定の公開となっておりますので地域の方等が優先されることになるかと思いますが、同様に学校でアイルランドチームと東小の児童が交流すると。そして、チームのプロのスキルをですね、披露していただくという企画を今現在組織委員会に申請しております。  右横のパブリックビューイングは3試合予定しておりまして、前回の1回でですね、予算のほうを御承認いただきました3試合を予定しております。チームが勝ち上がりました場合は、追加するということでございます。  その右横、組織委員会からの招待ということで、こちらは開催都市及び公認チームキャンプ地のみを御招待ということで、1番のウェルカムパーティーが9月19日、2番が福岡で3試合ありますがVIP席に招待するということで市長と議長への招待があっております。  その下、スポーツボランティアでございますが、一般の方が83名集まっていただきました。これは高校生を含むということで、研修会を今までやってきておりまして、最終的には9月15日に施設改修が終わった現場も含めて確認していただいて、大会期間中はボランティア活動をしていただく予定です。また、大会終了後はですね、スポーツフェスタ等の市の行事にも支援をお願いしていく予定でございます。  下の段が実行委員会の組織の動きになります。1)で商工会、こちらはキャンプ実施国のラガーめしを食おうということで7月から始まっておりまして、実は私どもの係の者がですね、早速お邪魔しましてフランスの料理をいただいてきたということで、なかなか、感想としてはおいしかったということでございますので、また8月、9月続きますので、ぜひぜひ足を運んでいただきたいと思っております。  その下が小中学校の取り組みでございまして、タグラグビー教室、これはもう既にかなり実施しておりますけれども、九電さん、そしてコカ・コーラさんの御協力をいただきながら各中学校で広く実施しております。  3)番、応援メッセージボードコンテスト、これは実は、夏休み期間中にお願いしていまして、次々にでき上がっております。なかなか見事なもので、春日中などは、何か早速ホームページに載せていたみたいでございます。実行委員会の合同会議、8月31日の会議で審査をさせていただくということを考えております。審査しっ放しではなくて、これについては9月になりましたら市役所内で掲示して、キャンプ期間中はチームのキャンプのルームに掲示し、そして多分、その国の協会のほうにお送りすることになるかなという予定でございます。  4)プレゼント用折り紙作成、これはもう小学生のですね、児童が本当に一生懸命折ってくれました。それをボランティアがアート化しております。こちらについても9月に市役所に掲示し、選手の控室などに掲示していく予定でございます。  5)小学校の会場応援、これは9月26日にイタリア対カナダ戦におよそ200人ぐらいの児童がですね、実際に試合を見に行きます。学校の学年を単位として御招待を受けていますので、観戦しに行くという非常になかなかない機会だろうと思いますので、小学生が楽しみにしてもらっているだろうと思っております。  その下、その他の事業としましては、もう既に終わった分で、白水大池公園でHADASHIでSHIBAFUということで、こちらのほうも400名の参加をいただいております。また、長門市の女子ラグビーチームとの交流ということで、これはプロのチームですけれども、近隣の女子ラグビーのチームとの交流が行われております。  8)が、自治会連合会役員研修タグラグビー、8月29日に実施されるそうです。これは宗像サニックスブルースが協力してくれる予定でございます。ですから、福岡にいますトップリーグ、トップクラスのチームがいずれも春日市のほうに協力してもらうという、非常によいことだなというふうに思っております。  9)が地域イベントの支援ということで、これは、先ほどの地域交流イベントのことでございます。  10)、会場応援福岡3試合ということで、これは実行委員会の皆さんに、会場に実際に足を運んでいただいて、応援していただこうという企画をしています。  11)は、公園愛称ロゴマーク、これは今後も公園の愛称と決まりましたKASUGAスクラムパークの名称とともにロゴを制作しまして、愛称を定着させて今後も親しんでいただこうというふうなことでデザインを依頼しているところでございます。  12)のつくしラグビーフェスタが配っておりますチラシの分です。これは主催がつくしJC、青年会議所さんでございます。両面、もう本当に盛りだくさんなイベントでお昼から行われるわけですが、ラグビーだけじゃなくて女子アイドルグループあり、そして食あり、体力測定や障がい者スポーツのボッチャも体験できたり、そしてシーキャッツも協力いたします。あと、コカ・コーラさんと九電さんのチームも来ていただくということでございますが、その後に、これが1部としますならば、2部として9月28日の日本対アイルランド戦のパブリックビューイングが実施されるということを予定しております。  戻りまして13)ですが、トレーニング施設、これは実際にチームが使った後のトレーニング施設を一般公開する計画があります。10月20日でございます。  以上が、最近の進捗状況とともに今後予定されるイベント等でございます。本当に、これまでいろいろ御協力いただきながら進めてまいりましたが、終盤になって俄然盛り上がりが出てきているんじゃないかなと思っております。皆様、イベントのほうに足を運んでいただければ幸いかと存じます。  以上でございます。 354: ◯委員長(内野明浩君) ここで、暫時、休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時41分                 再開 午後1時45分                ──── ─ ──── ─ ──── 355: ◯委員長(内野明浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。原委員。 356: ◯委員(原 克巳君) 夏休み前に小中学生にピンバッジですかね、何か配るような予定だと聞いたんですけど、それはもう配り終わったんですか。 357: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈健康スポーツ課主幹。 358: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 夏休み前にですね、缶バッジといわれるものとピンバッジは配らせていただきました。小学生の低学年はですね、配っておりません。安全上の配慮です。ステッカーのほうを配りました。ピンバッジは済みません、配っておりません。ピンバッジじゃなくて缶バッジとステッカーですね。 359: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 360: ◯委員(原 克巳君) あと、学校給食に参加チームのメニューで出すみたいなお話もあったんですけど、それも予定どおりですか。 361: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈健康スポーツ課主幹。 362: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 教育委員会から聞き及んでいるところによりますと、9月なのでまだ未発表なのかもしれませんけど、9月20日に中学校では給食の中に入れていただけるということを聞き及んでおります。小学校はちょっと、まだ私のほうで情報収集できておりませんけど、していただけるということでございます。 363: ◯委員(原 克巳君) わかりました。 364: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 365: ◯委員長(内野明浩君) それでは、ないようですので、貴島健康スポーツ課長。 366: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 前回の市民厚生委員会で、西日本鉄道株式会社所有の春日西野球場に隣接した白水ヶ丘の土地、それと本市所有の平田台の春日運動広場の一部の交換について御説明させていただきました。本日は、その後の進捗状況などについて御説明させていただきます。  なお、西鉄との協議の中で、交換後の土地については、本市はスポーツ施設、公園、広場などの公共用地として活用し、西鉄は地域の良好な住環境に配慮した戸建て住宅の開発に用いるということを確認しており、このことは正式に交換契約書に明記をしたいと考えております。また、土地の交換に際しては、原則として現所有者の負担で更地にして引き渡すということで進めておりますが、これについては新所有者にとっては残ったままのほうがよい構造物等もある可能性がございますので、お互いに現地立ち会いの上協議して、具体的に更地化の範囲を定めていく予定でございます。そして、この土地の交換については、市が交換のため必要となる春日運動広場の測量及び分筆に係る予算措置や普通財産への移管手続をすることができた場合に契約を締結するということにしております。契約を締結することができましたら、12月中に所有権移転登記、令和2年3月までに引き渡しが完了するよう進めていく予定です。  次に、利用者への説明ですが、現時点で春日市体育協会、春日市スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブ春日イーグルスなどに説明をさせていただいており、説明の中では、今回の交換の後に残る下段の一部についても、上段に戸建て住宅が建て込めば今までどおりの利用は難しいと思われることから、早いうちに下段の利用についてもほかの施設への移転の検討をお願いしております。その際は、健康スポーツ課といたしましても調整などに協力していきたいと考えております。また、春日運動広場が存在する平田台自治会、春日運動広場を市が取得した際の経緯から春日自治会、そして西鉄所有地が存在する白水ヶ丘自治会にも御説明させていただき、一定の御理解をいただいております。平田台自治会においては、現在、春日運動広場の上段を運動会やグラウンドゴルフ、ラジオ体操や古紙回収などで利用されていますので、その代替策について今後協議していく予定でございます。なお、平田台自治会、白水ヶ丘自治会とも10月に出前トークがございますので、その時点での状況とその後の予定をお話させていただくよう自治会長と打ち合わせをさせていただいております。  説明につきましては以上です。 367: ◯委員長(内野明浩君) 何か質問はありますか。北田委員。 368: ◯委員(北田 織君) 等価交換されたときに、今言われるように西スポーツセンターの横に、現在西鉄が所有している土地、これはスポーツ施設であるとか公園だとかそういうお話もありましたけど、実際に何に使うというのが決まっているんですかね、活用方法。 369: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 370: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) その活用方法について検討していくためのですね、プランの策定についての委託料もあわせて9月議会のほうに提案させていただいて、予算をいただければと考えておるところです。所管といたしましてはですね、今現在、春日運動広場で多くのスポーツ団体の方が利用されておりますので、その機能の代替といいますか、スポーツ施設を西野球場周辺に集約するという形でプランが立てられたらいい、というかその方向でプランを策定する予定でございます。  以上です。 371: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 372: ◯委員(北田 織君) 恐らく、あそこには文化財もかなり埋蔵というんですか、されていると思うし、もともと日之出水道機器でしたかね、そこの会社があったことは、ある人たちの話によると残骸であるとかいろんな、これまでも春日市が購入した土地、例えば今の南交番があるところも後から廃材がたくさん出てきて、多くのお金を後でまたつぎ込んで廃材を掘り出して搬出するとかいろんなことがありましたけれども、そういうような心配も僕はここは、この場所はね、あるんではないのかなという思いがして、なぜ等価交換されるか非常に僕自身は納得ができないんだけれども、そういう可能性というのはどうなんですかね。 373: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 374: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 懸念されるとおりだと思っておりまして、実は、文化財はございます。あそこは昨年試掘をいたしまして、文化財があるということで、あそこを開発するためには本調査をする必要があると。それも基本的には道路等の永久構造物をつくる場合に、そこの部分だけ本調査をするということでございました。ですから、あるのはあるというふうに確認しておりますけれども、できるだけそこは、基本的には広場的な形で、市が交換した後は掘らないと。地下30センチぐらいかな、一定の深さよりも掘らなければ当然文化財を発掘する必要はありませんので、そういったものに影響を与えない形の利用にしたいというふうに考えています。  もう一点は、文化財の試掘をするときに一定の範囲にもともとの使ってあったときの、廃材というよりもそういう一般廃棄物的なものが捨ててあったということは確認しておりますので、そこの部分は交換相手の西鉄のほうに取ってもらうということで、そういう約束はしております。向こうの負担でですね、取ってもらった上でという話でございます。 375: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 376: ◯委員(北田 織君) 平田台のほうの土地は、普通財産へと今言われましたけれども、交換した後に戸建てがずっとできるということですけど、西スポーツセンターのほうは今言われるようにスポーツ施設か公園とかいうことを考えれば、むしろ今の平田台のほうにスポーツ施設であるとか公園であるとかそういったものを建設することのほうが、施設を整備することのほうがいいんではないのかなという気はするんですけど、なぜ西の外れのほうの向こうの民間が所有しているところと交換されるのか、ちょっと理解に苦しむところがあるんですけど。 377: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 378: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 実は、今北田委員がおっしゃったような形で私どもも検討いたしました。といいますのは、西鉄が最初にそこに開発の計画があるというのを私たちが知りましたときに、当然このままであれば野球場の機能が著しく損なわれると。そうなると、一つの選択肢としては、その野球場と西鉄の開発の間に緩衝地がつくれないかということを西鉄のほうに働きかけをいたしまして、それにつきましては、西鉄としては一定の戸数の住居をつくることによって初めて成り立つ事業なので、途中に緩衝地等をつくることは難しいということでございました。  そうなりましたときに、じゃあ、そこにやっぱり住宅地で来ると非常に野球場の機能が失われる、そういう中で、あそこは借地が8,000平米ぐらいありますので、その借地を今から買っていこうということを、ことしの新年度予算として上げておりましたので、借地を解消したものの、結果的に野球場の機能が著しく損なわれると、何のために借地解消したのかわかりませんので、これは1回諦めて、そして今まさに委員がおっしゃったように春日運動広場のほうに野球場をつくれないかと。これは所管としてはそういう希望の中で検討いたしましたけれども、春日運動広場のほうが御承知のとおり第一種低層住居専用地域ということで、基本的に戸建て住宅向きの都市計画になっておりますので、その中に大規模なそういう施設、運動施設をつくるのは極めて難しいと。なおかつそこに照明灯があって、周りが全部戸建ての良好な住宅地の中に夜間照明灯をつくることもできないと。そうなると、春日運動広場のほうに野球場をつくって形はできても、やはりきちんとした野球場にはできないだろうということで、そちらのほうは本来、平田台の第一種低層住居専用地域に即した土地利用、そちらだったらいいと。そして、やはり原点に立ち返りまして、西野球場のほうをきちんとした形で野球場の機能が保てるようにしたほうがいいんじゃないかと。そういうことを内部的に何回も議論いたしまして、当然庁内でも今委員がおっしゃったような議論も含めていろんな意見がありました。両方とも諦めてしまっていいんじゃないかという意見もありました。もう野球人口が減ってきているので、もう西野球場も機能がなくなったら借地解消せずにいいんじゃないかと。で、別のところにもつくらずに学校で練習するとかいうことでいいんじゃないかとかですね。あるいは筑紫地区の中でほかの市の施設を使えばいいんじゃないかとか、いろんな意見が出た中で議論して、最終的にたどり着いたのが、せっかく今西野球場があって、市内で春日公園の野球場を除いたら唯一少年、中学生までですけれども公式の野球の試合をさせているところはあそこしかありませんので、そこをまずはきちんと機能を保つようにしようということで、交換という話に結びついたということです。  これは一切西鉄からの話はございません。こちらのほうから西鉄のほうに持ちかけて、西鉄のほうでも何回も議論されたようですけれども、もともとあそこのJR博多南駅から歩いて行けるところですので、非常に戸建てには向いているという判断はされていたようです。こちらのほう、春日運動広場のほうは、やはり良好な住宅地と言いながら、どうしても鉄道駅から遠いということもありまして、そういったこともありましたけれども、最終的に何回か議論をしていただいて、私たちとしては良好なスポーツ環境を守りたいと。西鉄としては住宅地としては平田台のほうがいいだろうということで、お互いにそういう経済的価値以外のメリットを見出すことによって、交換しましょうということになったということでございます。 379: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 380: ◯委員(北田 織君) 今部長から、春日市のほうから西鉄に持ちかけたということですけど、これはちょっと僕はどうも理解に苦しむんですけど、もともと野球場があって、その後に日之出水道機器の土地は、西鉄が買ったのは野球場が先ですよね。 381: ◯健康推進部長(佐々木康広君) はい。 382: ◯委員(北田 織君) それで、今緩衝地帯がどうだとか言われますけど、西鉄が、あそこは当然自分たちが将来戸建てを建てるということを前提として、開発することを前提で購入していると思うんですよ。そこに対して春日市のほうからね、向こうに、こちら側と等価交換しませんかという話しかけって、ちょっとこれ僕は矛盾しているんじゃないかなという気もするんですよ。というのは、向こうは状況を把握してわかった上で購入しているわけですから、あと開発をどうするかは西鉄の問題でしょう。 383: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 384: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今、北田委員がおっしゃったような議論が庁内でもありました。後から住宅地が来るから文句を言えないだろうと、買った人は。市のほうはもともと野球場があったと。だから、後から来るから文句は言えないんだからいいんじゃないかという意見は当然ございました。  ただ、後から来たとはいえ、やっぱり必ずそこに来られた方は当然苦情を言ってこられる。そうなると、地元にも苦情を言ってこられるし、野球場の機能がなかなか発揮しにくくなるということをですね、議論いたしまして、先日、白水ヶ丘の地元の自治会長さんとも話をしましたけど、そこを一番懸念してあったということはお聞きしています。西鉄のほうから話があったときに、後々地元のほうに苦情が来るということは非常に心配をしていたと。だからこれについては、市のほうがそういったスポーツ施設にするということであれば非常にいいんじゃないかという御意見をいただきました。  まさに、北田委員がおっしゃったような議論が庁内でもかんかんがくがくありまして、そういった中で、やはり担当所管といたしましては、スポーツができる環境をぜひ確保したいと。特に春日運動広場も、今後ともずっと今の春日運動広場の状態でいけば所管としてはまだいいんですけど、いずれそちらのほうは運動じゃなくて別の目的にということでも多分検討に今からなっていくと思いますので、そうなると西野球場も中途半端なものになる、春日運動広場もスポーツの色がなくなるとなりますと、スポーツの環境が著しく損なわれると。そういったことで、所管としましては、ぜひ西野球場のところのスポーツの環境を維持したいということで西鉄のほうに話したと。これはもう正直なところです。西鉄からの話は一切ございません、それは。 385: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 386: ◯委員(北田 織君) いや、僕はその西鉄から話がないで春日市から持って行ったということがね、僕はどうしても解せないんですよね。というのは、向こうがこの土地をこういうふうに開発したいと。その上においては、西野球場があるのでこういうような懸念事項がありますよと。そういったこと等でこちらのほうに相談というか、そういったものがあるというんだったら理解もできるんですよ。だけど逆に、こっちのほうからどうして向こうにそういうものをするためにということで持ちかけるのかね。まだ金額が幾らとかわかっていませんけれども。僕は交渉事というのは逆じゃないかという気がするんですけどね。
    387: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 388: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 昨年の8月に、私どもが、西鉄が開発をしているという状況を知ったものですから、都市計画のほうに状況を聞けましたし、文化財の発掘、試掘調査もしているということを聞きましたので、西鉄の関係者を呼びまして事情を聞きました。聞いた中で、先ほど申しましたように緩衝地が確保できないかとかいろんな話をしましたけど、基本的には先ほど申しましたように、一定の戸数を開発しないと成り立たないのでそれは無理ですと、このまま進めますという話でした。  このまま進めるとなりますと後々のことが懸念されましたので、その後何回かやりとりをした中で、交換ならできるけれども、それ以外でもう部分的に譲っていただくとかいうことは一切できないということでしたので、そういった中で市のほうから、じゃあ交換ということでどうかということで持ちかけたと。これは事実でございます。  途中、西鉄のほうからは、そこを買ってある程度試掘をしたりとかいろんな条件整備をする中で結構費用がかかってますので、そういう費用がかかっている部分を市のほうが見ていただかないとできませんということで話がありましたけど、市のほうとしてはそれは一切難しいと。議会に対して説明する以上は、土地の純粋な等価の交換でなければ市はできませんということで、それも何回かやりとりをいたしまして、市のほうが言いましたのは、私のほうが言いましたのは、経済的にはお互い土地の等価、一切お互いにメリットはないと。その上で市のほうとしては、先ほど申しましたように、スポーツの環境をきちんと守っていくと。西鉄さんとしては、確かに駅からは近いかもしれんけれども環境として決してよくないでしょうと。そうしたら、春日運動広場のほうは確かに駅から遠いかもしれんけれども、第一種低層住居専用地域ですから、そちらのほうがいいじゃないですかと。それがお互いに納得できるのなら交換が成り立ちますけど、それがなければ交換は成り立ちませんよね、どうですかということで、これも何回かやりとりをいたしまして、最終的にやはり西鉄さんのほうから、やっぱりある程度お金がかかると、かかっているし、実際こちらのほうに開発し直すにしても、当然時間もかかっていますし、税金が二重にかかったりしますので、そこはもう少し負担が市のほうがしてもらわないと話が成り立たないということもありましたけど、そこは一切市のほうとしては等価交換以外はありませんということで、そういったやりとりを何回かいたしまして、最終的に折り合ったということで、これは事実のままでございます。 389: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 390: ◯委員(北田 織君) いや、僕はこの土地の手法については本当に甚だ疑問なんだけれども、春日市のほうから先にそういうものを進めるとか、向こうからそういう状況でこちらのほうに話があったというんだったら、これは別かもわかりませんけれども、先ほどから部長が言われているように鑑定、鑑定って、恐らく土地の鑑定をするわけでしょうけど、僕も過去のいきさつからして、いろんなことをかかわったことも含めて、鑑定なんて、大変失礼な言い方をしたらどうにでもなるような気がするんですよね。だから本当にきちっと鑑定されているとは思えていない部分も、経験上ですよ、ありますので、余り信用はしていない。  ただ、そういうような、そうなのかな、僕はちょっと甚だ疑問なんですけれども。それは向こうが開発をずっと進める中でこういうことが懸念されるからということでの話があったというんだったら、これはまた別かもわからないけれども、こっちのほうが逆に、西スポーツセンターがあることによってもしかしたら苦情が来るんじゃないかとか、そういったこと等で等価交換をするというのは、大変失礼だけど、僕は甚だ疑問に感じております。 391: ◯委員長(内野明浩君) 佐々木健康推進部長。 392: ◯健康推進部長(佐々木康広君) これはちょっと落としてもらおうかな。ちょっと落としていただいていいですか。 393: ◯委員長(内野明浩君) テープを落としてください。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時06分                 再開 午後2時23分                ──── ─ ──── ─ ──── 394: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 395: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 続きまして、聖火リレー実行委員会の立ち上げについて、御報告いたします。  来年の東京オリンピックの聖火リレーでございますが、来年の5月12日に春日市で実施されることを6月の委員会で御報告しておりました。今月の31日までがプレゼンティングパートナーであるコカ・コーラ、トヨタ自動車、日本生命、NTTの4社及び各都道府県の実行委員会の聖火ランナー応募の締め切りとなっており、12月以降に組織委員会において、当選者への通知、実施市町村のルートの発表などが行われる予定と聞き及んでおります。  県からの助言を受け、本市でも今後の聖火リレーの機運の醸成、円滑な実施に向けて、東京2020聖火リレー春日市実行委員会を立ち上げることとなりましたので御報告いたします。第1回目の実行委員会は8月31日土曜日に実施する予定で、市議会からは議長に実行委員として御就任いただくこととしております。  聖火リレーに関する御報告は以上です。 396: ◯委員長(内野明浩君) 質問はよろしいでしょうか。米丸委員。 397: ◯委員(米丸貴浩君) 委員会の中の決定事項等は、また決まり次第、委員会には報告していただけるんですかね。 398: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 399: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい、そうですね。実行委員会のほうで決まったことにつきましては、その都度、報告させていただきたいと思っております。また、組織委員会のほうからもいろいろ公開していい情報が流れてきた場合は御報告させていただきたいと思います。 400: ◯委員(米丸貴浩君) お願いいたします。 401: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 402: ◯委員長(内野明浩君) ないようですので、次、お願いします。貴島健康スポーツ課長。 403: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、本日のお配りしました健康スポーツ課の資料の10ページをごらんいただきたいと思います。  今年度の春日市スポーツフェスタの日程、種目等の御案内でございます。また、先日チラシが納品されましたので、資料の一番後ろに添付させていただいております。  今年度は9月14日土曜日、9月15日日曜日、11月4日月曜日の3日間の日程で開催いたします。9月14日は総合開会式及び小学生長縄跳び大会を総合スポーツセンターメーンアリーナで行います。翌15日には、小学生を対象とした相撲大会を同じく総合スポーツセンターの相撲場で行います。11月4日はサブアリーナでのカローリング大会のほか、スポーツ体験教室やバザーなどを行うこととしております。  これにあわせて、指定管理者である春日まちづくりパートナーズでの温水プールやトレーニングルームの無料開放、フィットネスの無料体験を実施していただきます。  また、11月4日はお隣のふれあい文化センターで開催されております春日市文化祭の2日目となっており、これまでにないにぎわいが生まれるのではないかと考えております。  本日、委員の皆様には別に封筒に入れておりますけれども、9月14日の総合開会式の御案内をお配りしております。お手数ですけれども、出欠について御連絡をいただければ幸いでございます。  また、お時間が許すようでございましたら、その後の長縄跳び大会や翌日の相撲大会、11月4日のカローリング大会など、御観覧いただけたらと思います。  説明は以上になります。 404: ◯委員長(内野明浩君) 質問はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 405: ◯委員長(内野明浩君) じゃあ、次、お願いします。貴島健康スポーツ課長。 406: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 引き続き、健康スポーツ課からの御報告です。  先日、8月18日に第62回福岡県民体育大会夏季大会、水泳競技でございますけれども、こちらが飯塚市の筑豊緑地プールで開催されました。春日市からは62名の選手が出場いたしました。春日市は全部で40の郡市中6位という成績でございました。  来月9月21日、22日には筑豊地区の各地を会場として秋季大会が開催されます。本市選手団のさらなる活躍を期待したいと思っております。  以上です。 407: ◯委員長(内野明浩君) 何か質問はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 408: ◯委員長(内野明浩君) ないようです。それでは、武末高齢課長。 409: ◯高齢課長(武末竜久君) ここで春日市介護保険サービス事業所就職フェアについて報告させていただきます。  8月3日土曜日に開催しました春日市介護保険サービス事業所就職フェアですが、昨年度は1月19日土曜日に開催しましたが、それに引き続きまして、2回目を今月8月3日土曜日、正午から午後4時まで春日市役所大会議室で行いました。今回はクローバープラザで行われる福祉のしごと就職フェア2019 in 福岡と同日に開催しました。  参加事業所は市内の地域密着型事業所に声をかけ、15事業所で10ブースを設置し、面談会形式で行いました。今回はシルバー人材センターにも参加していただいております。  参加対象者は、春日市内の介護保険サービス事業所で働くことを考えている人であれば、市内外どなたでも参加していただけるよう、チラシ、ポスターを製作し、市報や市ウエブサイト、近隣の大学や専門学校、回覧板で呼びかけを行い、当日は26名の来場者があり、熱心に複数の事業所から話を聞く方もいらっしゃいました。現状で2名ほど採用が決まりそうだという話を聞いております。  介護人材の不足は春日市のみならず全国的な問題でありますので、行政としてどこまでできるかわかりませんが、1人でも多く春日市で働きたい人と介護保険サービス事業所をつなげ、安定的な介護保険事業の運営に資するように努めてまいりたいと思っております。  以上です。 410: ◯委員長(内野明浩君) 今の報告について、質問ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 411: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。佐々木健康推進部長。 412: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 健康推進部の説明は以上でございます。 413: ◯委員長(内野明浩君) 暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時34分                 再開 午後2時58分                ──── ─ ──── ─ ──── 414: ◯委員長(内野明浩君) 委員会を再開いたします。  次に、福祉支援部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。高瀬福祉支援部長。 415: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 皆さん、こんにちは。福祉支援部でございます。  福祉支援部の今回の委員会におきまして、調査事件として1件、保育施設の現状が出されております。説明のほうはこども未来課長が行いますので、資料等の御準備をお願いいたします。  では、詳しくはこども未来課長のほうから説明いたします。 416: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 417: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは御説明いたします。  まず、資料のほうを御用意しておりますけれども、右上に四角囲みで資料1、資料1-2、資料2、資料3と4枚、資料のほうを御提出しております。資料2、資料3はA3判で折り込みでしております。こちらの資料に基づいて御説明していきたいと思います。  それでは、保育施設の現状についてということで、表題として非常に幅広い内容にはなってまいりますが、今回、まずは、子ども・子育て支援新制度について、10月から幼児教育・保育の無償化ということで大きく制度改正がなされております。こちらの制度を含めたですね、概要のほうを御説明しながら、保育施設の現状についても触れさせていただきたいと考えております。  まず、資料1をごらんください。  こちらの図は10月からの幼児教育・保育の無償化を含めた子ども・子育て支援新制度の概要を示したものでございます。平成27年度からの、子どもとその子どもを養育する者に対する必要な支援を行うことを目的とします、子ども・子育て支援新制度における子ども・子育て支援給付は、図では白丸で示しているところになりますが、三つございます。左の上のほうになります。  一つ目は、中学生までを対象としました現金の給付であります児童手当と小学校就学前の子どもさんに対して幼児教育・保育を提供するための教育・保育給付。それから、もう一つが、ちょっと左のほうにずれておりますけど、新たにですね、今回、法改正によって追加をされました子育てのための施設等利用給付、この3本の柱で構成されることとなります。  児童手当につきましては、子ども・子育て支援法の制定前から現在の制度がございまして、今回の制度の構築に際して、このような形で整理をされているものでございます。  次に、保育を初めとした大きな制度の軸となります教育・保育給付などについて御説明したいと思います。  白い丸の二つ目の子どものための教育・保育給付。こちらには二つの種類がございます。一つは、幼稚園、保育所、認定こども園を通じました共通の給付制度として創設をされています1の施設型給付でございます。  資料2をごらんください。A3の大きい資料になります。3枚目の資料ですね。  この施設型給付を受ける施設としましては、現在、春日市内には12の認可の保育所。これは上段のほうに一覧で載せております。それから、下段に幼稚園の一覧を載せていますが、その中の一番上の恵星幼稚園、こちらがございます。その他の幼稚園が8園ございますが、こちらは子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園として、新制度未移行の幼稚園などと区分して表現をさせていただいております。  現在、春日市には認定こども園の施設そのものはございませんが、春日市のお子様が里帰り出産に伴う、または地域を超えて市外の認定こども園に入所している場合、この施設型給付を行っております。  それから、続きまして、資料1のほうに戻って、1の子どものための教育給付の2番目のところですが、都市部の保育需要が増大、あるいは離島や山間部などの小さな保育ニーズなど多様な地域の保育需要の受け皿として、新制度のときに新たに設けられた2の地域型保育事業給付でございます。地域型保育事業は3歳未満の家庭的な保育が困難な子どもに保育を提供するもので、図のとおり(1)から(4)まで四つの類型がございますが、(1)家庭的保育事業はいわゆる保育ママ、(2)は定員が6人以上から19人以下と比較的小規模な施設型の保育事業、(3)は居宅訪問型保育事業ですが、いわゆるベビーシッター、(4)は事業所が行う保育事業で認可を受けるためには地域の子どもたちも入所できるように、一定の地域枠を設ける必要がある事業所になります。  いずれもその認可は市町村の事務とされており、その認可の基準の一つ、設備及び運営に関する基準について条例を制定しております。今回、議案のほうでも提出させていただいておりますが、こちらの基準のほうも今回の法改正に伴って、一定の改正が行われております。こちらも、春日市内には認可をしました地域型保育事業は現在ございません。  また、丸の三つ目ですが、図では左の上のほうになります。10月からの幼児教育・保育の無償化の開始に伴いまして、新たに創設された子育てのための施設等利用給付でございます。施設等利用給付認定を受けた子どもが幼稚園、これは新制度に未移行の幼稚園になります、それから、特別支援学校の幼稚部、預かり保育、認可外保育施設等において、特定教育・保育等を受けた場合の利用料の給付を行うものになります。  次に、図ではその中ほどの下のほうになりますが、黒丸を付しているところになりますが、地域子ども・子育て支援事業として、13の事業が位置づけられております。黒丸の右のほうに1)から13)までを列記しております。  この子ども・子育て新制度の中では、多様な子ども・子育て支援により子どものための教育・保育給付等を補完、補充するものとして、教育・保育給付による保育等の提供をさらに充実させ、その足りないところを補おうとするもので、放課後児童健全育成事業、いわゆる放課後児童クラブですね、それから、そういったものもその中に入っております。そのほとんどは国の補助要綱などに基づく任意事業としてこれまで実施をしていたものですが、新制度前とどこが違うのかということですが、新制度においては全てが法定化をされており、法に基づく事業として、この大きな制度の中に組み込まれているということになります。  新制度において、これらの13の事業は子どものための教育・保育給付とは異なりまして、一応は任意事業の扱いになります。法律上に直接的な実施義務の規定はございません。しかし、いずれも後で出てきますが、子ども・子育て支援事業計画に必ず記載する事項となっており、この記載事項というのがニーズの量の見込みとそれに対する具体的な提供の手立てとなっています。すなわち、法律上は任意事業の扱いとなっていても、これらのニーズに応えていくことについて、市町村は一定の責任を負っている、そのように理解をされたところでございます。  また、無償化及び今回の9月の補正予算にもかかわってまいりますが、この13事業のうち、3)の補足給付事業、こちらは矢印で右下のほうに線を引いておりますが、こちらを活用し、新制度に移行していない幼稚園の低所得者世帯等の子どもの副食費、これは実費負担となる部分でございますが、こちらに対する助成を行ってまいります。  次に、子ども・子育て支援事業計画でございます。こちらは図では左の下のほうに四角囲みで表示をしております。  この計画は子ども・子育て支援法の規定により、内閣総理大臣が定める基本指針などを踏まえ、5年を1期として定める計画でございます。子ども・子育て支援事業計画のこの新制度における役割は、幼稚園や保育所などの教育・保育、それから、これを補完する地域子ども・子育て支援事業として定められた13の事業のニーズ量が計画期間の各年度においてどのぐらいあるのか、また、これに対して、現在どれぐらいの供給能力を持っているのかを明らかにすること。そして、ニーズに対する供給能力が不足している場合は、いつ、どのような方法で提供体制を確保していくのかを具体的に定めるというものになります。  このように計画は市町村が市民ニーズと地域の実情に応じて、子ども・子育て支援についてどのように事業などを充実させていくか、その道筋を示すものとなります。  計画については、今年度が現計画の最終年となっており、現在、次年度以降の第2期計画についてニーズ調査を行い、策定作業を行っているところでございます。  ここで、子どものための教育・保育給付の基本的な仕組みについて、簡単に触れておきたいと思います。  資料の2枚目の資料1-2、こちらの左側の図をごらんください。  利用者と市町村、保育などにかかわる施設、事業者のやりとりの原則を示した図になります。新制度では、利用者の申請を受け、教育・保育給付の支給の必要性について市町村が認定をいたします。これが支給認定と呼ばれている手続ですが、10月からの幼児教育・保育の無償化により、この支給認定が施設等利用給付認定と区別するために、教育・保育給付認定という表現に改められております。  この教育・保育給付認定を受け、小学校就学前の子どもが幼稚園や保育所などから教育・保育の提供を受けたときに、その費用の一部については所得に応じて保育料として負担していただき、残りの費用については教育・保育給付として支給をいたします。この教育・保育給付は個人給付でございますが、施設、事業者による法定代理受領ができる規定が整備されていますので、実務上は利用者個人ではなく、施設、事業者に対して給付をされます。これが基本的な仕組みになっております。  この左側の図はこの基本的な仕組み、原則を図で示しているものですが、なお、右側の図については、私立保育所における経過措置をあらわしたものです。これは新制度の創設時に国会の審議過程で政府案では削除予定であった児童福祉法第24条第1項の規定が残されることとなり、保育所における保育の実施は引き続き市町村の義務であるとされました。  これにより、当分の間、私立保育所の利用については利用者と施設ではなく、利用者と市町村の間の契約とされ、これに伴い、保育料の徴収も市町村が行います。したがいまして、私立保育所に対しては施設型給付費ではなく、保育料の部分も含めた公定価格に相当する額を委託費としてお支払いをするものです。  ちなみに、公定価格というのはこの資料1-2の右下でお示ししておりますが、幼稚園や保育所などにより、幼児教育・保育の提供に通常要する経費として内閣総理大臣が定めるものです。私立の保育所以外は公定価格から利用者負担である保育料の金額を除いた額を教育・保育給付費として支給することとなります。今回の無償化におきまして、認可保育所や新制度に移行した幼稚園の保育料を無償とする部分や副食費の減免の範囲の拡大はこの公定価格の中で制度化されています。  それでは、資料1にお戻りください。  この教育・保育給付費や施設等利用給付の支給に当たりましては、資料1の上段の一番右端のほうに記載しております。
     給付の前提としまして、施設の設置認可、認定や事業の認可を受けていることなどに加えて、市町村の確認を受けていることが必要とされています。この確認というのは、幼稚園や保育所などの運営に関し、内閣府令で定める基準を踏まえ、市町村が条例で定める基準に適合しているかを審査し決定をするもので、確認を受けた施設や事業者は条例で定める運営基準を遵守しなければなりません。これが確認制度と呼ばれているもので、今回の無償化に伴い、施設等利用給付についても新たに市町村の事務とされたものでございます。  この無償化に伴いまして、運営に関する基準の条例につきましても、9月定例会に一部改正の議案を提出いたしております。  認可などに加え、確認を受けた施設や事業者が教育・保育を提供したときにその対価が利用者の自己負担である保育料を除く部分が公費である教育・保育給付費として支払われる。または、新制度に未移行の幼稚園や届出保育施設などの利用料の一部が施設等利用給付として支払われる。これが新制度における確認制度の仕組みとなります。  最後に、資料3をごらんください。資料3は福岡県のホームページのところでもダウンロードができるようになっておりますが、令和元年8月1日現在、福岡県に届け出のあった春日市内の届出保育施設の一覧で、施設の名称の中で網がけをされている施設は企業主導型保育所と呼ばれているものになります。  資料の左から1番目の項目、基準を満たす旨の証明書交付施設というのは、表の上段の留意事項の白丸の4番目にありますとおり、福岡県の認可外保育施設指導監督基準に照らして、立入調査を行い、基準を満たしていることが確認された施設となります。  企業主導型保育事業とは、増加する待機児童の問題の対策の一つとしまして、平成28年4月に内閣府がスタートさせた制度で、利用者は原則として自治体に保育の必要性を認定してもらうことなく、保育所と直接契約が可能です。条件を満たせば国から助成金を受けられるため、企業からも注目され、全国で増加をしています。複数の企業が共同で設置をすることもでき、地域住民の子どもの受け入れもできるなど、柔軟な保育所の運営が可能で、自治体の関与なしに運営費、整備費について認可保育所と同程度の助成金を受けることができる仕組みとなっている事業でございます。  以上が、子ども・子育て支援新制度及び春日市内の保育施設の現状について、簡単ではございますが、説明は以上となります。 418: ◯委員長(内野明浩君) 以上の御説明につきまして、質問ありませんでしょうか。 419: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 1カ所、訂正をさせてください。  資料1の図でですね、2番の地域型保育事業給付の(1)から(4)に列記しているところの右側にですね、春日市認可、事業の認可基準を条例で定める必要がありといったところを、今回、改正で提案をさせていただいていると言いましたが、こちらは改正はございません。済みません、訂正をさせていただきます。 420: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 421: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 済みません。もう1部、資料を出しておりますが、こちらは予算のときに補助金の交付金等の考え方を御説明するために用意しているもので、そのときに御説明させていただきます。 422: ◯委員長(内野明浩君) それでは、以上の説明について質問よろしいでしょうか。  米丸委員。 423: ◯委員(米丸貴浩君) 制度の説明をしていただいて、ありがとうございました。ちょっと聞きたいところが若干違うんですけど、部長、いいですか。  私が聞きたかったところの一つはですね、直営保育所の役割といいますか、直営保育所は今、2園ありますよね。2園でいいのかな。須玖と昇町がありますけれども、これまで、特に昇町では、いわゆる特別支援保育の取り組みをずっとやってこられたかと思っております。特に、SSTの取り組み等々いろいろやってあるんですけれども、今、この直営保育所における特別支援保育の取り組みの現状、これをまず知りたかったんですけれども。  SSTもやってあるし、いろんな地域の配慮を要する子どもたちの支援やいろんなことをずっとやってこられて、特別支援保育は特に重要だと私も認識しておるんですけど、課題等々もあるということもお聞きしておりますが、まず、直営保育所における特別支援の取り組みについて教えていただければと思っております。現状はどこまで行ってますか。 424: ◯委員長(内野明浩君) 今福子育て支援課長。 425: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 特別支援保育の取り組みですけれども、4段階あると考えています。第1段階は座学や研修とかで勉強している段階。第2段階になると、実際に子どもたちにそれを応用していく段階ですけれども、まだ、ひとり立ちはできないので、いわゆるコーチがついてやっている段階。第3段階はもう自分たちだけで特別支援保育ができる段階。第4段階になると、今度はそれをほかの施設に行って指導をしていくという段階。今は第2段階のところだというふうに考えています。  現状はですね、福岡女学院大学のほうからも御協力を得まして、そちらの坂田教授、それから、そちらに勤務しておりますスタッフの心理士さんを派遣していただいて、特別支援講義の研修という形でですね、実際に発達に課題があるお子さんの保育を見ていただいて、事後アドバイスをいただいて、こうしたほうがうまくいくという、そういう指導を受けていることと、それから、市のほうで児童発達支援事業所でありますくれよんクラブ、こちらを直営で運営しておりますので、こちらに実習という形でですね、なかなか保育をしながらということなので、日程を組むというところが課題なんですけれども、こちらに実習という形で定期的にですね、同じ職員が来て勉強をしているという段階です。  それから、これは福祉支援部だけで決められない人事異動のことも絡むんですけれども、できるだけですね、正規の保育士をくれよんクラブのほうに配置をして、人事異動で管理をしていくということも、今からはもっと進めていかなければいけないんじゃないかなというふうには考えております。  閉会中委員会だったと思うんですが、報告させていただいた発達支援室という構想もありますので、これから保育士の人事異動による循環というんですかね、ノウハウの蓄積と還流ということを強化していく必要があるというふうに考えております。  以上です。 426: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 427: ◯委員(米丸貴浩君) 直営の2園には特別支援保育コーディネーターさんを配置してあって、そして、いわゆる定例会議、特別支援保育コーディネーター会議ですかね、これもやってあるということも知っているんですけれども、今、その中で、課長がちょっと話してくれましたけど、この研修。所長さん、それから主任研修とかいろいろあると思うんですけれども、これもほぼ一通り、全職員さんには研修は終わったんですか。特別支援保育に関する研修ですよ。 428: ◯委員長(内野明浩君) 今福子育て支援課長。 429: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 座学による研修は、新しく入った職員というのがですね、まだまだ今から受講の必要があるんですけれども、中堅以上については一通りの研修は受けているというところであります。  それから、より領域が特化された専門的な研修についてはですね、特にシリーズであるような、第4回まであるとか、第6回まであるというようなものは、今は、例えば、くれよんクラブで実習をしている職員を中心に同じ職員に連続して受けていただいて、そこのノウハウを高めて、それから周囲に広げていくという方法で、保育所のほうでは考えております。 430: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 431: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。直営の役割の中には、もう一つは、ほかの市内の私立の保育所を、表現が正しいのかどうかわからないけど、ある程度引っ張っていくような役割もあるのかなと。そういう特別支援保育に関してもですね、コーディネーター会議の研修、ここには、いわゆる認可保育所の方々の参加も、直営以外の参加もあるんですか。 432: ◯委員長(内野明浩君) 今福課長。 433: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 数年前に特別支援保育コーディネーター研修について、福岡女学院大学の御協力が得られるということが決まりましたので、その分の予算を須玖、昇町で各52回、週に1回程度、来てもらうということで増強をいたしましたが、以前からですね、30回程度の予算を持っていまして、これは各保育所に回る分でございまして、今そちらにもですね、市の職員である保育士もついていきましてですね、自分たちの勉強も兼ねて行っているという段階です。そこで、ほかの保育所にも特別支援コーディネーターはおりますので、そちらの指導をしていると。そこに市の職員である保育士も一緒に行くような形で勉強しているというふうに聞いております。 434: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 435: ◯委員(米丸貴浩君) 私、少し認識違いがあったのは、直営保育所で研修会議をやってて、要望があれば、ほかの認可保育所の皆さんが来られるかと思っていたんですが、そうじゃなくて、訪問支援をやられているという認識でよろしいんですか。 436: ◯委員長(内野明浩君) 今福課長。 437: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 回数がちょっと十分って言えないんですけれども、30回分程度はほかの園を対象とした予算を組んでおりますので、日程を調整して。                 (「こっちから行って」と発言する者あり)  はい。心理士を派遣して、そこに春日市の保育士も行って勉強していると。                 (「なら、訪問して行ってるってことですね」と発言する者あ                 り)  はい。各所に、実は特別支援保育コーディネーターというのが配置されてまして、法的な義務はないんですけれども、各園にも配置はされているという状況です。前はいない園とかもあったんですけれども、そこはお願いをしまして、実際にそういう発達課題がある子も入所してくるもんですから、その対応をしなきゃならないということで、今は全ての保育所に特別支援保育コーディネーターが配置をされております。  逆に、幼稚園についてはですね、学校教育法の中で特別支援教育コーディネーターを置きなさいということになっているんですね、学校は。でも、それが全然浸透をしてなくて置かれてないし、置かなければならないということを知らない園もたくさんあるようでございます。  当然、市の管轄に入る子ども・子育て支援新制度に移行した幼稚園については、特別支援教育コーディネーターというのは配置をしていただいております。ほかは市の指導が及びませんので、そちらについては、研修会などに参加したときにとったアンケートなどでは、置かなければならないということ自体を知らないんではないかという園がまだあるようでございます。  逆に、法的な義務がない保育所のほうが特別支援教育・保育については、ずっとずっと進んでいるというふうに認識をしているところです。 438: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 439: ◯委員(米丸貴浩君) かなり特別支援保育に関する取り組みは進んできたんだなということを今感じているんですけれども、4段階で分ければ、まだまだ2段階ですからね。これからなんでしょうけれども。  いわゆる発達に困り感のある子どもたちというのは、これはもう保育所だけではなくて、幼稚園でも小学校でもふえているんではないかなという認識でいるんですけど、まず、それは間違いないですかね。どうですか。 440: ◯委員長(内野明浩君) 今福課長。 441: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 間違いないです。以前出ていた統計の数値で6.5%というのがありましたけれども、実際はもっといるんじゃないかなと思いますし、まだ発達障がいではないんですけれども、幼児の場合は、固定してませんので。発達障がいの疑いとか、傾向という言い方をしますけれども、そういった要素を持っているんじゃないかという。検査をしないとはっきりしたことはわからないんですけど、見た感じ、そういう傾向があるんじゃないかという子はもっといると、6.5%以上いるんじゃないかなというのが我々の認識です。 442: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。 443: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ちょっと補足しますけれども、以前はですね、これは学校教育の分野でしたけれども、6.3%というのがありました。それが6.5%に上がったというのがあります。これはかなり悉皆調査に近い統計でやっていたんですけれども、例えば、春日市の事例でいくとですね、これは保育所になりますが、須玖保育所のほうでですね、1月1日現在で、そのときは174人いたんですけれども、そのうちの大体22.4%が何がしかの個別支援とか、情報共有が必要な子どもたちというふうにされてますので、実際6.5%という学校上のですね、数値があるんですけれども、やっぱり幼少期でですね、特に目をかけなくちゃいけないなという。もちろん、障がいというふうな部類というのが、ちょっとかなりグレーなところがあるんですけれども、かなり大きく捉えているところはありますが、やっぱり2割強の子どもがですね、何らかの、その時点での配慮が必要だというふうに出しています。  以上です。 444: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 445: ◯委員(米丸貴浩君) ちょっと22%には驚いたんですけれども。今ですね、今のは須玖保育所のお話。ちなみに昇町はいかがなんですか。 446: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。 447: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 済みません。昇町のほうはですね、私は手持ちで数字は持っていないんですけれども、公立保育所が比較的ですね、ほかの園に比べると課題がある子どもたちが集まっているという状況がございますので、昇町も同じぐらい、やっぱり2割程度の子どもがいるというふうに認識しています。  ただ、この2割というのがですね、個別支援が必要な子どもと情報共有をしなくちゃいけない子どもが一緒になってますので、実際はもっとコンパクトにはなっているのかなというふうに考えています。 448: ◯委員長(内野明浩君) 今福課長。 449: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 先に、ちょっと補足の追加よろしいですか。何らかの支援なり、情報共有が必要な子どもの中には、もともと発達上の特性を持った子どもというのもあるんですけれども、養育環境の問題から発達障がいと同じような傾向があらわれるんですね。虐待を受けたりするとですね、ADHDと同じような傾向とか、自閉症みたいな傾向があらわれてくることがあります。だから、そういった子どもたちも入っているというふうに理解していただいたらいいと思います。養育環境が悪いがゆえに、発達上の課題があらわれてるという。   以上です。 450: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 451: ◯委員(米丸貴浩君) せっかく数字を教えていただいたんですけれども、公立の保育所にそのようなお子さんが多い、集中してくるというのはわかったんです。これは増加傾向にあるんですか。それとも、もうここ数年は一定の割合で余りふえない状況なんですか。ふえてるんですか。 452: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 453: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 須玖保育所についてですね、所長とお話しする中では、やはり若干、微増傾向にあるというふうには聞いてますね。 454: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 455: ◯委員(米丸貴浩君) 須玖は微増、昇町はちょっと正確にはわからないということでいいのかな。公立自体がやっぱり受け入れが少し多いのかなということであって、公立全体としては、やはり減ってはない。どちらかというとふえているという認識で、部長よろしいんですか。 456: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。 457: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 一つの例としてはですね、保育所ではないんですけれども、学校の現場で見ますとですね、特別支援教育、いわゆる特別支援学級にですね、入る子どもさんの数というのはかなり増加してるんですよ。特に、小学校の一、二年、三年ぐらいまではですね、かなりふえてます。そういうことから考えるとですね、幼少の時期において、こういうふうに何らかの発達に課題がある、また、配慮が必要な子どもさんというのはふえてるというのは間違いないと思っております。 458: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 459: ◯委員(原 克巳君) 先ほど6.5%という話があったのは、これは専門的な医師とか、そういった専門家の診断を受けて、最終的に診断が出た数なんですか。それとも、あるいは職員の方がマニュアルかなんかあって、その診断シートかなんかがあって、それに当てはまるなというところで集計して、そういう傾向があるだろういうふうな形で出た数字なのか。どっちですか。 460: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 461: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 前者のはですね、シートに基づいてですね、先生がつけていくというのが基本になっていました。ただですね、その前の6.3%のときには、幾つかの県しか当ててなかったんですよね。だから、サンプル数が少なかったんですけれども、6.5%の数値を出したときにはですね、たしか二つぐらいの県はやってないんですが、ほとんどの県の幾つかのかなりポイントポイント押さえた学校でですね、抽出して、そして、シートに基づいて統一的な見解で出しておりますので、ほぼ信用できる数字じゃないかなとは思っております。  ただ、これはですね、通常学級にいる子どもさんの中でということなんですよ。だから、特別支援学級にいる子どもさんはカウントから外れてますから、やっぱり配慮が必要な子どもというのは結構多いんじゃないかなと思っています。だったと記憶してますけれども、もし、間違ってましたら、また後で訂正いたします。 462: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 463: ◯委員(米丸貴浩君) これまでの質疑と答弁を聞いてると、まずは発達に困り感があるお子さんは全体傾向として、まずふえていますよと。そして、かつ公立保育所における受け入れといいますか、受け入れなのかな、というのも、やはりそれにあわせてふえていると。で、今これに対処する特別支援保育を担っていくコーディネーターの皆さんのまだ、働き、取り組み等々については、研修も含めて、これはまだ途上ですよと。まだ、これからさらにやっていかないとふえていく発達に困り感のある子どもたちに対処していくのは難しいという、そういう認識でよろしいですか。大体これで合ってますかね。 464: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 465: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ちょっと一つだけですね、誤解があるとまずい、まずいというか、誤解があるといけないとは思うんですけれども、公立保育所だけがふえているというわけではなくてですね、全体的にふえているというふうな認識のほうがより正確じゃないかなと思っております。  その背景としては、公立保育所に入ってる子どもの数とですね、いわゆる配慮が必要な子どもの数。それと、学校に上がってきている配慮が必要な子どもの数を考えてみますとですね、やはり、いろんな保育園、保育所、また、幼稚園の中でもですね、そういった配慮が必要な子どもの数がふえているというほうが妥当性が高いと思っております。  以上です。 466: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 467: ◯委員(米丸貴浩君) 部長の答弁を聞いて、ああ、なるほどねと思ったんですけどね。  では、私立の、公立以外の子どもたちを受け入れている、発達に困り感のある子どもたちを受けている割合というのは、平均してでもいいですけど、どのぐらいなんですか。私立の保育所はどのぐらいなんですか。片や2割を超える、片やどのぐらいなんですか。 468: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 469: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 済みません。私立のほうはですね、加配等の数は把握してたんですけど。ただ、困り感のあるという部分で、現在把握はしてないです。 470: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 471: ◯委員(米丸貴浩君) 詳しい数字じゃなくてもいいんですけれども、例えば、今、公立が2割を超えている。2割ぐらいなのかな。2割ぐらいとすれば、同じ条件で考えたら、私立というのはその半分だとか、4分の1だとか、そういうのはわかりませんか。何%というのは言えませんけれども、公立が明らかに多くて、私立のほうが少ないというのは言えないんですか。 472: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 473: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そうですね。私立のほうが割合としては少ないとは思うんですけれども、定員とするとですね、保育所でいうと2,000人程度の、2,050が全部の枠なんですけど、その中で直営の占める割合からいうとですね、私立全体の数をもし把握できるとするとですね、数的には、所長さんたちとか、私立の保育士の先生たちからお話を聞く中ではですね、ふえてきているというのはお話を聞いてますので、そこはシート等で正式に調査をすると、母数から言うと数的には結構いるかもしれないですけれども、一つの園の割合としてはちょっと低いのかなと、公立よりは若干低いかなと。 474: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 475: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) これの一つの悩みというのはですね、今、春日市の保育士がですね、いろんな園に出向いて、いろんなことを教えたりとかですね、そういう、いわゆる啓発的なことをやっております。ということは、そのほかの私立の園でもですね、配慮が必要な子どもなんだけど、本当に配慮が必要かどうかを区別する、いわゆる能力または知識、経験というのが、やっぱり公立よりもちょっと、ひょっとしたら緩いかもしれません。だからこそ、春日市の公立のいわゆる行政保育士がいろんな保育園に出向いてですね、教えて、そして、ちゃんとこの子どもさんはやっぱり配慮が必要なんだよということをですね、気にしていただきたい、留意してもらう、そういった取り組みが必要かなと思っております。  だから、潜在的にですね、公立だから多い、私立だったら少ないというですね、判断をするのはいささか難しいかなというふうに思っております。  もちろん、こちらとしてもですね、正確に調べれば正確な答えをお出しすることはできるんですけれども、各私立の園の中での認識がですね、やはりよくわかってらっしゃる園もあれば、まだまだもうちょっと頑張っていただきたいなという園もあると思います。だから、そういったところを平準して調べていくのはなかなか難しいところがありますので、そこら辺は今後、こちらの課題として認識したいなと思っております。 476: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 477: ◯委員(米丸貴浩君) 今、部長いいことをおっしゃっていただいたなと思ったんですけれども、ということは、公立保育所のこの特別支援コーディネーターの皆さんの質と言っていいのか、質と言うていいのかな、どう言うべきかな、能力の高さはやっぱり大きいし、これからもこの方々の役割というのは非常に、春日市の保育全体を考えていくと高いという認識でよろしいですね。 478: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 479: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ほかの園のコーディネーターに比べればですね、本市の行政の保育士のですね、そういった配慮が必要な子どもに対する認識については高いというふうには自負しております。 480: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。私からは一旦、以上です。 481: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。じゃあ、ちょっと一つだけ。 482: ◯副委員長(船久保信昭君) はい、交代いたします。 483: ◯委員(内野明浩君) 特別支援保育コーディネーターって、私、今まで知らなかったです。ごめんなさい。勉強不足で。特別な何か資格というのはあるんですか。
    484: ◯副委員長(船久保信昭君) 久保山こども未来課長。 485: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 特別な資格というものはございません。 486: ◯委員(内野明浩君) それは誰が認定するわけですか。 487: ◯副委員長(船久保信昭君) 久保山こども未来課長。 488: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 特別支援保育コーディネーターというのは、肩書というよりも役割という形で、その方が研修後とかそういったお子様に対する保育方針とかを取りまとめといいますか、先導役といいますか、そういった役割を持った方を一人決めていただいて、それで保育に当たっていくというような役割です。役割というようなものです。 489: ◯委員(内野明浩君) 春日市には今、何名いらっしゃるんですか。 490: ◯副委員長(船久保信昭君) 久保山こども未来課長。 491: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 各園に1名。 492: ◯委員(内野明浩君) 1名ずつ。 493: ◯こども未来課長(久保山竜治君) はい。1名以上です。 494: ◯委員(内野明浩君) 以上です。 495: ◯副委員長(船久保信昭君) 委員長を交代いたします。 496: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 497: ◯委員(原 克巳君) 公立、直営の保育所のうち須玖保育所ですね、ここは直営を解消しようというような話が進んでいると聞いているんですけど、そういった場合、今働いてらっしゃる保育士の方々の身分というのは、今は一応行政職というか、行政の職員、市の職員だと思いますが、これが直営を外れた場合にその身分がどういうふうになるのかを教えていただいてよろしいですか。 498: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 499: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 現在、直営の保育所の保育士さんというのが春日市の正職の保育士さん、こちらが全体の約3割を切っているところなんですけど、それから、当然、春日市雇用ですけど臨時職員の保育士さん。それから嘱託職員の保育士さん。パート雇用であったりもするんですけど、常勤の方もいらっしゃいますが、そういう保育士さんの構成になっております。  正職の保育士についてはですね、今後、2園が1園になったときにはですね、1園のほうに集約をすると。先ほど子育て支援課長のほうからもございましたけど、特別支援保育の段階をですね、さらに進めていきたいので、そういったほうにも注力していく部分が正職の保育士に。  それから、嘱託、臨時の保育士さんについてはですね、当然、昇町1カ所になってもですね、正職だけで全て勤務シフトも回していける状況、保育士の勤務時間は長いし、月曜日から土曜日までですので、そういった部分でも今後も臨時、嘱託の保育士さんは必要ですけれども、須玖保育所についてもですね、運営がもしかわるときに、急激に先生たちがかわるというのも、非常に子どもたちに影響を与えますので、本人さんたちの希望もあるんですけれども、できる限り新しい運営のほうに、引き続き移っていただくような形を考えてはおります。 500: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 501: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今回の閉会中のこの会議においてですね、2園を1園にするという話についてはですね、その他のその他でですね、ちょっと触れたいなと思っていたところなんですよ。今回、議員の皆さん方にですね、初めてお知らせする形にはなるんですけれども、正確にはですね、12月の議会において、公の施設を外す、外さないの議論の中でですね、その分に触れたいなと思っておりますが、事前に今の2園を1園についてはですね、できれば、きょうのその他のその他のところでですね、報告事案として扱いたいと思いますが、よろしいですか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 502: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ありがとうございます。 503: ◯委員長(内野明浩君) じゃあ、ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 504: ◯委員長(内野明浩君) それでは、その他のほうに移らせていただきます。   続きまして、その他に移ります。説明員の説明をお願いいたします。高瀬福祉支援部長。 505: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) では、2番目のその他のほうに移ります。  (1)の9月定例市議会に係る議案等の状況についてということですが、来月のですね、議会の議案におきまして、本福祉支援部のほうから7議案を上程する予定にしております。そのうちの三つがですね、ここに書いてありますア、イ、ウに関するもの。それとその他のことでエ、オに関すること。それと予算に関することで、補正予算ですね、その概要について。それとあと、決算がありますが、これは一般会計になりますので、きょうはこの場では触れないでおこうと思っております。  では、アからですね、順次、担当課長のほうから説明いたします。よろしくお願いいたします。 506: ◯委員長(内野明浩君) 久原福祉支援課長。 507: ◯福祉支援課長(久原徳子君) ア、春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  この条例は、自然災害により被害を受けた市民に対し、福祉及び生活の安定に資することを目的としており、遺族に対する災害弔慰金の支給、精神や身体に著しい障がいを受けた人への災害障害見舞金の支給、被害を受けた世帯の世帯主に対する災害援護資金貸付について規定しております。  今回の改正内容は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴うもので、災害援護資金の償還金について、支払猶予及び償還免除の可否の判断に必要な報告等に関し、所要の規定の整備を図るものでございます。  詳細については、9月議会において御説明いたします。  以上でございます。 508: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 509: ◯こども未来課長(久保山竜治君) イの春日市教育・保育の保育給付の認定及び保育所における保育の実施等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  本年10月から開始となります幼児教育・保育の無償化に伴い、子ども・子育て支援法の一部改正及び同法施行規則の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るものでございます。  この条例は平成26年度子ども・子育て支援法の制定及び整備法による児童福祉法の一部改正に伴い、大きくは3点について定めたものでございます。1点目は、保育の必要性の認定。今後変わるんですけれども、支給認定に関し必要な事項。2点目は、保育所における保育の利用と認定こども園等における保育の利用の要請の手続。3点目は、保育の利用の調整などです。  今回、冒頭の法令の一部改正によりまして、これまで認可保育所や子ども・子育て支援新制度に移行した幼稚園を利用するためには、教育・保育の必要性について、市町村の支給認定を受けて、教育・保育の提供を受けることとされておりましたが、今回の無償化は、上限はございますが、新制度に移行していない幼稚園、それから、届出保育施設などについても対象となります。その適用を受けるために保護者は認可保育所などと同様にですね、市町村の認定を受けることが必要とされております。  新たな施設等利用給付認定として手続が加えられ、また、施設等利用給付認定が新設されたことにより、従来の支給認定が教育・保育給付認定というふうに変更をされております。  今回の条例改正の要点は、この施設等利用給付認定手続の追加と支給認定が教育・保育給付認定と変更されたことに伴い、所要の規定の整備を図るものでございます。  説明は以上でございます。  続けて、ウの春日市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  こちらも本年10月からの開始となります幼児教育・保育の無償化に伴い、子ども・子育て支援法及び特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部改正に伴いまして、所要の規定の整備を図るものでございます。  子ども・子育て支援法上、給付の種類が一つふえて3種類となっているのは、先ほど調査事件のほうで御説明しましたが、一つは児童手当。これは児童手当法で定めるものでございます。二つ目は子どものための教育・保育給付。これはいわゆる幼稚園や保育所の運営費用でございます。保護者にかわって、保育園等に運営費として給付をしているものでございます。今回の法改正によりまして、新たに三つ目として、子育てのための施設等利用給付が追加され、これが今回の無償化に伴い、認可の保育所以外の施設等について、保育料などの負担軽減として保護者に給付をされるものになります。  給付の方法やそのタイミングは市町村によって、または施設の種類によって違いがございます。春日市においては、新制度に移行していない未移行の幼稚園については現物給付として、保護者は無償となった保育料部分を支払うことなく、園より市が請求を受け、園に支払う方式、法定代理受領です。  それから、届出保育施設、いわゆる認可外保育施設や一時預かりなどは償還払い。一旦、保護者は園等にお支払いをいただき、領収書を添付して市に申請をしていただき、その後、給付対象分のお支払いを行うなどの違いがございます。  今回の改正は、この新たな子育てのための施設等利用給付の追加によるもの。また、この条例のひな形であります特定教育・保育施設等の運営基準を定めた特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準が同様に、今回の無償化にあわせて新制度に移行していない幼稚園や届出保育施設等について、子育て支援施設等として基準を定め、改正されたことにより、所要の改正を行うものでございます。  説明は以上でございます。 510: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 511: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上で、アからウまでの条例3件についての説明は終わります。どうしましょうか。続けて。 512: ◯委員長(内野明浩君) はい。続けてください。 513: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) じゃあ、続けて、その他2項目に入ります。 514: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 515: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 続いて、エの児童センターの指定管理についてでございます。春日市指定児童センター、これは光町、毛勝、白水の3館、こちらの指定管理者の指定についての議案でございます。  内容としましては、春日市指定児童センター3館の指定管理者について、公募によりNPO法人ワーカーズコープを指定管理者候補者として選考し、令和2年度からの3年間、指定管理をさせるというものでございます。  以上でございます。  続けて、オでございます。放課後児童クラブの指定管理について。  春日市放課後児童クラブ、12小学校、18クラブございます。こちらの指定管理者の指定についての議案でございます。  内容としましては、春日市放課後児童クラブ、18クラブの指定管理者について、公募により、株式会社テノ・サポートを指定管理者候補者として選考し、令和2年度からの3年間、指定管理をさせるというものでございます。  以上でございます。 516: ◯委員長(内野明浩君) 何サポートって。 517: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 株式会社テノ・サポートです。 518: ◯委員長(内野明浩君) どんな字を書くんですか。 519: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 片仮名で「テノ」に「・」で片仮名で「サポート」です。 520: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 521: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 続けてよろしいですか。それでは、カのところになります。9月補正予算に係る主要な事業の状況についてということで、これは資料をつけております。A4横の2枚ものになりますけれども、今回のですね、9月補正において上程を予定している補正予算になります。  今回の一つのポイントとしては平成30年度、昨年度のですね、国とか県とかの、いわゆる交付された補助金とか負担金ですね。それについての精算に基づく返還または受領というのが大きなものです。もう一つが無償化に伴う動きがあります。それ以外にもう一つあるのがですね、入札の執行残であるとか、またはちょっと増員、増加が見込まれるために金額をふやすためのもの。そういった三つの大きな流れがございます。  それでは順次、各課のほうからですね、説明させていただきたいと思いますが、項目が多いので主なものを中心に説明させたいと思います。  では、福祉支援課からです。 522: ◯委員長(内野明浩君) 久原福祉支援課長。 523: ◯福祉支援課長(久原徳子君) 福祉支援課でございます。  福祉支援課の主なものとしましては、まず、この表の左側の数字の1から14までが福祉支援課でございますが、まず、左側の数字の7番から12番までの障害児通所給付費、児童発達支援利用料の無償化に伴うもの。これは12番の利用者負担金の扶助費の増額と、それに対する7番、国庫負担金、8番、県負担金の増額などです。  それから、1番から5番までの給付費等の30年度実績に伴う国庫負担金と県負担金の追加交付。6番目の社会福祉協議会管理運営助成金の30年度実績に基づく返還による歳入の増額。それから、13番、14番の委託料の補正を予定しております。  福祉支援課は以上です。 524: ◯委員長(内野明浩君) 木原保護課長。 525: ◯保護課長(木原静也君) 保護課でございます。  保護課が9月定例議会に提出する補正予算は二つございます。  資料の16番と17番になります。いずれも平成30年度の生活保護費に係る国庫負担金等の精算に伴うもので、一つ目は歳入で生活保護費国庫負担金のうち、介護扶助費等国庫負担金の精算不足額について追加交付を受けるため、同額補正をするものでございます。二つ目は歳出予算で、介護扶助費等以外の国庫負担金の精算に伴い、返還金が発生するもので、国庫支出金返還金を増額補正するものでございます。  保護課の補正予算は以上です。 526: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 527: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ちょっと補足しますね。保護課のですね、この補正についてはですね、歳入歳出があるんですよね。扶助によってですね、歳入して、逆に返すとかですね、これは項目によってですね、多分、国の予算の割合、枠によって変わってくるんだろうと思いますが、介護扶助についてとそれ以外の扶助ということで分けられててですね、本来はですね、内部精算していただければ一番ありがたいんですけれども、国の要請でこういうふうに分けられてますから、片や歳入、片や歳出というふうな動きになっています。  ちょっと補足いたしました。続けて、どうぞ。 528: ◯委員長(内野明浩君) 今福子育て支援課長。 529: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 子育て支援課は18番の歳入になります。  幼児教育の無償化に伴い、児童発達支援事業所の利用者負担金についても無償化の対象とされているため、くれよんクラブの利用者負担金の予算について、所要の減額を行うものでございます。  以上です。 530: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 531: ◯こども未来課長(久保山竜治君) こども未来課のほうは大きく2点ございます。  こちらは一覧表では次のページになりますけれども、まずは歳出ですが、19番から26番について、平成30年度分の実績報告による手当費や給付費などの実績額と受け入れ額との差額を返還するための県支出金返還金、国庫支出金返還金を計上しております。  次に、項目の2点目が幼児教育・保育の無償化対応の費用でございます。  まず、歳入では無償化に伴います初年度経費に係る市負担分について、国が賄うこととされております臨時交付金の計上、私立保育料の無償となる部分の減額、認可保育所等以外の施設等利用給付交付金、副食費補足給付費国庫補助金の計上、事務費の国庫補助金、県補助金の計上。それから事務費のための補助金、これは37番の幼児教育・保育無償化円滑化事業費の補助金。それから、35番、36番については、いわゆる新制度、認可の保育所の保育料の減となる部分の給付費がふえる部分という、この部分は後で資料で御説明しますけれども、の項目になってます。  歳出においては、無償化のための事務費の計上ですね。38番から49番までになりますが、事務費の計上。それから、無償化に伴いまして実費負担となりました補足給付事業費。これは新制度に未移行となりました幼稚園ですね。それからまた、幼稚園や預かり保育、届出保育施設等の無償化のための費用。これは利用給付としてお支払いをする部分。こちらが47、48、49と扶助費で計上しております。  こども未来課の分は以上ですけれども、別でお配りしている資料でちょっと簡単に仕組みといいますか、構成のほうを御説明したいと思います。  資料はですね、A4で、手書きで申しわけありませんけれども、資料の1)と書いている無償化の概要を説明している表ですね。それから、カラーでA3でですね、資料は2)と書いてありますが、折り込みで入れております。  まず、資料の1)でございますが、こちらは幼児教育・保育の無償化の対象範囲や金額等を表でお示ししているものになります。大きくは3歳児から5歳児までと、ゼロ歳から2歳児までの非課税世帯が対象となっております。  この中で事業や施設によって、また種類が違ってまいります。まず(2)の最初に出てきます表、3歳児から5歳児までについては、認可保育所、認定こども園、地域型保育事業、新制度に移行した幼稚園、企業主導型保育所というのは利用料のほうは無料となります。これは保育料そのものが取られないということになります。  それから、無料となったことによりまして食材費等の実費負担が発生いたします。こちらが公定価格の中で、先ほども言いましたけれども、副食費のみ所得等により無料となっております。これまでは保育料として含まれておりましたけれども、無料となっている範囲をですね、拡大しております。これまでは生活保護世帯や母子、父子、障がい者のいる非課税世帯ということになってましたが、こちらを年収360万円未満相当まで拡大をされております。こちらは後で資料の2)のほうで御説明いたします。  それから、幼稚園。こちらは新制度に移行した園は除くんですけれども、幼稚園に通われているお子様については月の上限が2万5,700円までは無料となります。こちらは2万5,700円を超える園の保育料があるところはその超えた部分はお支払いいただかないといけません。
     それから、幼稚園に通われているお子様でですね、保育の必要性を認定された場合は米印で表示していますが、幼稚園がやってます一時預かり、延長というような形ですね。例えば、病児保育や認可外保育施設を利用した場合は1万1,300円まで、その部分について、さらに無償化になります。  それから、3段目の認可外保育施設は上限3万7,000円まで無料となります。こちらも保育の必要性の認定が必要です。  続いて、ゼロから2歳までの非課税世帯。こちらも3歳児から5歳児までと一緒で上段の認可保育所、認定こども園等については、保育料のほうが無料となっています。  それから、認可外保育施設につきましては、こちらが上限が4万2,000円。これは全国の保育料の平均の数字で設定されております。  続いて、A3判の資料のカラーで印刷してますが、資料の2)なんですけど、無償化に伴う交付金の考え方、代表的なものとしまして、これは私立の保育園の交付金の考え方なので、事業所によって種類はあるんですけど、一例として上げさせていただいております。上段の左側がですね、無償化前の園の一番外側の四角で園の経営が成り立っているようなイメージで思ってもらうといいと思いますが、1)の公費で負担をする部分と、利用者が負担をする部分、こちらを合わせて一つの園が運用していくと。  2)番が保育料という部分になるんですけれども、こちらの中に3歳から5歳児の副食費というのは保育料に含まれていると解されておりました。こちらが、矢印で右側の10月の無償化以降はですね、この部分が実費負担をお願いしますというふうに基本的には変わりました。  それから、保育料が減額になりますので、この副食費の黒い太枠を除いた部分というのが無償になりますので、その部分の費用について、国と県と市が賄っていかないといけないというところになるんですけれども、今回、国が負担すべき2分の1の部分はそのまま、当然国が負担するんですけれども、県が負担する部分は県のほうに国が臨時交付金として支給をして、県からは施設型給付費として市のほうに支給がされます。  それから、この市の負担の4分の1となる部分については、子ども・子育て支援臨時交付金として、今年度については国のほうから給付がなされます。県の4分の1と市の4分の1、右側のところは、国は同じく臨時交付金として支出をするんですけど、それぞれ一旦、県の部分は県に支給、青色の市の部分は市に支給という形で、真ん中の赤色の部分は、県を通じて市のほうにおりてまいりますので、受け入れの口が市の予算では臨時交付金ではなくて、施設型給付費の追加分というところで、県は支出をしてまいります。  それから、先ほどの副食費の考え方のところで御説明しましたが、無償化前に保育料の減免となっていた世帯はですね、多子世帯のところは変わらず同じように減額になるんですけれども、所得の部分でですね、生活保護世帯と母子、父子、障がい者のいる非課税世帯までが規定されてましたが、無償化後はですね、副食費の実費負担を軽減する範囲が年収360万円相当世帯まで拡大をするということで、これは先ほど言いました公定価格の中で制度化されました。ですので、確認を受けた認可の保育所等でしか適用がないというところで、この部分を新制度に移行していない幼稚園のほうにも適用するというのが、先ほどの13事業のうちの補足給付事業というところを使って適用していこうというものになります。  こちらについてはですね、補足給付事業というのは国と県と市、3分の1ずつ負担をする制度になりますけれども、今年度は国が臨時交付金として全額を負担するということになっております。こちらもですね、国の分は当然、市のほうにおりてくるんですけど、県の本来負担すべき3分の1の部分は国から一旦県のほうに支給をして、県は通常の補足給付事業の3分の1として市に支給してきますので、市の受け入れ口としては、臨時交付金ではなく県補助金として受け入れる形になります。幾つかに分かれてはいます。ですので、その左のほうにですね、青色の臨時交付金の中にはですね、子育てのための施設等利用給付の市負担部分、それから、今言いました補足給付事業の市の負担すべき3分の1の部分。それから、公立保育所の保育料の無償化の減額分、これは直営の2カ所になります。それから、私立保育所などの保育料の無償化の減額、これは施設型給付費の中の市の負担部分ですね。こちらが今年度というお約束になっているんですけど、臨時交付金として。  以上が、交付金の組み立てというか、考え方になります。非常に複雑で、同じような中でも県を通じると分かれて入ってくるという形になっております。 532: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 533: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上でですね、9月補正にかかわるですね、事案についての説明をしましたけれども、ただ、今こちらで配付しているA4の横のですね、この一覧表についてですけれども、特にですね、償還にかかわるところのですね、県とか国とかの受け入れについてはですね、まだ、款項目が不安定なところが幾つかあるんですよ。だから本来、例えば、15款、16款で受け入れなくちゃいけないところをひょっとして雑入で受けなくちゃいけないとか、そういったところの動きもちょっと見えております。  まだ、今もうほぼ固まってはきてるんですけれども、この表をつくった時点とですね、若干変わってくるところがありますので、その分は御了解いただきたいなと思っております。  なお、今回の資料についてはですね、議会が始まってからもですね、御説明はしたいと思いますが、事前にですね、見ていただいたほうがですね、いろんな御理解がですね、深まるんじゃないかなということで、あえて今回は資料としてはお出ししているものになります。よろしくお願いいたします。 534: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 535: ◯こども未来課長(久保山竜治君) ちょっと補足なんですけれども、本当におとといの夕方ごろですね、県のほうから通知が来まして、歳入についてはですね、県が自分のところで一旦受けて、出し口はこうだよというのを初めて通知をしてきて、この表は間に合っているんですけど、動かした部分があります。  それから、今部長のほうが申しました予算の中で30番の副食費の負担金という、歳入で項目は上がっていますけれども、こちらが直営保育所の、要は3から5歳のおかず代ということで、副食費で。保育料は無料になるんですけど、徴収すべきお金ということになるんですけど、ここがですね、これも、その通知の中でですね、雑入の諸収入のほうで上げてくださいというような通知が来ております。ここは今、財政と協議中で動かす可能性があるところになります。  以上でございます。 536: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 537: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) これで(1)ですかね、9月定例議会に関する議案の御説明は終わりました。  あとですね、裏面の(2)平和祈念展について、(3)しおりについてですね、福祉支援課長のほうから説明いたします。 538: ◯委員長(内野明浩君) 久原福祉支援課長。 539: ◯福祉支援課長(久原徳子君) (2)平和祈念展の開催状況についてです。  平和祈念展は毎年7月に開催しておりますが、ことしも7月22日から7月29日まで、市役所の1階アトリウムで開催しました。内容は原爆パネル等の展示、平和に関する絵本コーナーや千羽鶴コーナーの設置などです。来場者は6日間で291人でした。  平和祈念展で折られた折り鶴を千羽鶴にし、昇町保育所、須玖保育所からの千羽鶴と一緒に長崎原爆資料館に郵送しております。  以上でございます。  続けていいですか。 540: ◯委員長(内野明浩君) 久原福祉支援課長。 541: ◯福祉支援課長(久原徳子君) 3番の障がい者福祉のしおり「まごころ」についてです。  今年度版を作成しましたので、本日、委員の皆様には配付しております。福祉サービスについてまとめておりますので、御一読いただけたらと思います。  大きな改正点はございませんが、手当等の金額が若干変わっております。  以上でございます。 542: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 543: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 2番目のその他の事案については以上になりますけれども、その他のその他ということでですね、先ほど申しましたけど、保育所のですね、運営形態のあり方について、若干、担当課長のほうから説明いたしますけれども、よろしいでしょうか。 544: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 545: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 現在、春日市にあります直営の須玖保育所、それから昇町保育所、中でも須玖保育所の方向性ということで、6月3日の閉会中で一旦、頭出しという形で簡単に触れさせていただいておりましたけれども、そちらについて、その後の進捗も含めてですね、御報告、御説明させていただきたいと思います。  春日市においてはですね、これまで民間によりその業務が十分行うことができるものについては、積極的に民間活力を導入していく方向性が定められて、進めてきたんですけれども、今回、須玖保育所について、令和3年度から公私連携保育法人が運営する公私連携型保育所に切りかえ、直営保育所は昇町1園とする方向としてですね、今後、12月の定例会のほうに議案等を提出させていただく予定としておりますが、6月3日の御説明以後ですね、まず、須玖保育所の保護者の皆様へですね、第1回で、市の今考えている方向性ということで、6月21と22日にですね、御説明をさせていただいております。  その後ですね、保護者会のほうからアンケート調査等を行われて、さらにいろんな疑問点が出てきておりますので、今後、また、そこにお答えする場をですね、設けさせていただきたいなと思っているところではあります。  それから、直営保育所の方向性としてはですね、当然のことながら、これまで訴えてきた方向性を変更したわけではありません。特別支援保育、それから、要保護支援、地域支援の充実というところは変わりなく充実を図ってですね、なおかつ、それ以上の段階、やっぱり市内の保育所、幼稚園をリードしていくというような位置まで高めていく必要があると考えております。また、行政機関としてですね、関係機関や施設との連携を図って、地域の就学前保育及び子育て支援全般の充実を図っていかなければならないという考えに変わりはございません。  しかしながら、現在の直営保育所の正職の保育士、これが正職保育士の全体の3割弱というところ。それから、現在の春日市の一定数の定員を定めている部分で、その中で正職保育士をですね、何十人もふやしていくというところが、保育士をふやすと事務職員のほうを、一定の上限を決めておりますので、事務職のほうが減るというような状況もあってですね、なかなか急激にそこをふやしていくというのは非常に現実的に難しい状況でございます。  直営保育所の2園でもですね、それを担う嘱託、臨時の保育士さんなども非常に不足をしておって、今年度もフルタイム換算で十二、三人、不足をしている状況でございます。その数もじわじわとふえてきている状況です。それは全国的に保育士が不足している状況もあるかと思いますが、そのため、2園に分かれている正職保育士をですね、1園に集約して、先ほど支援課長のほうからも説明がございましたが、さらにですね、人事交流のほうもですね、システム化して、直営保育所の保育士としてのあるべき役割をですね、さらに高めて、本当にそれを担っていく形。  それから、以前、こちらの委員会のほうでもですね、アプローチカリキュラムであったり、それをつくるためには春日市の子どもたちをどうしたいのかという部分も含めてですね、さらに教育委員会等々ともですね、連携を深めていかないといけないと思っておりますので、そういった分野に保育士のほうも注力していきたいと考えているところでございます。  現在の状況はそういう状況でございます。 546: ◯委員長(内野明浩君) それでは、福祉支援部の報告全般について質問ありますか。 547: ◯委員(米丸貴浩君) 聞きたいけど、聞いたら、事前審査かなと思って。聞いていいですか。 548: ◯委員長(内野明浩君) いいですよ。 549: ◯委員(米丸貴浩君) まず一つはですね、私もさっきの閉会中の調査事件でもひっかからんようにひっかからんようにというところで。ただ、直営保育所のあり方、位置づけということだけはしっかりと委員の皆さんにも聞いていただきたいと。それから、自分の中でも再確認をしたい今の現状とかを、特別支援保育という形でお聞きしたんですけれども。6月21、22だったかな、に市の方向性を保護者の方に説明会があったんだったら、何で7月の委員会のときには報告がなかったんですか。これが一つ。一つずついかんといかんですね。 550: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 551: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そこは申しわけございません。 552: ◯委員(米丸貴浩君) それしか言えませんか。 553: ◯こども未来課長(久保山竜治君) はい。 554: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 555: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) もちろんこれはですね、確定事項ではないという前提のもとでですね、保護者説明会を行いました。ただ、やはりこちらのほうとしてですね、その後に閉会中のその他事案でもですね、出すべきだったなというのはこちらとしても反省しております。  保護者の方のですね、どういうような感じだったのか、雰囲気とかですね、また、保護者の方から、例えばアンケートとかいうアクションも聞いておりましたので、そういったものがある程度固まった時点でお出し、また、委員会のほうにですね、情報提供しようかなというようなところで、ちょっと時期的におくれたのは申しわけなかったというふうに考えております。  以上です。 556: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 557: ◯委員(米丸貴浩君) 保護者説明会がありましたよというのを、私も行政ではなくて、別のいわゆる地域の方から、どうもこんな話だよといって、「えっ、何ですか、それ」という。これは私としてもね、委員会としてもやっぱり余りおもしろい話ではない。こういうことがあってます、内容についてはまた確定し次第、後日、御報告しますでもあれば、「米丸さん、知らんかったの」というのは、所管委員会においてですね、やはりちょっと問題だなと思います。  これは12月にまた正式に条例改正案が議案として、多分上がってくるんでしょう、そういうお話だったので。だから、それまでは非常にナイーブな問題で、我々もただ、今の現状等々についてはしっかり知った上で議案審査もやんなきゃいけないし、そうであれば、そういうところの情報の提供というのは、部長、やっぱり欲しかったなという気がしておりますので、今後、いろんな進展等々ありましたら、それは逐次、報告はしていただけるんでしょうか。 558: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 559: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今回も含めてですけれども、こういった正式な、例えば、議会閉会中の場でもそうですし、例えば、いろんな変化があればですね、その折々でですね、皆さん方に情報提供、また、いろんな御意見をいただいてですね、市民のために一番いい方法でですね、いくようにですね、お互い情報共有をしていきたいと考えております。  今回の最初の保護者説明についてのですね、こういったことをやりますということの御連絡をしていなかったのはですね、執行部としては申しわけなかったなというふうに自戒しておりますので、済みません、御了解いただきたいなと思っています。 560: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 561: ◯委員(米丸貴浩君) 決してですね、改正条例案が上がってくる、直営の2園が1園になるのかなというような方向性は、やっぱり初めて聞いたときは、私としては余りおもしろくないというか、何か違うかなという気はしてたんですけども、大事なことは、今部長がおっしゃったように、春日市の保育が間違いなく補完されるということで、そこが大事なところですからね、大事なところですからね。そのところだけはしっかりと執行部も我々委員会もですね、同じ方向を向いていきたいんで、どうか情報共有だけはした上で最後の決断をさせていただきたいなと思っておりますので。委員長、またその分の采配はよろしくお願いします。  以上です。 562: ◯委員長(内野明浩君) それでですね、進捗だけでもここでは話せないんですか。取りまとめして最後に話すんじゃなくて、保護者の方がどういうふうなニュアンスだったか、説明会あったとき。もう少し詳しく、詳しくじゃなくてちょっとでいいです、大まかなところでいいですので。  久保山課長。 563: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 保護者説明会ではですね、説明内容としては、市の考え方とかですね、方向性という形で御説明をしたことと、それから、当然のことながら、議会の議決が必要であるというところですね。逆にそこが保護者には決まりなのか、決まってないのかでちょっとわかりづらい部分を疑問に持たれた御意見が多かったのと、それからもう一つ、保護者の方々からは、やはり子どもさんが、運営ががらっとかわるということによって、急にですね、急に変わるというところの不安感というところの御意見が多かったです。そのほかについては、やはりよりよい保育を提供していただけるならという御意見もございました。それから、そういった運営法人さんを選考したいただく仕組みをぜひよろしくお願いしますという意見もございました。  以上でございます。 564: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。原委員。 565: ◯委員(原 克巳君) 全然、別件ですけど、先般ですね、春日原北町でアパート火災があって、その原因というのがろうそくを使ってて、そこに何か殺虫剤をかけられた。何でろうそくを使ってたかというと、生活困窮で電気をとめられていたという話だったですけど。この暑いさなかにですね、電気をとめられ、当然、扇風機もエアコンも使えない状況だったと思われるんですけど、そういった生活困窮者に対する、何ちゅうか、ライフラインの確保というか。例えば、九電さんと協定を結ぶとか。孤独死にもつながるような事案だったと思うんですけど、そういったライフラインの確保というのは、何か協定を結ぶとか、そういったことは考えられてないんですか。  済みません。ちょっと突然、唐突な質問で大変申しわけないんですけど。 566: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 567: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 生活に困窮している状態というのはですね、もちろん、地域の方とか民生委員さんとかもよくわかってらっしゃると思います。もちろん、その方がですね、ずっと引きこまれてですね、全然外出がなくて、存在がわかりづらいといった場合はそれはなかなか情報は難しいんですけれども、何かしかの状況があると思います。  そのときに民生委員さん、または自治会のほうからですね、例えば、生活に困窮してて、どうしようもないといった場合は、生活困窮者自立支援法に基づいて、今、社協のほうでですね、寄り添いというのをやっております。その中で、何といいますかね、金銭のある程度の援助とか、または急遽の食べ物の提供とかですね、そういったことも状況を判断しながらやっている次第です。  ただですね、生活が困窮しているイコールライフラインの会社と交渉して、そこを何とかしてもらう、そういった締結についてはですね、今のところは市のほうでは行っておりません。  要はですね、そういう状況にある方を早く見つけてですね、早くちゃんとした機関につないで、必要であれば生活保護の緊急支援とかですね、そういったこともできますので、ぜひそういった情報があれば、うちのほうも動いていきたいなと思っております。  今回の件については、生活保護になっていますか。 568: ◯委員長(内野明浩君) 木原保護課長。 569: ◯保護課長(木原静也君) 記事のほうは読んでおります。把握はしておりますが、直接的にはかかわってなかったかなと思っております。 570: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 事前の相談はなかったです。 571: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 572: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) ぜひともですね、こういった事案がないようにですね、市のほうとしても考えていきたいと思いますので。うちのほうが持っている所管としてはですね、民生委員とか、自治会はちょっと違った所管になりますけれども、民生委員または主任児童委員さんにも、こういった何か問題が起きそうな、課題がありそうな世帯が見つかればですね、早急に市のほうにも上げてもらうように、再度ですね、強く申し入れしたいなと思っております。 573: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 574: ◯委員(北田 織君) 別の件だと思わなかったので、さっきの。先ほどの公私連携の須玖保育所の話ですけれども、公の施設……。済みません、その前に、平成7年だったと思うんですけれども、行政改革推進委員会が設置されまして、私もその中の一人の委員として、行政改革の進め方についていろいろと議論をしました。そのときに保育所の民間委託であるとか、そういうものもやったわけですけど、私も個人的な見解をすれば、保育所の民間委託は賛成で述べました。それはなぜかと言うと、夜間保育であるとか、ここではありませんけれども、延長保育であるとか、そういったような保育事業をやるに当たっては、当然、民間の力が必要だという点でいろいろ話が出た。ただ、その中で最終的な結論としては、そのとき、公設公営、要するに、それを2園は残す必要があるんだという話で結論が出て、今日まで来てたかと思うんです。  これはもう20年以上の前の話ですけれども、それがなぜ2園が1園なのかなという気がして、私もいろいろ考えてみたんですけど、今、その当時と違って、特に公設公営の、直営ですよね、こういったところの必要性というのは、先ほどからいろいろ議論があってるように、障がい児の方たちの保育をどうするのかとか、今はまして、地域支援のところまでずっと行っているわけですよね。そういうことからいろんなことを考えてみたときに、保育所の、これは公設公営でしょう、直営の保育所の果たすべき役割というのを幾つか考えてみたらですね、一つには、やっぱり地域保育の基準というものをきちっと明確に維持していくと。それから、いろんな情報を集めるというアンテナ機能、こういうものもあるのかなと。それから、保育士の方は行政の職員の方ですので、そういうことから考えれば、行政の組織の中の一員として機能するというか、いろんなことの働きができるのかなと。  それとか、民間ではできないことを、逆に言うと、先ほどの障がい児であるとか、いろんなこと等の保育を補うという。または、ある面においては、民間の場合は一定の補助金というか、一定の予算の中でさまざまなことをやっていきますので、保育士を、一定の基準ですけれども、そういったものから別の形での職員の採用がかなり厳しいとか、そういったこと等がずっと考えられるのかなということを思うわけですね。  先ほどからちょっと議論があってましたように、今、障がい児の方とか、先ほど、個別指導とか情報共有という言葉を使われてましたけど、そういった人たちの受け入れとかいうこと等を考えたときにですね、2園が1園になっていいのかなという、僕は非常にそこら辺に心配するところがあるんですね。  というのはなぜかというと、今、緊急的な保育というか、虐待を受けるとか、ネグレクトとか、いろんなこと等があって、むしろ、そういう人たちは増加傾向にあるわけですよね。そうしたときに2園が1園になって、果たして本来の行政が果たすべき役割が十分に果たせるのかなという、僕は疑問を非常に持っているんですけれども。  だから、そこら辺を、今から公の人たちをいろんな形で、支援機能というか、こういったものに力を置いていく必要があるのかなということ等を考えたら、2園が1園になることを非常に僕は心配してるんですけど。 575: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 576: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 御意見、本当にありがとうございます。それとですね、もちろん、そういった御意見もこちらのほうでもかなりしんしゃくはしているところです。  ただ一つ、こちらとして考えたいのがですね、果たして、その発達に課題がある、何らかの支援が必要な子どもさんを公立だけで見ていいのかというのがあると思うんですよね。もちろん、私立の幼稚園、保育所でもですね、そういった措置がちゃんとつくられて、そして、近くにある幼稚園、保育、そういった施設でですね、ちゃんと賄えるような状態になっていくのが一番望ましい形だと思うんですよ。  そのために行政の保育士としてですね、もし、そこの園がそこまでの認識までなかったらですね、そこをどんどん活性化させて、ある程度のレベルまで持ち上げていくという必要性があると思います。  全て公立の保育所が厳しい子ばっかりを集めていると、そういった認識というのはですね、本当は望ましい形ではないと思います。全ての園が全ての場所でですね、そういった子どもさんを受け入れる体制をつくる。そのためには春日市としてはですね、打って出るような体制というのが今後とも強化していかなくちゃいけないかなと思っております。  そのために、今、2園保持はしているんですけれども、1園でですね、そこをキーステーションとして、そして、その余力を集めてですね、人材を活用できるような体制に持っていこうかなというふうに考えているところです。  そのための一つの方策として、2園じゃなくて1園を民間に、公立から外してですね、そして、人員を集約して、そして、そこから発信していくというふうに考えているところです。  また、議員さんといろんなところのですね、議論を今から重ねていかなくちゃいけないとは思っておりますが、市としてはですね、地域と、いわゆる発達支援を全員で見るという視点のもとでですね、頑張っていきたいなというふうに考えているところです。  ありがとうございます。 577: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。
    578: ◯委員(北田 織君) 僕が言ったことがちょっと誤解を招いてはいけないんだけれども、直営のところに、そういう症状をお持ちの方とかいう人たちを集めてくださいという意味で申し上げているんではない。それは当然、各保育所の方もこれは取り組まなきゃいけないことであって。ただ、それが増加傾向にあること等も事実でしょうし、先ほど言ったような緊急的な保育、要するに虐待であるとかいろんなもの、そういったものについては、やっぱり僕は直営できちんとした対応をやるべきだろうというふうに思っているわけです。それを今からどういうふうに展開されるかは別問題としても、そういった直営としての果たすべき役割というのもあることについては、また、僕ももう少ししっかりとこれは議論をして。先ほど言われたこと等をもう少しシミュレーションというか、こうしたときはこうなりますよというものをぜひ指し示していただきたいなというふうに思います。 579: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 580: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 御意見ありがとうございます。  平成7年のことをお話しいただいたんですけど、直営保育所に求められてるものというのは、現在もやっぱり変わりはないのかなという考えです。それから、当然、直営保育所としては、今後はですね、そういった要保護児童とかの部分、緊急の受け入れとかには特化していくところの部分はあるんだと思うんですけれども、平成7年当時もそうなんですけど、その目的に公立保育所の果たすべき役割というところに沿ってですね、事業をずっと、これまでも、過去もずっと調べたんですけど、やはり目的は変わってないんですね。そこを進めていくにはもっと進めないと。ちょっと趣旨は違うというふうにおっしゃられたんですけど、本当に公立の保育所だけが担っていくだけでは、今後はもう賄えなくなる。  また、行政という面、それから、行政職の保育士という面でですね、極論すると、それこそ私の立場なんかも保育士でもいいのではないかなと思います。そういった職員の育成という面でもですね、やっぱり余力がないためにそこまで手が回ってないという状況は現状あります。  それから、特別支援保育についても、やはりなかなか段階が、職員の中にはですね、もう研さんを積んで、本当はもうよそに指導に行けるレベルの者もいるんですけど、そこもなかなか今一歩進んでないという。  それから、小学校との接続、連携であっても、進もうとするけど途中で切れたりとか、なかなか進まない状況があるので、そういった部分の役割をもっと行政職の保育士として果たしてほしい、そういった思いが強くございます。そこをより進めていきたいというふうには、現在のところ、考えております。  以上でございます。 581: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 582: ◯委員(北田 織君) 行政改革推進委員会の話をちょっとしましたけど、恐らくそのときに、僕の記憶では最低2園は残すというような結論になってたんじゃないのかなと思うんですけれども、それは、部長。 583: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 584: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 御意見の中ではですね、それが確定路線というか、御意見の中の集約の中にはそれが出てあったという記憶はあります。  ただ、今の状況でですね、例えば、2園で保育士がですね、異動することによって、切磋琢磨をして、そして競い合っていいものをどんどんとっていこうという環境をですね、吸い上げるためには複数園あったほうが、それは望ましいかなとは思っております。  現在ですね、2園を一つの園に集約するということでですね、今、一つの試みとして、保育士の経験値を上げるための方策にはなるかもしれませんけれども、くれよんクラブ等の行き来を始めてはいるんですね。そういったところで発達ケア、いわゆる、配慮が必要な子どもたちへのですね、レベルアップをするための方策というのを、少し別な代替的なやり方でですね、するように今ちょっとシフトしているところはあります。  今後ですね、小学校、中学校に上がるときにふぐあい、また、不適応を起こすような子どもさんたちを減らすためにもですね、幼少時期においてトータル的なケアができるようなですね、セクションというのもちょっと今、構想の中には入っておりますので、その中にいかに保育士を入れ込んでですね、違った視点、また、大局的な視点で保育士のレベルを上げようといったこともちょっと考えておりますから、そういった視点を持った保育士を養成し、そして、いろんな私立園のほうにそれを伝播していく。そういったほうがより子どもたちにとってもいいんじゃないかなというふうに考えているところです。  いろいろ御意見を伺いますけれども、そのときの状況とですね、今の状況は社会情勢または発達に課題がある子どもたちの増加、全国的な増加というところを見てですね、やっぱり少し代替的な動きも必要じゃないかなとは思っております。  全て行革のために2園に1園にするという考え方に立脚した捉え方ではないということをですね、申し添えたいと思っております。 585: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 586: ◯委員(北田 織君) ごめんなさい。時間があれなんですけど。  僕はいろんな意味で、今部長が言われるような形で直営の保育士の方の質がずっと上がっていったりして、今から先は当然、今言われるように他のところに影響も与えると思うんですけれども、もう少し地域支援事業というものも、もっと重要な役割を果たしてくるようになると思いますので、そういうこと等から考えれば、保育士の人数の問題にもかかわることなのかもわかりませんけれども。僕はどちらかというと、今からそれは、だから、2園必要なのかどうなのか、保育士の人数の問題もあって、その人の役割の問題もいろいろあろうかと思いますけど、しっかりまた議論をさせていただければなと思います。僕は必要だと思っています。 587: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。船久保委員。 588: ◯副委員長(船久保信昭君) 9月の定例議会で放課後児童クラブの指定管理の件で、今日報告があったので、ちょっとこれに関連するかもしれません。従来ですね、今、実際に指定管理を受けられている子ども未来ネットワーク春日ですね。これは多分、指定管理が始まってからずっと今までされてたかと思います。今、実際、職員さんという方々は今後どうなるのかとか。多分、このまま職員さんが引き続き働けないということになると、今後ですね、来年の3月までに多分ぽんぽんとやめていかれる方も出てくるかなと。そういうところで、何か決まり事というか、何かはございますか。 589: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 590: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これは指定会社、公募の中でも御提案をいただいてるんですけれども、できる限りですね、新しい候補者のほうで雇用をしていきたいということで御提案をもちろんいただいてますし、春日市の放課後児童クラブは非常に規模が大きいです。人数も多いですし、当然のことながら、やはりなれた支援員さんがですね、いらっしゃって、継続していただくほうがより運営はスムーズにですね、移行しやすいと思いますので、そこは新しい候補者の御議決をいただきましたら、今の指定管理者と春日市も入って協議をして、それから、現在の従業員の方々にもお話をしていくことになると思います。 591: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。 592: ◯副委員長(船久保信昭君) そうしますと、今のところ、まだ決まってないという。 593: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 今は候補者という段階です。 594: ◯副委員長(船久保信昭君) それと、これは実際、指定管理、次、決まったことの利用者への通知というのはいつごろされるかは。 595: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 596: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 先日、8月16日なんですけど、現指定管理者のほうとですね、意見交換会をさせていただいております。その中でですね、今後の9月13日にはですね、保護者の代表者と会議をして、その後、保護者等にも御説明をしていきたいということでしたので、御議決をいただいた後にはなると思いますが、そのときには、現指定管理者に、もちろん新しい候補者のほうも入っていただいて、説明が必要なのかなと思っております。 597: ◯副委員長(船久保信昭君) 議決がないと話はできんのじゃないですね。 598: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今、ちょっと言われましたけど、これは議会に、議案に出しますので、そのときに議案のついでにですね、確認していただいたほうが、ほかの議員さんの方もやっぱり心配されると思いますので、その分は御了解いただければと思っております。 599: ◯副委員長(船久保信昭君) わかりました。 600: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 601: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上で、福祉支援部に関する報告案件は全て終わっております。   以上です。 602: ◯委員長(内野明浩君) それでは、以上で福祉支援部の調査事件及び報告を終了いたします。   それでは、ここで暫時休憩いたします。どうもお疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後4時46分                 再開 午後4時49分                ──── ─ ──── ─ ──── 603: ◯委員長(内野明浩君) 引き続き、委員会を再開いたします。  その他、委員から何かございませんか。   米丸委員。 604: ◯委員(米丸貴浩君) 福祉支援部の皆さんがいるうちに言えたらよかったんでしょうが、先般の学童保育の管内視察をやって、いろんな課題等々が出てきて、これはこうじゃないかというのは、各委員さんの中ではいろんな御意見等々あったみたいだけど、委員会として、やはり執行部に何らかの形で物申すべきじゃないのかなというふうに私は思っているんだけど。どうなったんでしょうね。それが大事じゃなかったのかな。もう夏季学童もあと10日もすると終わってしまうんですけど。こういうのはやっぱり委員会としての見解として執行部に言わないとというふうに私は思うんだけど、ほかの委員の皆さん、どう思いますか。私だけが言ったってしようがないんで。委員会の総意であるべきなのかなと。 605: ◯委員長(内野明浩君) どこら辺でそれをするの。 606: ◯委員(米丸貴浩君) できれば帰ってきて、ここで皆さん、議論したでしょう。これをまとめて、こういう課題、こういう課題。それに対しては、こういう処置が望ましいというのを委員会としてちゃんと決めて、それを委員長が諮っていただいて、ああ、それでいきましょうとなれば、それを部長なり課長に提出してほしいなと。  やっぱり指定管理者制度ですので、我々が直接、ネットワークには言えないから、あの場では言えないですよね。「おかしいじゃないですか、何ですか、これ」って。ですから、帰ってきて、やっぱり取りまとめをして、委員会の総意を得た上で出すのが望ましいかと思っています。 607: ◯委員長(内野明浩君) なるほどね。わかりました。今後、じゃあ、そういう形をとりたいと思いますので。北田委員。 608: ◯委員(北田 織君) 今回は特に、大谷小学校のあれは校務員室というんですかね、あそこはもう、あれは6畳、部屋が2間でしたかね。あそこに28度も室温があって、僕らも入った途端にむっとして、においがしたりとか、やっぱりああいったところは早急に改善が必要だったのかなという。  そういった部分からすれば、僕らから管理者に直接言えるわけじゃないので、早急に取り組むべき案件については、ちょっとまとめて、委員会なら委員会として、執行部に要望を出して取り組んでもらうというような。  聞いたところによると、すぐにあれから二、三日後にはクーラーがついているという話も聞いたんだけれども。ちょっとこれも、ええ、そんなに早くつくのかなという思いがしたり、それであそこに働いてる方、子どももだろうけど、この辺なんか水浴びしたのかというような姿だったし、働いている人は働けないですよね、あれじゃあ、やめていきますよね。  そういう思いがしたので、やっぱり職場環境を改善するとか、早急に必要なものについては、これは僕も反省しているわけですけど、やっぱり早急に委員長にでも言って、協議をして、要望をきちっと出すということをすればよかったかなという。 609: ◯委員長(内野明浩君) 今日のその他のその他でやればよかったね。そこでね。 610: ◯委員(米丸貴浩君) まあ、一番いいのはやっぱり当日ですね。結果論としては、翌日に扇風機が3台入った。それから、翌々日にはエアコンがもう1台追加になって入ったというのが、私も確認しましたけれども。それはあくまで用務員室、校務員室、あそこだけの問題で、ほかにも課題はいっぱいありましたよね。だから今回、あのような状況下で健全な春日市の保育が進められていないという状況から指定管理者の選考委員会でもかわったのかもしれませんね。  今後は新しい管理者がどういうふうな保育をしていくのかというのは、我々委員会も当然また現場を見ていかないといけないし、残りのあと何カ月かな、これは子どもたちにとっては管理者がかわるなんて関係ない話だから、その後の改善がちゃんと処置されているかというのは委員会として見ていかないといけないというふうに私は思っています。  委員長、いずれ課長からその報告、どうなったのというのは確認されたほうがいいですね。 611: ◯委員長(内野明浩君) したほうがいいですね。 612: ◯委員(米丸貴浩君) ここで、また9月の次の委員会になるかもしれないけど、やっぱりさせたほうがいい。 613: ◯委員長(内野明浩君) そうですね。済みません、私もそういうふうな状況になっているの知らなくて。済みません。 614: ◯委員(米丸貴浩君) よろしくお願いします。 615: ◯委員長(内野明浩君) そうですね、はい。 616: ◯委員(米丸貴浩君) 文書でもらえば。 617: ◯委員長(内野明浩君) 改善点をね。 618: ◯委員(北田 織君) ぜひですね、子どもたちの置かれている環境は変わらないので、運営するところが今度新しいところに法人がかわったとしても、環境それ自体はやっぱり変わらないですよね。施設であるとかいろんなものは。だから、そういった部分では一度きちっと整理をして、新しく指定管理者になられるところに対する要望事項も含めてということで協議をして、まとめたほうがいいのかなという。いいのかなじゃなくて、まとめるべきだろうというふうに思います。そして、きちんと行政にも要望書を出すということのほうが望ましいと思うんですけどね。 619: ◯委員長(内野明浩君) わかりました。原委員や飯田委員はどう思いますか。 620: ◯委員(原 克巳君) 私も現状、見させていただいてですね、持って帰ったけど、どうしたらいいものかなというのが正直あったところで、今、米丸委員からもお話があったんですけれども、やっぱり意見を出し合って、まとめてですね、こういうふうに考えていったほうがいいんじゃないかとか。今回、たまたま余りにも環境がひどくてですね、喫緊にという雰囲気があったのでというところもあるかもしれませんけど、そうじゃないにしても、やっぱり研修、視察とかに行かれた後には、まとめじゃないですけれども、こういうふうに思ったとか、いろいろ御意見等あると思いますので、それを、執行部に言う言わないという前提じゃなしにしても、意見として集約してですね、今後の方向性を固めていくとかいうのをつくっていったほうがいいかなというふうに感じました。 621: ◯委員長(内野明浩君) 本当に、この前の視察が終わってからの委員会ですからね。まず、そこでやっぱり話し合いの場を持つべきでした。それは済みません、本当に。今後、以後気をつけるようにいたします。  そうしましたら、これでほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 622: ◯委員長(内野明浩君) では、これで委員会を終了いたします。本日の委員会を散会いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後4時55分...